Shogun 将軍 がマジで面白い
自分でも、「ここまで嵌るとは・・・」とちょっと驚いています
とりあえず初週に1,2話同時配信されて感想を書き
3話4話と視聴を続けるうちにずぶずぶとはまっていっている自覚があるので
このタイミングで中間の感想をまとめておこうかなと思います
按針役のコスモ・ジャーヴィスが格好いい
正直本作で初めて知った方ですが
格好いい。
格好良くないですか?
ワイルドで、物おじしない性格と、強い意志を持った目に引き付けられますね
日本のウィキペディアにはほとんど情報がないくらい無名の俳優なのかなぁという感じではありますが、ここからぐんぐんキャリアを積み重ねてほしいですね
リアルの歴史に縛られないのがよい
ファンタジーものだと、ヨーロッパ”風”の全くの架空の世界観で繰り広げられるなろう小説が山ほどありますし、薬屋の独り言をはじめとした架空中華ファンタジーもたくさんあると思うんです
だけど、架空の和風ファンタジーって、結構数が少ないんじゃないかなと思うんですね。少なくとも私が手にとって読んでいる範囲では皆無、なろうでもあんまり上位に来ていないんじゃないかな。
なろう基準で語ることの是非もあると思うけど、でも一番わかりやすく世のはやりを知れるのって漫画だったりなろうだったりで
そういうので人気なのって、ほとんどがタイムスリップものだと思うんですよね
信長のもとに未来人来すぎ説とか笑い話でありますが、仁、信長のシェフ、
なろう発だと
こんなのとか
このあたりが有名でしょうか
海外の歴史と違い、日本の歴史は教養として多くの日本人が知っているため、
説明不要で共通認識を活用できる代わりに、先が全く読めない楽しさのある作品は少ないのかなと勝手に思ったりするんですよね
ここでこの史実を乞う活用するのか!というのは
映画刀剣乱舞でうまく使われていたりもしましたが
よく知った世界観でありながらも大阪城くらいしか知っている固有名詞がないために
おそらく真田広之演じる主人公が最後に勝つんやろうなぁという漠然とした予想しか立てられない先の見えなさに凄くワクワクしています
それは、3話で史実では江戸時代まで生き延びる武将(をもとにしたキャラクター)があっさりと討ち死にしたり、様々な重要な歴史のポイントが次々と、フィクションの名のもとに改変されていくのがむしろ子気味良い
史実とはずれていくぶん、日本の風土、慣習について妥協しないのも
バランスが取れていていいなと思うのです
これって、原作を書いたのが日本人ではないジェームス・クラベルだからこそで
きっと、欧州の人間が日本のなろうファンタジーを読んだり
中国の人が薬屋の独り言を読んだりするのと同じ感覚を今味わっているのかしらと思うと
なかなか得難いコンテンツだよな、と
こんな原作を現代にリメイクすることを決めた制作陣には感謝しかないです
市っている世界観で、知らないってこんなに楽しいんですね
最後に
久しぶりにディズニープラスのドラマを真面目に見ています
LOKIシーズン2以来
だし、そもそもディズニー+オリジナル配信で面白かったと断言できるのWhat ifのシーズン1だけかもしれん・・・
LOKIシーズン1はラストでずっこけたし、What ifシーズン2も、アメコミの歴史改変じゃなくて、「もし植民地支配されるはずの部族の少女がスーパーパワーを手に入れたら」としか言いようがない現実の歴史改変してきてポリコレ臭が凄すぎてみるのやめちゃったし
本当にディズニー+解約しようかレベルでモチベーション下がっていたので
本作が面白くてよかったと思うと同時に、また解約するタイミングを逃してしまったというお気持ちもあったり
なんにせよ、第4話は起承転結で分かりやすいくらいの「転」でした
5話でゴロゴロと転がっていくであろうストーリーを楽しみに待ちたいところです