この映画って当初はいつ公開でしたっけ?
閃光のハサウェイもそうでしたけど
これから1年近く公開が延期された映画がどしどし公開されていくんですよね
その中でも特に楽しみな映画の一つ
ブラックウィドウ
万難を排して見に行ってきました!
いやー楽しみだなぁ
大画面で見るインファイトアクションが熱い
こう、特に特殊能力持ちというわけでもないブラックウィドウが主役ということで
どちらかというとキャプテンアメリカ的な
泥臭いいぶし銀アクションが光る映画でした。
ラストの空中戦とかは、こんだけ残骸が落下しててパラシュート無事なわけないやろとか野暮な突っ込みをしつつ、タスクマスターの無慈悲な戦闘スタイルにぐいぐいひかれていきましたし、何よりもファーストバトルですよね。
少ない動作でタスクマスターのやばさを画面いっぱいに感じることができて満足
お、これはウィンターソルジャーのムーブ、これはキャプテンアメリカ
と、「戦闘スタイルをコピーする」
という能力をファンサービス的に活用できていたのもいい
正直ロキのアクションが期待外れだったのもあり
戦闘シーンはマジで大興奮でした
ファミリーではママが一番好き
普通に知能担当課と思いきや普通にバトルもこなしちゃうママかっこよすぎ
何よりも若いですよね。
二人の子供と並んでも美貌が全然劣らない
演じるレイチェルワイズさんは名前聞いたことがあって割と知っているつもりだったんだけど、出演作特に詳しく知っているやつなかったんですよね。
何で知ったんだろう
007、1917のサムメンデス監督や、今敏監督のファンのダーレンアロノフスキー監督との交際を経てジェームスボンドで有名なダニエルクレイグとご結婚されているそうで
それで名前を知っていたのかなぁ・・・
パパは活躍しなさすぎでない・・・
半面パパのレッドガーディアンは全く活躍しませんでしたね・・・
どこかで活躍しましたっけ?
娘には邪険にされ続け、ママの家が襲撃されたときは麻酔を全身に受け即退場
タスクマスターとの一騎打ちも全カットと全くいいところなし
流石にひどすぎると思うんだがそんなことないんだろうか
折角コスチュームもあるのに・・・
こんなわがままボディなのに・・・強い・・・しゅき・・・
ってやりたかったので正直そこはとても残念。
勿論タスクマスター相手に負けなかっただけでも十分凄いとは思うんだけど
そこカットされたらなんも言えんですわって感じ。
次の登場はあるんですかね。正直あまり出番なさそうだとは思っているんだけど
キャプテンアメリカとの確執について、ちゃんと回答は出してほしいなぁと思ったり。
まぁいろんな場所で言及されている通り
レッドガーディアンとして活動している期間はキャプテンアメリカは冬眠中なので
1.超人化の際に記憶に混乱が生じた。or嘘の記憶を植え付けられた
2.ファルコン&ウィンターソルジャーで登場したイザイアのような、量産型キャプテンアメリカor原作にも登場する(というよりも後付けで”そういうことになった”だけなんだけど)米政府が用意したニセのキャプテンアメリカと交戦したことがある
のどちらかかなぁと思ってはいるけどね。
MCU的死亡フラグを立てた映画だったな
エンドゲームで退場した2人って、決意のきっかけ2人とも家族についてなんですよね。
まぁキャップは未来の家族というか、いわゆる伴侶の話ではあるんだけど
キャップは自分と離別した後のペギーと会って、ヒーローでない自分の可能性について欲が生まれ
社長は自身のトラウマであり、後悔でもある父親との関係について、自身が生まれる前から愛されていたこと、不器用な父親の愛を知りわだかまりが吹っ切れたこと、父と同じように、次世代のバトンをつないでいく決意を持ったことが最後の決断の理由だと思っていて
今回のブラックウィドウ・ナターシャロマノフについても
まさ家族の確執が清算され、トニーと同じように死を決意するに至ったことを描いただったのかもしれない。
結構MCUって文脈を大事にするというか、こういう文法、話の流れをしっかりと踏襲するイメージありますね。
そういう意味で、本作は和解と克服、決意の映画だったのかもしれない
最後に・ディズニー問題について
今回いつも使っているTOHOシネマズでは上映がなく、仕方なしにUSシネマというところで、さらに時間の都合でIMAXで見たんだけど
話に集中していたのもあるかもだけど、IMAXの良さというのは全然感じられなかったな。
多分通常のシアターと見比べてみたらわかるのだろうけど、見終わって、
「あ、そういえばIMAXだった。もうちょっと意識してみればよかった」
と思ったんだけど、意識すること自体がノイズかもしれない。ちょっと自分の貧弱な目と耳ではしっかりと堪能できなかったので、次からは通常シアターで十分なのかなぁ。
