年に1度のお祭り騒ぎということで
いつもであれば年度末、1月あたりに先行上映をしている
戦隊同士のVSムービー
今年はコロナの影響で夏映画が冬に来てしまったのもあり、年度明けの公開となったようです。
ただねぇ、この元夏映画が箸にも棒にも掛からぬいまいちな感じで
キラメイとリュウソウとゼンカイ単独のシナリオ3本くっつけただけで
リュウソウはまぁ悪くはなかったけど
キラメイは(結果的に)テレビ版の敵を使いまわし
ゼンカイはその独特すぎるノリにまだついていけず
記事にしたためることもやめてしまった感じだったのですが
今回の映画はなかなかどうしてあくの強い2つの戦隊がうまくかみ合っていましたね
あらすじ
宝路と一緒に新しくできた映画館に行くマブシーナ
しかしその映画館はヨドン軍の罠だった
映画の中に取り込まれるマブシーナ
しかし宝路は暗いところではねてしまうタイプの人間だったため難を逃れることができた。
ところ変わって、為朝に勧められて絵画のコンクールに出店しようとする充瑠だが、考えすぎてしまいうまく絵が描けなくなっていた。
悩んでいるところにリュウソウジャーのコウと出会う充瑠
ヨドン反応が確認され、マブシーナが連れ去られた映画館に集合するキラメイジャーとコウ。
しかし彼らもまた映画の中に取り込まれてしまう。
そこではヨドンなの命令でムービー邪面が連れ去った人間をキャストにしてヨドン皇帝のための映画を撮影しており、コウ以外のリュウソウジャーもまたそこにとらわれていた。
リュウソウジャーとキラメイジャーはマブシーナを助けだし、ムービー邪面たちを倒すことができるのだろうか
ちょっと端折ったけどそんな感じ。
今回は敵側のコラボも面白い
今回の映画はテーマも映画ということで
キラメイジャーからはムービー邪面
魔進戦隊キラメイジャー:リュウソウジャーと共闘するVシネ制作へ プロデューサーはヨドンナ!? 警官姿の瀬奈、特攻服姿の小夜、アスナも https://t.co/a3MNgdvn5w @mantanwebより ムービー邪面…映画泥棒じゃないか!
— g @ r o s h i (@_g_r_s_) 2021年2月28日
リュウソウジャーからはカントクマイナソー
カントクマイナソー、後ろ姿のモチーフは太秦映画村なのね。 pic.twitter.com/45xf5Ml0pI
— 葛西伸哉(HJ文庫『封印魔竜が〜』発売中!ノベリズム『聖なる彼女に~』連載中) (@kasai_sinya) 2021年5月12日
で、この2体が登場するに至った流れがよくできていて
いつも通りヨドンナにこき使われて心の花がしおれかけているムービー邪面に
ワイズルー様と喧嘩して地球に家出してきたクレオンが意気投合
するもしかし、クレオンごとまとめてヨドンナにいじめられ、体罰によってはじけ飛んだ体液がムービー邪面にかかってカントクマイナソー爆誕
手ごまが増えたね。やったねムービー邪面!
と言わんばかりによりハードにワークさせられるムービー邪面
こう、リュウソウジャーもキラメイジャーも敵側に思わず同情してしまうところが2作らしいというか
どちらも割と敵側に魅力があるんですよね。
その分戦隊側のVS要素はちょっと控えめかな?
コウと充瑠はほとんど対決していないし、メルトと為朝はカジノでディーラー対決をする”ふり”
そこに時間を割きたくなかったからなんでしょうけど、充瑠がスランプに陥るっていうのもちょっと唐突感があったかな。
でもペアリングはなかなかしっくりきますね
知将担当のメルトと為朝
ムードメーカーのカナロと瀬奈
戦闘バカのバンバと時雨
年長者のアスナと小夜 (ちょっと無理があるか💦)
安定感あるなぁ。
総じてそつなく満足感の高い、まさに年に一度のお祭りムービーでしたw