LetLifeLoose

映画、漫画、革のブログです

【作品紹介】タブレットハンドル


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ネーミングこれでいいのかはちょっと微妙ですが、

初盆で実家に帰ったときに弟が合成皮革でできたものを使っていまして

 

belphegor729.hatenablog.com

 

「ボロボロになってきたんだけど作れる?」

と聞かれたので


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と、その場で型紙をつくって、千葉に戻ってチマチマ作ったのがこれです。

 

なんに使うかわかります?

 

ボタンがついていて、パカッと開きます。


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正解は、タブレットに付けて指を通して固定するアイテムです。

こんな感じ


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指を通す


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多分のれの派生ですよね

 

 

 

支持力もなくはないですので、スタンドとしても使えなくはない的な。

 

もしほしい方いらっしゃったらコメントでご相談下さい

おつくりしますよ!

 

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【作品紹介】藍染めレザー×黒桟革札入れ

参加予定のジャパンレザーアワードの出品作品として、札入れを作成しました。

テーマは、日本文化としての藍染めと漆です。

漆は黒桟革

藍染は、自身の手染めです


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belphegor729.hatenablog.com

 

また、縫い紐は蔵前にある草木染めアイテムのお店MAITOさん

で購入した藍染め紐を蝋引きして使用しています

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内側から外側に穴を開けたため外側の縫い目がガタガタしているのがくやしい!

また、染めたあとの革か仕方がわからず反ってしまったりシワが入っているのも何とかしたいところ。

ただ、特に藍のムラ染めはとても美しく仕上がったと思うので、これは続けていってブラッシュアップしていきたいと思ってます。


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正直もう少しなんとか出来たのではないかと反省することしきりですが、

今年はまず出品することが目標。

今年をベースに年々クオリティをアップさせることを目標に参加し続けようと思っています。

 

 

belphegor729.hatenablog.com

 


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革を藍染めしてみました

レザーアワードの作品提出のため、革を藍染めしてみました。

 

使うのはこちら


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レザークラフトフェニックスさんで購入した、人工タンニンで鞣した真っ白な革と

藍染キットです。

 

また、藍染液はアルカリ性で、革にあまり良い影響を与えないので、別途酸性の液体を買い増しよう。

ビオレも肌に優しい弱酸性です。

革も同じですね。

フェニックスさんでも酢酸を売っていますが、

私はホームセンターにある酢酸を主成分にした防虫スプレーを使ってます。

吹き掛けられるので便利。

正直お酢でもレモン汁でも良いと思います。

 

さて、実際に藍染めしてみます。

キットのなかに入っているのは

 

乾燥した藍と
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その溶解材なるものです。


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本来は一袋を丸々5リットルの水に溶かすのですが、5リットルってかなりあるんですよね。

結構使用後の扱いに困るので、500ミリリットルに目分量でとかしていきます。

おおよそ10分の1?

今回は、それを筆で塗っていきます。

 

あ、藍染液とてつもなく臭いので、外でやりましょう。

 

Indigo dye

 

それを乾燥させたのがこちら


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なかなかおしゃれな感じ。

ただ、ここで問題が…

濡らしたことで縮んでしまいました…。

乾かすのに時間がかかるのでさきにカットしてから染めたのですが、大失敗です。

染めてからカットしましょう。

 

それでも、なかなか良い感じにムラ染めができたのではないでしょうか。

白牛革も、青がきれいに入るのでかなり良い革です。

 

藍染、と言うと結構大変そうに聞こえるし、まぁ実際本藍染はもっと大変らしいのですが、このキットはかなり簡単に藍染を楽しめます。

勿論染めるのは革だけでなく、衣類なども染まりますので、お手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

SEIWA KONYA-I パック

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【作品紹介】小銭入れ

【追記】レザークラフトフェニックスさんのブログで本アイテムを紹介していただきました!

