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【ちょっと追記あり】ラーメン屋誹謗中傷問題で引っ掛かった「食べ手」という自称の気持ち悪さ

神奈川のラーメン屋なのでたぶん私がいくことはないんだろうなと思いつつ

(奥さんが旅行先でラーメン食べたい、というタイプの人でないので)

 

youtu.be

 

デマ問題から批評家批判問題へと発展していってますね。

 

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どちらも根っこはおんなじで

だからこの店主さんも「こいつらは客ではない」と判断したんだろうけど

自分にとっての善、まぁ要するに独善を押し付けてくるやからってことよね。

 

そりゃまぁ、もっとこうした方が良いというラーメンには何度も出会ってきましたけど

でもその店の経営が成り立っているということは「私以外」のお客さんには受け入れられているわけで

正直求められてもいないのに上から目線でコメントするのはお門違いだと思うんですよね。

 

評論家とか言っても試験があるわけでもなし、玉石混交

無責任な立場を自覚しているなら

「自分の口にあっていたかどうか」

までしかいえんと思うよね。まぁ私も不味いときは不味いと言いますが

店長に直接は言わないかなぁ・・・

こうすればもっと良くなるなんてお門違いも良いところ

そういうアドバイスは金を払って受けるもの

伸び悩んでいると自身で感じていたらコンサル入れますでしょ

もしくはアンケートを店側が取りますでしょ

俺のアドバイスをただで受けられるなんてありがたいと思え、

というのは、求めていない人からすれば、戯れ言以外の何者でもないと思うのですよ

だってそのアドバイス受け入れて失敗しても何も責任とらんでしょ?

そこに金銭が絡んで契約関係となればアドバイザーにもそれなりの成果が求められるけどさ

 

ちょっと私の業界も

「お前らはなっていない。俺のアドバイスに従え」

と怒鳴り混んでくる勘違いちゃんが山ほどいるのでなんか他人事と思えなくて・・・

 

凄いんすよ。俺のアドバイスを聞かないお前らはクズだ。位の事言ってきますからね。

そんな簡単に白黒つく話でもないし、そのアドバイスを採用すれば助かる人もいる反面不利益を被る人もいるのにそういう事は全く頭にない。

クレーマーに言われる前にすでに検討して却下していることだってたくさんある

でも、「〇〇さんも良かれと思って言ってるから…」

と上司が構っちゃうから調子にのってそのせいで若手が疲弊するんですよ

 

ごめんね。話がそれたね

ちょっと記事が見つからなかったんだけど

見つけた

「参加者」気取りのクソ虫の害

こういう勘違い評論家がジャンルを潰していくっていうのを読んで本当にそうだと思ってキーボードぱちぱちたたいています

 

だから、こうやって勇気をもって、

「お前らとは関わらない!」

と宣言できるのは、覚悟もいることだけど、羨ましい

自分が責任者だからこそ出来ることだと思う

 

そして、それに対するラーメン評論家のアンサー記事がお勧めで流れてきたのですが、

まぁ酷い。コレは酷い。大体こうなった理由も推測できるけど

おおよそプロの、お金をもらっている物書きの文章とは思えない

「ラーメン評論家の入店お断りします」あまりに悲しいTweetで見えてきた作り手と食べ手の分厚い壁(井手隊長) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

まず記事が引くほど短くて中身がない

筆者はタイトルで作り手と食べ手に壁があることを「あまりに悲しい(日本語としてそもそもあまりに”も”悲しいだと思うが)」と嘆いているが

何故その壁できてしまったのか、誰のせいなのか、コレからどうすべきなのか

そういった具体的建設的な内容が全くなく

 

事案について「本当にそうであれば問題だ」と述べるに留めていて、

わざわざ記事にしているのに「これ以上深く踏み込みたくない」

という後ろ向きな感情が見え隠れする

わざわざ”本当にそうであれば”、と仮定するのであれば

その仮定の流れの上で総括をすれば良いのにそれをしない

どちらが悪いとも言わないというのは、逆説的にどちらも悪い、と読者に思わせたいという思惑が見え隠れするんですよね

 

結果、この事件についての(恐らく彼の)意見は自分の口からは言わず

ラーメン凪の店長に言わせている。

「すごい時代が来ましたね。

ただ、実際にここまでのラーメン業界になれたのは紛れもなく店主と評論家、ファンによるもの。忘れないようにしたいですね」

そもそもラーメン凪自体が、その味もさることながら(私も魚介系ラーメンにハマるきっかけとなったラーメン屋でもあるので思い入れは深いです)メディア活用を巧みに行っているセルフプロデュース力のあるお店で

正直このお店が今回の騒動で”食べ手”側を強く批判することはないと思うんですよ

だからこのライターもラーメン凪をコメントを貰う相手として選んでいる

 

で、作り手と”食べ手”は共にラーメン業界を盛り上げる存在だから・・・

とお茶を濁している

本質がわかっていないよね

 

”盛り上げる存在とは思えない”言動が眼に余ったからこうなったんでしょうに

黎明期の評論家は確かにそうだったのかもしれないけれど、そのブームが継続しているのはラーメン屋一つ一つの努力であって、そこにフリーライドしている評論家が増えてませんか?