んで、IMAXで見る原因となったのが、ディズニーと大手シネコンとの確執なんだけど
ディズニー問題というよりは「ムーラン問題」といったほうがいいですね
去年の夏、コロナ問題が拡大していく中で
ディズニーは映画館にさんざん宣伝させたムーランを
映画館で上映させない
という最悪の決断をしました。
まぁ激怒するよね。そりゃすると思う
結果、その後のディズニー作品のほとんど(二分の一の魔法はプレミアアクセスなしだったのかな確か)ラーヤやクルエラなどがほとんど上映館がない状態となりました
もしかしたら二分の一の魔法以降にリリースされたソウルフルワールドも配信オンリーだったのが決裂の決め手だったのかな
最新作を映画館とDisney+の有料配信で同時公開する
というプランは、映画館での上映館数が絞られてもその分有料配信に流れるだけなので、ディズニーとしては痛くもかゆくもないのでしょう。
アメリカでは同時公開が完全に成功しているようですし、ソースを改めて探すことができなかったのですが、日本でもプレミアアクセスはそれなりの数字になっているようです
それに、もはや映画市場は日本はニッチなものとなっており、日本を考慮して戦略を立てる必要はないところまで来ている
というのも想像に難くない
なので、日本のシネコンの怒りに、ディズニーはリアクションをとる必要はないと思ったのでしょう。
ただ、日本でプレミアアクセスでブラックウィドウを見るファンたちは、わざわざディズニープラスに加入しているわけだから、一般層ではないのですよ
いわゆるロイヤルカスタマーと呼べるような客層で
本来であれば映画館で観たい人たちが、近くで上映していないから倍近くの金額を払って、そこそこの場合で一人で見ている。
私も家族が誰もマーベルに興味がないし、周りにマーベルのファンもいないので、プレミアアクセスであれば倍の金額を払って一人で、さらに言えば2時間の映画を短期間で2回も見るほど時間に余裕があるわけではないので1回こっきり見ることになります。
それってファンに対して誠実ですか?と思うんです
シネコンを非難する記事も見かけますが
「ブラック・ウィドウ」を上映しない大手シネコンの2つの誤り(境治) - 個人 - Yahoo!ニュース
いち映画ファンとして私はそうは思わない
これいじめですよいじめ
もうひとつ、上映しなかったことが大きな誤りと言いたい点がある。お客さんの気持ちをないがしろにしてしまったことだ。ディズニーにどれだけ腹が立ったとしても、お客さんを思えば上映すべきだったのではないか。
とのことだが、私は劇場に対して不義理を行ったことで、先に劇場で見たいお客さんの気持ちをないがしろにしたのはディズニーのほうだと思っている。
今どうこうではなく、状況のきっかけを作ったのはディズニーのほうだということで私はかなり劇場側に同情的です。
というか、劇場が感情的になっているのはムーラン問題に対してディズニーは何ら劇場側にフォローしなかったってことでしょう?想像でしかないけどさ
劇場としては、損をしてでもひいてはいけないところと感じているんじゃないですかね。
多分、残念ながら劇場側が根負けして最初から和解していたほうが良かった状況になるのではとは思っているけど
こういうのって、普通に学生自体によく見たいじめの典型的なパターンなんですよね。
圧倒的な強者におもちゃとられてそれを人質にいじめられ、意を決して反撃しても力の差が歴然で反撃しなかったほうがいいくらいぼこぼこにされる。
少なくとも今回のディズニーの仕打ちは一ファンとしてはそういう風に見えていて醜悪なので、歩み寄るべきは劇場ではなくディズニーだと思っているんだよね。
だんだんディズニーが作品はいいものが多いけど経営は糞って感じになってきたな・・・
近くの映画館でやってないのでディズニープラスに加入したとつぶやく人もいた。
とのことだけど、これも結局観客を人質に取っている形だし、まぁそれはシアターも同じではあるんだけど、
TwitterのフォロワーにはMCUドラマ気になるけどディズニーのやり方が気に食わないからDisney+加入したくないって人もいるからね。気持ちはわかるよ。
なるべく作品の出来とは切り離して考えてるけど、最近のディズニーはいろいろと酷すぎる
ファルコン & ウィンターソルジャー 1話 - Let Life Loose https://t.co/hmLdtYssXo
— ジュンタマシッダールタ (@june627) 2021年3月22日
バッキー&翼見たいけど、ディズニー+に金を払いたくない気持ちが強すぎる
まぁロキの最終話で作品というか、作品周りの状況にも疑問符が出てきたけどね・・・