お客様作品紹介:サッビアのカード小銭入れ | phoenix blog

 

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会社の同期にレザークラフトを始めたことを話したら、いい感じの小銭入れがほとんど無いか、あっても高いという話を受けて、じゃー俺が作ってやろうと言うことで作ったのがこちらです。

 

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形状は本当にシンプルに。

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背面と蓋、前面にカードポケットを3つ用意


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収納部分は、小銭の額で入れる場所を分けたいと言うことで2部屋にしています


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カードを収納するとこんな感じ。

前面のポケットが深すぎたので、ここは要修正ですが、コンパクトかつシンプルに仕上がったのではなかろうか。

あとは、素材の厚さなんかも色々試行錯誤してもいいかもしれない。

なかなか個人的にもデザイン気に入ったのでがしがしつくっていくことになりそうです

 

追記

同じデザインで型紙ブラッシュアップしたものを、メルカリで販売中です!

 

 

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JAPAN LEATHER AWARD 2019 にエントリーしました。

昨年のレザーアワードを二子玉川で見に行った時に決めていたことではあるのですが

今年のレザーアワードにエントリーしました。

 

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私のような初心者が出てもいいのかな?という空気を感じたところもありますが、

一つ目標をもってレザークラフトをしてみようと思ったのも理由ではあります。

とりあえず一案は作成済みなので、もう一つくらい期間内に作成したいと思っています。

 

正直ベストデザインの提示もフューチャーデザインの提示もできませんが、

コンセプト押しで何とか乗り切ってみようと思っています。

 

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【作品紹介】ロングウォレットver2

前に作った床革ロングウォレットの型紙を修正してみました。

 

 

belphegor729.hatenablog.com

 


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構造を簡略化して前作よりも薄くしてます。



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アッパーはレザークラフトフェニックスさんで購入したタンニン鞣しのカーフ「ヴィッテロ・フィオーレ」の床革

 

 

belphegor729.hatenablog.com

 

しっとりとした手触りのよさで床革だとは思えない品のよさです。

ただ、財布の表面はもっと固い革の方が良さそうですね。

財布でブライドルレザーとかタンニン鞣しのしっかりした革が好まれる理由が良くわかります。

他の革を使うなら強度が下がらない薄さをこれは検討しないといけないかなぁ


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中身はこんな感じ。

縫わない革小物を製作しているじゃっかんさんというかたから購入した革を使っていて、一部サッビアというまでに日本の革を使用しています。

じゃっかんさんの革はカチッとして良いです。

こういうのをアッパーに使いたい。

直線的な構造にしたので、ガタガタしているのが目立ちますね…

型紙にカード入れの革のガイドを、引いておくべきか。


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札入れの部分を一番簡略化してます。

これくらい開けば十分かな?


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小銭入れはちょっと思っていたのと構造が違っていたのでまちを取っ払っています。

本当は片マチにしたかった。

ver3では片マチでつくろう。

 

練習という意味で同じ形のものを3回くらい作ると色々とわかることが多いそうです。

もうちょっと作り続けてブラッシュアップしたいところです。

今のところ販売予定はないですが、購入したい方がもしいらしたらTwitterでDMください。

 

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環境から革質を考察してみる

 昔の革は、今の革よりも質が良かったという話をよく聞きます。
 
 もしくは、昔はよい革を安く手に入れられた。60年代のレギュラーラインの革靴で使われている革が、今の上級ラインの革よりも良い革を使っている、等々。

 その原因が
 1牛肉の消費量の減少と、それにつられる形でいわゆるカーフの原料となる子牛の消費量の低下による原皮の貴重化。

  特に日本では子牛を食べる文化がないですからね。子牛の原皮はほぼヨーロッパから輸入です。昨今のベジタリアン志向や動物愛護の動きから食肉の消費量は一時期よりも確実に低下しています。

 


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 2環境問題への対応による、廃業、鞣しのレシピの変化。または処理コストの上乗せ

 