隠れた名店を探すのではなく、梅澤さんのお店のような、有名店の知名度に乗っかろうとしてませんか?

”有名店に物申す自分”というセルフプロデュースに使っているんじゃないですか?ってことだと思うんだよね・・・

 

凪の店長のいう通り店主、評論家、ファンによって築き上げられたラーメン業界だとして

「それを忘れてはいけない」

という発言を”店主”に言わせるのは完全に悪手

それを”評論家は”忘れていませんか?

というのが今回の発端じゃない?

 

この記事のなかで、評論家たるライターが自己批判することなく

ラーメン屋のみ自覚している

という構図になっているわけだからね

同業者だってこう言っている、と軽く刺したかった魂胆なんだろうけど

私には逆効果に見えます

 

この発言なんて彼らの傲慢の最たるもの

お前のその発言がマウンティングの極地だと言わないの優しさだよね

 

結局このライターは、

今回の件については評論家側が悪いことはわかっている

少なくともそういう論調が主流であることは把握している

しかしその事について自分から建設的な意見が出せない時点で

この記事に意味がないんですよね

 

今回の騒動を一日でも早く終息させ、作り手・食べ手がともに気持ちよくラーメンに向き合える日が来ることを強く願う

 

という結びの他人事さよ

終息するために評論家側が何をすべきなのか

その上で店主側も何をすべきか

この件については店主側がすべき事なんてない、ただ評論家側が自分の傲慢を反省し歩み寄るだけだと思うけどね。喧嘩両成敗みたいな書き方しているところが狡い

自分の側だけ反省するのが耐えられなかったからこんな中身のない記事になったんでしょうよ

 

それが傲慢だし、そういう態度をあなたがとっている限りにおいては、

あなたの望む形に終息することはないと思いますよ

だって、評論家以外の店主とファンにとっては終わった話ですし


批評、批判する側が、いざされる側になると我らを批判するとは何事かと取り乱して醜態をさらしているのはフェミニスト議員連盟に通じるところがあるな・・・

www3.nhk.or.jp

 

そもそもこの”食べ手”という言い方が気持ち悪い

客で良いじゃん客で

 

自分達に”食べ手”とラベリングすることで、お客さんとは一線を画する存在であるとアピールしているようでむずむずする

 

一時期流行った”歌い手”という自称にも通じるんだよな、このむずむず感。

彼らの別称の始まりについては謙遜もたぶんにあったんだろうなとは推測するけれども

○○i手

という言い方はだんだん自分達はニュージャンルであるというアピールに用いられている気がするんですよね。

 

客ではない

”食べ手”なんだ

 

客とは違って店にアドバイスを与えることが出来るんだ

 

という優越感がそこにはないですか?

自分が勝手に貼ったラベルで優越感に浸っているように見えて正直気持ちが悪いです

 

 

追記

馬鹿かな?

まともな聞き手は自称しない。聞き手、というのは話を聞いてほしい人が「聞き手になってほしい」とこい願う、相手に求められて呼ばれるもの

そもそも喋り手は作り手側でしょ。

作ってるだけで偉そうにとはしないよ?

私は聞き手です!って自称している奴がいたら聞いているだけなのに偉そうにと思いますよ。

 

聞き手、喋り手、作り手

食べ手

の違いは、彼らが相手をする人間に求められているかどうかだよ

 

聞き手は話す側が求めている

喋り手が何のことを指しているのかわからんけど

噺家やアナウンサー等であれば、金を払って、あるいはチャンネルを回して聞きに行く

作り手は言わずもがな

 

食べ手はラーメン屋に必ずしも求められているわけではない

 

というか、「客」というメジャーワードがあるのに敢えて

それこそ、「喋り手」や「聞き手」という普遍的な(喋り手よりは話し手だと思うが、話し手は返還で出てくるし)単語の側をかぶって”食べ手”と自称するからきもいのであって、~れらが自称する際に参考にした○○手を全部ひっくるめて一緒くたに論じようとするのは暴論でしょ

詭弁だよ詭弁

 

 

belphegor729.hatenablog.com