だいぶ今更なんだけど、
多分1年ぶりくらいにちゃんとMCUドラマを最後まで見たので
ちょっと備忘録として残しておこうかと思いまして書いています
ということで、ロキ シーズン2
ここ最近鳴かず飛ばずだったMCUの中では一番のヒット作だったことは間違いないのかなと思います
凄く評判も良いですし
良いんですが、うーん
なんか乗り切れなかった
良かったような気もするけど、周りが大絶賛しているからそう思えてくるだけのような気がしていて
具体的にどこがよかったのかなと思っても、いまいち思い浮かばないんです
正直ストーリーもいまいちよくわかっていない
これは最近私が複雑なストーリーを理解する能力を失い始めているという自覚を持っているのであまり作品のせいでもないんだろうなと思ってはいるんだけど
うーん
シルヴィが「あり続けるもの(he who remain)」を殺したことで、セイクリッドタイムラインが崩壊し始めたため、それを収めるためにあり続けるものの変異体「ヴィクター・タイムリー」を探す
というような感じだと認識したんだけど
よくわからないというよりも、どうしたいのかがわからないっていう感じなのかな
結局ヴィクター・タイムリーは役に立ったんだろうか
タイムラインを修復することについては最終的に役に立たなかった、で間違いないと思うんだけど
じゃぁストーリーとして彼が必要だったのか?というとそれもいまいち私はあったように思えない
いろいろ寄り道が多かった割に本筋にかかわっていない気がするんですよね
結局ラヴォナとあり続けるものの関係性を説明する舞台装置以上のものではなかったような気がして
感動的なラストではあったと思うものの、そこに至るまでの道がいまいち乗り切れなかった
で、私が一番残念だなと思ったのが
「これ、ここにいるのはロキなのかな」
という違和感
コスチューム着ないでずっとスーツだし
ロキというよりはトム・ヒドルストン自身なんじゃないかと
わかるよ、スタークタワーから逃げた後、TVAにとらえられて自分の未来を見させられて、一度そこで今までのロキは死んで、生まれ変わったんだろうと
そして、私がそう思ってしまうくらいトムヒがロキと一体化しているんだと
そうなんだけどさ、シーズン1の時も多分私愚痴ったんだけど
私が見たかったロキっていたずらロキなんですよ
いたずら好きで、お兄ちゃん大好きっこなロキなんですよ
このシーズン2で、彼が兄について言及するシーンはあっただろうかと
なかったと思うんだけどどうだろう
ラスト、ある意味北欧神話の運命神ノルニルのような存在になったロキが
その今わの際に兄を思い出さない違和感が強いんです
もうこのロキはソーの弟ではないのではなかろうか
ソーの弟ではないロキはそれはもうトムヒドルストンなのではなかろうか
ある意味で本作はそのために他作品から隔離され、単体で見れる作品にもなっているとは思うんだけど
その分、特に世界の外側での出来事でもあるので
MCU関連作品としての性質は凄ーく薄くなってしまっているな
というのも気になるところでした
ノーウェイホームでのストレンジのやらかしは実はあり続けるものが死んだからでストレンジのせいではない、なんて話が制作側から出ていたりするんだけど
それはちょっとつながりとしては厳しいし
MCUとのこれ以上のつながりをLOKIが持てるかというととても疑問
メビウスやラヴォナ、シルヴィらがMCUの他作品に登場するイメージがわかない
せいぜいデッドプールにしか出れん気がするのよね
立ち位置があまりにも違いすぎる
まぁ、そもそも世界が無制限に広がりすぎてLOKIどころかすべての作品がつながりそうなイメージが全くわかないんだけどね・・・
ここが今のMCUの問題よなぁ・・・
まぁ、ぶっちゃけ私が見たかったロキはソーラグナロクからつながるロキなので
インフィニティウォーでオリジナルロキが死んだ時点でかなわないんですけどね・・・
MCUどうなっていきますかねぇ