 1は価格上昇の直接の原因ですね。
 2も、ノウハウの断絶や、質の変化・事業を行うコスト上昇による価格上昇の原因となります。

 タンナーの事情は分かりませんので具体的な数字で語ることはできませんし、タンナー見学とか行ってみたいのですが機会もなく、ネット上の知識しかありませんが
 多少、環境関係の知識があるので一般論として、この環境問題によるタンナーへの負担についてちょっと論じてみようと思います。

 思考実験です、実際に沿うかどうかは正直わかりません。

 

はじめに


 基本的には日本の事情でお話ししますが、海外であっても大きくは変わらないと思います。
 まず、革の鞣しは、大前提として、水を大量に使います。

 海外のタンナーも原皮の輸送時間が短いこととと合わせて、良い水が大量に手に入るところに立地していることが多いそうです。

   そう考えると、海外から原皮を輸入するその時間は革質を考える上で海外産に対するハンデになりそうですね

 では、簡単に皮を鞣す工程を書いてみましょう

 
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 この図のうち、水色が水を多量に使用する工程です。  

 最初の洗浄で発生する塩水や、
 石灰漬けする液、
 タンニンやクロムの入った液体をそのまま取水した川に流すとどうなるか。
 当然川は汚れ鞣し工場の規模によっては生き物が住めない川になってしまいます。

 日本では、このような汚れた排水を流す施設に対し、その排水量と、業種に応じて排水水質を規制する
 「水質汚濁防止法」
 という法律があります。

 

水質汚濁防止法とは

 

 水質汚濁防止法(以下水濁法)は、


 工場及び事業場から公共用水域に排出される水の排出及び地下に浸透する水の浸透を規制するとともに、生活排水対策の実施を推進すること等によって、公共用水域及び地下水の水質の汚濁(水質以外の水の状態が悪化することを含む。以下同じ)の防止を図り、もって国民の健康を保護するとともに生活環境を保全し、並びに工場及び事業場から排出される汚水及び廃液に関して人の健康に係る被害が生じた場合における事業者の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図ることを目的とする
 (法第1条より)

 


 とあり、日本3大公害のうち
 「イタイイタイ病」
 「水俣病」
 が企業活動から排出される排水により生じたことから、そのような排水を法的に規制し、人体の健康を保護するために1970年に制定され、幾度の改定を経て規制が強化され現在に至っています。
 少し端折っておりますので、正確な経緯についてはWikipediaをご参照ください。

 水濁法は、環境への負荷が高い排水を流す可能性がある施設を「特定施設」と呼称し、特定施設のある事業場を「特定事業場」と呼称します。
 この特定施設は全部で74あり、
 タンナーはこのうち

 53 皮革製造業の用に供する施設であって、次に掲げるもの
 イ 洗浄施設
 ロ 石灰づけ施設
 ハ タンニンづけ施設
 ニ クロム浴施設
 ホ 染色施設
 
 を有する特定事業場ということになります。
 上記施設を有しないタンナーはないと思いますのでタンナーはもれなく水濁法上の特定事業場ということになり、排水量と、鞣し方で排水に規制がかかることになります。

 

 では、タンナーから排出される水の汚れはどのようなものか、そして、どのように規制されるのかを見てみたいと思います。

 

法律とタンナー

 
 先ほどの工程をもう一度確認すると
 原皮の洗浄工程で塩水及びごみが、
 石灰づけ工程で石灰水が、
 おそらく鞣し工程ではほぼ排水は出ないと思われますが
 その後の洗浄工程で、
 タンニン鞣しでは純粋に汚れた水
 クロム鞣しであればクロムを含む液体が排出されます。
 また、タンナーでは皮革によっては染色も行っていると思われますので
 染料も排水に混ざることを水濁法は想定しているようです。

 その場合想定されるのは、
 石灰水により排水がアルカリ性になり、
 塩水やタンニン、染色剤により水の汚れ(BODまたはCODという)が高い状態にあり、
 また自然に分解されないような微小なごみ(SSという)も高いと思われます。

