Let Life Loose

映画と革製品についての紹介がメインのブログです!特に革靴についてはディープな情報をあげていきたいと思ってます

かげきしょうじょ 11巻

とうとう既刊最新刊まで来てしまいました

 

 

10巻がさらさの暴走で終わり

11巻は過去を見つめ生まれ変わった愛ちゃんの演技で始まるわけですが

一応ノーマルの設定ではオルフェウスはさらさの演じたような陽キャのようなので、愛ちゃんのオルフェウスの方が異質なんですね。

 

でも、その異質な設定を、違和感をフックにうまく世界観を作り込んでいて、実際はそこまで演者で雰囲気が、特に同じ公園のなかで変わることはなんだろうけど

面白いよね。

 

彼女が過去と向き合って、JPXの引き出しを開けながら演技に打ち込むのもとても良い

愛ちゃんが過去のJPXに近づいていった上での小園桃との再開も先が気になる展開

 

愛ちゃんの演技が終わってからは、さらさの演技の弱点を皆が共有し出したりとか

小園桃の愛ちゃんに向けた台詞と合わせて紅華トップの退団で11完は終了と

次の演技の授業に向けて、恐らくトップになるとはどう言うことか、

そのシビアな点についてを12巻で描いていくんでしょうね。

楽しみ

楽しみだけど

12巻の発売いつかなぁ

11巻が7月発売だったから来年の1月かなぁ。遠いなぁ

 

んで、んで

11巻のスピンオフ

スピンオフは丁嵐詩織改め清水詩織さんa.k.aさらさの姉

スピンオフで一番好きなのは詩織さんという話を前にしたのは

まぁ2つのエピソード込みというところもあったりして

こちらのエピソードもめちゃめちゃ面白い。

前回で幼年期が終わり

煌三郎さんと結婚した後のエピソード

 

芯の部分は若い頃と変わらず、ちょっと大人になって、取り繕うのがうまくなって

でもこういう一通りなんでもできて、でもそういうのを見せずに、

おちゃらけて何でもないふりしたり、人付き合いがよかったり

こういうキャラ本当に好きなんですよね

うん?こう書くとまんまトニースタークだな

志織さんトニースタークだったのか

二人とも社長だしな

 

相変わらずなんでもそつなくこなすけど、かといってやりたいことがあるわけでもない

結婚してもそれは変わらず、そこから就職した会社でのいざこざを経て

同じく夢破れたはずのさらさがすぐに立ち直り、新しい夢に向かっている様に見惚れてしまう

 

この瞬間、ずっと遠くに感じていた妹をすごく身近に感じ、今まで得体のしれないものだったさらさがその反動で愛おしくて仕方なくなった

ちょっとここら辺解釈の違いはいろいろありそうだけど

 

挫折を経てなお立ち上がるさらさに

自分や、恐らくそうだったのであろう自分の母の無念を乗せて

希望のような存在になったんだろうなぁ。

 

このベルばらを公園で踊るさらさの勇ましさが、特に友達たちのセンターで皆を率いるさらさの眼力にグッと引き込まれちゃう志織さんの気持ちめっちゃわかるんですよね。

 

やりたいこと、彼女の希望が明確になった後の動きが素晴らしいね。

どんな事業を立ち上げるかなんて、正直彼女のそつのなさであればなんだってよかったんでしょう。

彼女に還元できる仕事内容であれば

 

それで、最新刊11巻で

何故あえて7巻で夢を捨てざるを得なかった聖のエピソードを突っ込んだのか

 

belphegor729.hatenablog.com

それはこのエピソードの種まきだったんだなというのも感じましたね。

確かに高齢の畳屋がどうやって学費をねん出しているんだっていうのは

ファンタジーとして受け入れる部分なのか、それにしては聖のエピソードは何なんだ

と結構もやる部分ではあったので

スピンオフエピソードたちがうまくつながっていってメインストーリーをしっかりと支えている作りに感嘆します

 

何よりも

爺さん相手に啖呵を切る詩織さんマジかっけぇ

ホント好き

 

静かに出自を切り出す志織さん

役者の娘だなぁって感じですよね。

ここで安易に性別による職業選択の不自由さを否定しないのも良い

ただ、話していくうちに感情が爆発しちゃうのもすごく良いんですよねぇ

頑張って取り繕っていたのに、最後に本音を叫んじゃって

 

だからこそ最後の公園のシーンがまた尊いというか・・・

モノローグが詩的で読めば読むほど味わい深い

ここでさくっと11巻が終わるのが清涼感がすごくて何度も読み返しちゃうんですよね

 

父にも

アレにも

コレにも

出来なかったこと

あなたはあなたの新しい道へ

そして私は憧れと期待と

母の後悔を抱き締めて

夢を支えてあげる

なんてったって私が一番あの子の事を理解できるんだから

最高だ

舞台の中央に立つその日まで

ズッ押しだ

 

ということで、かげきしょうじょ 既刊11巻全部感想書き終わっちゃいました

新刊まで長いなー楽しみだなー

 

belphegor729.hatenablog.com