息子君が急に映画見たいと言い出し
最初は「はたらく細胞」って言っていたのに実写だと知るとくるっと手のひらを返し
モルカーやっているらしい
モルカーみたい
と言い出したので、
へーモルカー映画やるんだ
というので
特に事前情報も入れずに見に行ったんす
正直大失敗でしたねぇ・・・
映画モルカーCGなのかよ・・・
もうまずもって、ストップモーションじゃなくてCGな時点でもうテイストが全然変わっちゃうんですよね
モルカーの唯一性って、作風ももちろんあるけど、この毛糸の塊みたいなルックもかなり寄与していると思っていたので
そこを手放してしまうと、まず見た目の時点でかなり没個性になってしまうのだなと
かわるよ?あれで1時間弱の映画を作るのはコストがかかりすぎるって
そんでまぁちゃんと前調べしなかった私も悪い
ただ、肝心のストーリーも生き物ゆえの不確実性を排除したロボットモルカー「AI(アイ)モルカー」が発売され、人気を博していくが、その裏でモルカー誘拐事件がひそやかに広がっていた
AIモルカーと失踪事件の関係は・・・みたいな感じなんだけど
はやりものの裏に違法行為、ってもうかなり手垢にまみれたお題で真新しさもなく
何よりも原作でゾンビパロディもやっちゃっているから余計にそう感じちゃう
さらに、モルカーって日本語をほとんど話さないからこその無国籍性も本作の強烈な個性だと思っていたタイプなので、
作中の人間が、とはいえしゃべり倒しているのも強烈な個性を自分から投げ捨てているようで非常に残念
原作でにじみ出ていた狂気も、ありきたりなものにすり替わってしまっていて
そうなってくると60分という短さが非常にコスパが悪く感じる
はたらく細胞も2時間、時間単価2倍
今割と気になっているインド映画「ジャワーン」なんかはほぼ3時間
同じ2000円で見れる情報量が最大3倍もの開きがあるし
そのうえ60分なのに内容が薄いと、
なんか第2弾政策決定とかエンドロール後にぶち上げてたけど
正直見ないかなあ・・・
まぁ、とはいえ長男氏はそれなりに楽しんでいたので、
そもそも私みたいな大人はノットフォーミーではあるんだけど、子供だけで映画見ることはないんでね
一番小さい箱とは言え半分くらい埋まってたけど、かなりしんとしてましたよ…
あんだけ子供いて静かってことあるんだね…