これらの項目の環境基準は、地域ごとにより厳しい場合もありますが
pH 5.8~8.6
BOD 160mg/L
SS  200mg/L
(排水量が日平均50㎥以上の事業場に適用)
という規制基準がかかります。

また、クロム鞣しを行っている事業場は、基本的には無害な3価クロムを使用していますが、このクロムにも排水基準があります。
また、3価クロムは熱を与えることにより有害な6価クロムに変性する場合がありますので、タンナーは6価クロムについてもある程度考慮が必要になります。

六価クロム 0.5mg/L
クロム   2 mg/L
(排水量が日平均50㎥以上の事業場に適用)

ただ、下記サイトを見ると、鞣し工程で排出される排水はあまり水質に影響を及ぼさないようですね。
https://www.prestpatina.com/blogs/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E9%9D%A9%E3%81%A8%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97

 とはいえ、昔のようにクロムを大量に使用しての鞣しは、なかなか難しいのかもしれません。 
 タンニン鞣しも、鞣し液そのものが川の水にとっては汚れですので、その水を浄化するのに非常にお金がかかり、その分がコストに上乗せされたり、クオリティが下がっても、環境への影響が少ない鞣し液にレシピを変更したり
 企業努力があるのかもしれません。

 

   と、おもったのですが、皮革産業が盛んな姫路の市役所に問い合わせをしたところ、姫路市内のタンナーで場外に排水をしている会社はないとのことでした。

   ぜんぜん違った💦

 

   水質の規制は川などに流す水について設定されるそうですので、その点で法律上の義務はないですが、

    ただまぁ大量に水を使って、その水を循環させるにしてもいずれ汚くなりすぎて使い物にならなくなれば、産廃として処分しないといけないはずなので、処分費用がコストに上乗せされることにはなると思われです。

 

 

    まとめ

   ちょっと想像していた帰着点とは違いましたが、タンナーと環境規制について、ちょっと調べてまとめてみました。

  法律の施行時期等を考えると 正直革質が落ちたり、タンナーが廃業したりは影響がないとは言えないけれど別のファクターの方が大きそうだなぁ…

 

弟と一緒にベルトを作った話

 

 先月久しぶりに弟とあったんですよね。

 子供連れて埼玉の弟の家に行って、かわいい猫のぺいちゃんとそのとき存在を知ったトカゲのぜんちゃん(まさかのゼンデイヤから名前を拝借)とまったりとした時間を過ごしていたのですが、そのときレザークラフトの話になりまして、興味があるようなので一緒にベルトを作る約束をしたんですよ。

 手っ取り早く作れて、それなりに実用性があるのがベルトだと思うんですよね。

 で、先週末弟を呼んで、お子と戯れながらベルトを二人で作りました。

 ベルトは、今回はレザークラフト・ドット・ジェイピー さんで購入。

 レザークラフト・ドット・ジェイピーさんはセール品が多く、一度使ってみたかったのですが、送料無料になる金額が8000円以上で、ちょっとタイミングがなかったんですよね。あ。ルガトーが安い。メール便で送料200円弱か・・・床革もらえるか聞いてみようかな・・・

 今回は、アメリカのハーマンオーク社のブライドルレザーを使用したベルトを購入しました。

 プルームはあまりないですが、植物タンニンでしっかりと鞣されたかっしりとした革質です。うーん。一度プルームがっつりなブライドルレザーでベルト作ってみたいなぁ。

 良い革のお店知ってる方がいたら教えてください。フェニックスさんのカッソーロもかなり良い革なんですけどね。

 

 ということで工作開始です
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 弟氏。まずはバックルのピンを通す穴をパンチで開けます。

手前に転がっているのはお土産の出来立てプレスバターサンド

 

buttersand.com

 

