ファーストアベンジャーを見終わったので
次はウィンターソルジャー
MCUビッグ3って、アイアンマンだと2だったり、マイティーソーだと1も2もあんまり評判が良くなくて、
ソーに至っては3でタイカワイティティ監督がメガホンを取らなかったら
クリスヘムスワースもMCUを卒業する可能性があったんですけど
それを考えるとキャプテンアメリカって全部評判いいと思うんですよね。
1もまぁ当初の評判は”地味”でしたが、今ではいぶし銀な良さが評価されていますし
3も実質アベンジャーズ2.5ですが、キャップとアイアンマンの間に流れるひりひりとした空気、何のスーパーパワーも持たない人間がアベンジャーズを追い詰めていくシナリオに引き込まれて行きますが
やはりキャプテンアメリカ3部作の中では本作が一番の完成度だと思うんですよね。
三部作の中心として様々なストーリーが交差します
1で別れたペギー・カーターとの再会
相棒として、また後継者としてキャップとともに歩み続ける
ファルコン サム・ウィルソン
そして、1で離別し、3のストーリーのカギを握る
ウィンターソルジャー バッキー・バーンズ
バッキーカッコいいよね。本当にかっこいい
クリスエヴァンスにつられてどんどんマッシュアップしていくセバスチャン・スタンですが
やっぱりこのころのスタイルが一番しゅっとして好き。
何よりもコスチュームが格好良すぎますね
ムービー・マスターピース キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー ウィンター・ソルジャー 1/6スケール プラスチック製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2014/11/28
- メディア: おもちゃ&ホビー
また、原作ではちょっとSF過ぎかつ容姿がコミカルすぎてなかなか出しづらかった
ドクターゾラ
を、テレビの中に顔がある
という特徴だけ抜き出して、サーバーの中にコピーしたゾラのデータ
という解釈で持ち出したのはかなりのテクニックだなと思うんですよね。
ストーリー自体も、味方だと思っていたものが敵だった、というある意味古典的な内容から(正直雑だけど今年の仮面ライダーも一緒よね)
誰が敵なのか、ではなく、内情を知っている敵の方位をどうかいくぐり、出し抜いていくかというサスペンスストーリーに仕立て上げたのがいいですよね。
この路線が大当たりしたことで、ヒーロー映画でもポリティカルサスペンスで評価を得られる=どんなジャンルでもよいヒーロー映画が作れる
というマーベルの自信が生まれたように感じますし
また、ファルコン&ウィンターソルジャーにまで続く
現実世界の問題とリンクするキャプテンアメリカシリーズのスタイルもここで確立したと思います。
まぁ、そういった固いことを抜きに下手アクションがカッコいいよね
エレベーター内での狭い空間を使ったアクションや
バッキーのナイフ捌きは本当に最高でした
エレベーターのシーンは続くエンドゲームでもいいオマージュがありましたね。
あのシーンは目的のために人を平気でだませるくらい清濁併せ吞むようになったキャップの成長も感じられて本当に好きです。
また、ラストのシーンで今年7月に公開予定の「ブラックウィドウ」につながりそうなシーンもありました
キエフ ウクライナ きっと映画で登場する仲間たちのことなんでしょう
この時の裏話なんかも映画で語られるのではと思うと、
何度も何度も延期しましたし、期待が高まりすぎて暴発しそうですw