相変わらず激うまですわ


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ベルトの先端に2か所穴をあけたら、その穴をつなげる形で切ります。 



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ざくざく

 


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 今回はベルトを縫ってバックルを固定するので、縫う場所に線を引きます


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 バックルを入れて糊で固定


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 バックルを縫って固定したら、ベルトの長さを調節してヘリを落とします。

ヘリ落としは大好きレザークラフトフェニックスさんで購入した両面ヘリ落とし。

 

belphegor729.hatenablog.com

 

 

超便利


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 切れ味が鋭いのでスーッと切れます。


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 ベルトピンの穴をあけて、完成!

イヤーかっこいい。ナチュラルカラーなので、いい感じにエイジングしますね。


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私が作ったのはこちら

ブラックのベルトをCleaf以外にもう一本欲しかったので作りましたが、いい感じ。

コバは染めたほうが良かったかなぁ。

 

belphegor729.hatenablog.com

 

 

今度、縫わないベルトのつくり方もアップする予定ですが、

ベルトづくりは簡単でいい感じになるのでぜひチャレンジしてほしいですね!

 

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【作品紹介】床革ロングウォレット

そろそろ財布系に手を出したくて、ネット上で型紙をダウンロードしてロングウォレットを作成しました。

今回は試作と言うことで、レザークラフトフェニックスさんで購入した床革のみを使っています。使用した床革の枚数はA4サイズ4枚

ただ、結局使わなかったパーツがあったり、簡略化できそうな部分もあったので、実際には3枚弱で収まりそうです。


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アッパーはオイルドレザーのイビサ

オイルがたっぷり充填されているので床革もオイルドヌバックの様なしっとりとした手触り


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カードポケットは、サッビア、アラスカ、ヴィッテロフィオーレの床革

特にヴィッテロは床革も手触りが素晴らしいです。

床革=銀なしスエードっていっちゃダメかしら?

本番はカードポケットにオリジナリティを出したいところ。

 


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コインケースと札入れは独立した構造になっているのですが、ここは工作難易度が上がるけど一体化させても良いかも。


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コバの磨きはこれからも要精進ですね

 

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【作品紹介】ミュージアムカーフ札入れ

半年ほど前に少量のミュージアムカーフの端切れをてにいれまして、久しぶりに型紙を起こして作品を作りました。

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端切れからある程度大きい面積が取れたので

お札入れです。


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開いた形はこんな感じ。

やっぱりミュージアムカーフはいいですね。

ムラ感に味があります。

ミュージアムカーフの靴ほしい

 

 

belphegor729.hatenablog.com

 


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開くとこんな感じ。

オリジナリティを出したくてカードー収納をジグザグににしてみましたが、見た目も面白く利便性もなかなか良い感じです。


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色い収納してみるとこんな感じ


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片側はお札も何とか入りますが、それよりはキップとか領収書とか小さいものをいれる感じ。

ジップかなにかを付けて、小銭入れにするのも面白いかも


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もう片側は札入れスペース。

ミニマムさを優先させたので、紙幣が少し見えちゃいます。

紙幣が隠れるように大きく型紙を変更するが悩み中

 


一番の問題はコバなんですよね。

クロム鞣しはコバが磨けないと聞いてはいましたがここまで変わらないとは。

コバワックスを使ってしっかりとコーティングしないと美しいコバにはならなそうです。

協進エル 皮革用 コバワックス 25g 白 1181025-01 81025-01

協進エル 皮革用 コバワックス 25g 白 1181025-01 81025-01

 
協進エル 皮革用 コバワックス 25g 黒 1181025-02 81025-02

協進エル 皮革用 コバワックス 25g 黒 1181025-02 81025-02

 

コバワックスが手元になかったので

昔zinryuさんに教えてもらって作った自作のワックスが手元にあったので、代わりに使ってみたのですが少し弛すぎるよう
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クロム鞣しの革も格好いいから、本格的に使うようになればコバワックスもつかいこなせるようにならないとなぁ


『ミュージアムカーフ札入れ(¥3,500)』 フリマアプリ「メルカリ」で販売中♪ https://item.mercari.com/jp/m82593363247/

 

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クラッチバックワークショップに参加してきました!

 7月6日土曜日に
 TwitterでフォローさせていただいているTomiさんのお誘いで
レザークラフトのクラッチバックワークショップに参加させていただきました。

 

 場所は、浅草橋にある「友安製作所Cafe」さん
https://tomoyasu.co.jp/cafe/
 こちらは整形靴職人の野口さん主催のファーストシューズワークショップでも一度利用させていただいているのですが 
 広く明るいワークスペースで、併設井しているCafeで飲み物も購入して作業ができる良いところです。
 
 駅から近いのもイイネ!

 参加者は同じくTwitterでフォローさせていただいている 
 バロン阿部さんとnohu4さん
 
 バロンさんとnohuさんは先週のEnlighatmentでもお会いしているので1週間ぶりです。

 ワークショップはTomiさんが用意した型紙を元に作っていく感じですが、3者いると3様で
 私は、クロム鞣しのシボ革で、革が足りなかったので、2パーツに分けて縫い合わせる工程があり
 バロンさんは栃木レザーを使用して縫い代を鋤く工程があり
 nohuさんはヌバックレザーに裏張りをして高級感のある感じに

 なかなか面白いです。

 ということで実際の作業なのですが
 2枚を縫い合わせる作業に手こずりまくり、例によって写真が少ないという失態。
 クロスステッチという技法を使ったのですが、これは厚く硬い革で断面がきれいだとうまくいくのですが
 今回私が使った革はクロム鞣しの柔らかい革で、切り口もフリーハンドだったためにあまり断面がまっすぐとは言えず、ちょっと不本意な感じに。。。


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 バロンさんは、初めてということもあって縫い方の練習も別途されていましたが、やはり器用な方は何をされても上手。
 すぐに習得されていました。
 問題はバロンさんの革はカッチカチで縫った後に縫い代を隠すためにひっくりかえせるか。
 完成したら格好よそうです。

 一番順調なのがnohuさん。裏をきれいに張るのが大変そうでしたが、張ってしまえばあとは縫うだけなので、経験者でもあることもありサクサクでしたw

 
 初めてのレーシングポニーに感動するnohuさん


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 その後自作されてました。すげー

 

 

 私も時間がかかりましたが何とか完成
 余裕ができたらボタンをつけてしっかりと焦れるようにしようと思います。
 紐でくるくるってやるやつもいいなぁ


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 バロンさんは鋤きに時間がかかり1辺を縫い終わった時点でタイムアップ
 


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 しかし自宅ですぐに完成させていました。
 やっぱりかっけー


 いつもは一人で黙々と作業してましたが、何人かで集まって作業するのは楽しいですね。

 


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 また、すべて我流で頑張ってましたので、経験者からのアドバイスはとても参考になりました。

 特に針の通し方は目から鱗。作業が超絶楽になりました

   Tomiさん御企画ありがとうございました!

 また集まってレザークラフトしたいですね!

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【作品紹介】藍染コードバン×黒桟革 時計ベルト

半月ほどかけてチマチマ作っていた時計ベルトが完成しました
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表の革は、初期の頃に自分で藍染した手染めのコードバン。

裏の革は、古くは武将の甲冑にも使われたと言われ、今人気が急上昇している姫路黒桟革

購入先はお気に入りのレザークラフトフェニックスさん

 

belphegor729.hatenablog.com

 

 

藍染コードバンは深い色味をしており、

また裏の黒桟革は腕に面で接触しないため、思ったよりもあたりが柔らかくできました。


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留め具は作業効率化と使い勝手を考えてDバックル

取り合えず完成したものの、ベルトのバランスが悪くて上手く腕の真ん中にもじばんが来ないのが今後の課題です

 

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レザークラフトフェニックスさんはおすすめのレザークラフトショップですよ!

 


 レザークラフターの皆さん革はどちらでご購入されてますでしょうか。
 ネットだったり店舗だったりいろいろなところで購入されていると思うのですが、
 私は主に「レザークラフトフェニックス」で購入しています。
 
 この度、GMOさんが主宰するネットショップの日本一を選ぶ「カラーミーショップ大賞」にエントリーしたということで、
 もともと紹介するつもりではいたのですが、応援の一環として、フェニックスさんのいいところを紹介していこうと思います!

 

【20190912追記】

カラーミーショップ地域賞おめでとうございます!!

 

 

 1.サイトが見やすい


 フェニックスさんのサイトは項目ごとに整理されており、欲しい商品へのアクセスがすごくしやすくなっています。
 また、入荷情報で在庫が復活した商品を確認できますのでそこを注視しておくことで必要なものを必要な時に購入することができますね。

 

 


 2.レザーが豊富


 レザーショップとしてとても大事ですね。
 取り扱いはイタリア系のカラフルなレザーと、国産のレザーが多いようにあります。
 トラ模様をデザインに昇華したルガトー
 独特のシボ感が美しいアラスカ
 日本の伝統を生かした黒桟革
 など、素晴らしい革が用意されてあります。
 A4サイズのお試しサイズが用意されているのも、気になるレザーを気軽に試せてとても良いです。

l-phoenix.shop-pro.jp

 

 

     3.漉き加工でできた床革ももらえる。【20190715追記】

 

    一番大事なおすすめポイントをお伝えし忘れていました。

   漉き加工自体はやってくれるお店そこそこあるんですが、そもそも加工代が安いです。

A4で200円とお手軽価格です。それ以上のサイズも一律400円

 

そして何よりも、漉き加工オプションで漉いたあとに残った床革をもらうことができます。


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床革とは言え、実質200円でもう一枚革をゲットすることができるので、試作品や練習用の革として使うこともできますし、ブランド革は床革も質が良いですので、それ事態を使っても立派な作品になるとおもいます


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 4.クオリティの高い道具がそろってる


 レザークラフトをしている人にとってはなじみの深い
 協進エル社やクラフト社の道具のほかに、少し高いですが、海外のアイテムや国産の高級品も豊富に取り揃えており、特にヘリ落としは私も所持しているのですが使いやすさを追求したその独特の形状は、使い始めたら病みつきなります!
 
 

 5.送料無料の敷居が低い


 普通のレザーショップですと、○○円以上送料無料のところが多く、フェニックスさんも同様なのですが
 フェニックスさんは購入した商品に応じて送料無料になるハードルが2種類あり、そのどちらも他店と比べて安く抑えられています。
 特に、レターパックで送れる商品に関しては
 3000円(税抜き)で送料無料にすることができ
 A4サイズの革を2枚程度と小物金具を何点か購入すればすぐ超えます。黒桟革であれば1枚でこえます。
 黒桟革高い。でもかっこいい
 ベルト革や工具などの少しかさばるものも5000円からとそこまで高くありませんので、気軽に購入することができます。


 6.アマゾンペイが使える

 

   アマゾンペイは、アマゾンアカウントに紐付けされた決済情報と配送先情報を使えるサービスです。


 これが楽でねー
 アマゾンで商品かったことない人、ネットショップを使っている人でいないと思うんですよね。
 結構カード情報入力するのが面倒くさいと思うんですけど、
そこをスキップできるのはとてもメリットが大きいです。


 ということで5点、レザークラフトフェニックスさんのおすすめポイントを紹介しました。
 カラーミー大賞についてはフェニックスさんは積極的にアピールはしない方向にしたそうですが、素敵なサイトは評価されてほしいですので、ツイートで応援報告はせず、こういう形で応援していこうと思います。

 

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高クオリティのレザーアイテムの宝庫「ENLIGHTMENT」でコンパクト財布をオーダーしました

 レザークラフトを始めた動機はいくつかあって、その一つがZinryuさんがTwitterで紹介されていた「Three2four」さんでした。
 
 Therr2fourさんは、オーダー主体で活動をされている革作家さんで、使いやすさを重視した独自の設計と、なかなか既製品ではお目に係ることのないレアなレザーを、美しいステッチワークで商品にまとめ上げた素敵なレザーアイテムを販売しています。
 
 Three2fourさんは年に2回恵比寿で開催される「Enlightment」というイベントでじかに商品を手に取り購入することができます。
 昔は恵比寿にあるSAFARIというお店でも少量取り扱いがあったようなのですが、閉店したそうですのでもう実店舗で取り扱いのあるところはないのかな?

 そんな貴重なイベントでしたので、何とか日程を調整して、お伺いをしました!


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 といいつつ、何かてんぱっていたのでほとんど写真撮っていません><

 会場には、主にクロコやエレファントなど、貴重なエキゾチックレザーを表面に使用した豪華なレザーアイテムが並んでいました。
 特にこのヌバックパイソン!

 

 


 模様の美しさとしっとりした手触りでずっと触っていたいアイテムでした。
 
 ただ、私のお目当ては、こちらのサイトで紹介のあった新作「SIZ」で、

残念ながらおいておらず
また、長財布は今使っているココマイスターが十分使える為、購入には至りませんでした。
が、
ダメもとでSIZEのオーダーをお願いしたところ
「年内にはお渡しできますよ」
とのことだったので二つ返事でお願いしました!
マテリアルは、最近私の中でブームな黒桟革(茶)とブライドルレザー(赤)のコンビ。
持ち手は黒桟と同色のリザード

実際にプロダクトを目にすることができ、その凄さを実感したうえで、オーダーを行うことができましたので、とても良い体験をすることができました。

 最後に少し、今作成中の時計ベルトについてお話させていただき、激励の言葉を頂いて、イベント会場を後にしました。
 Three2fourさんとお話ししたおかげで新しい知識も得られました。
 次の作品で取り入れて行きたいところです。

 

Enlighatmentでは、Three2fourさんのほかに
同じくレザーアイテムを販売している7senseさん
今年からEnlighatmentにさんかされた独特のハンドペインティングが美しいシューズブランドBRUSQUE HOUSEさんが参加されており
一緒に遊びに行った友人が色むらの美しい外羽根プレーントウを購入されてました。

 


 かっこいい靴だなぁ

 

 Enlightmentの後にショーンハイトとジョーワークスにお伺いしたレポです。

ご興味ありましたらご覧ください

belphegor729.hatenablog.com

belphegor729.hatenablog.com

 

【追記】商品が届きました!

 

belphegor729.hatenablog.com

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【作品紹介】アラスカレザーブックカバー

 

 一応駆け出しレザークラフターでもあるので
  たまには自分の作品をさらしてみたいと思います。

 
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 アラスカレザーと栃木レザーで作成したブックカバー
 新書サイズに対応しています。

 アラスカレザーはタンニン鞣しの革をワックスを浸透させながらシュリンク加工をした革です。

 シュリンク加工についてはこちらを参考ください。

 

 

belphegor729.hatenablog.com

 


 柔らかくしっとりした手触りと、独特のにおいにはまっております。
 イタリアのタンナーらしく、ポップなカラーを多数用意しており、今回はその中の「ターコイズ」をチョイスしています。
 
 革は大阪のレザー販売会社「レザークラフトフェニックス」さんで購入。

l-phoenix.shop-pro.jp
 ポイントは、カードサイズのポケットで、余ったアラスカレザーでしおりを作成しており、普段はポケットにしまうことができるようにしています。


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Suicaなども入れれるサイズだけど、まぁその用途で使うことはないだろうなぁ。

 

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