なかなか拘束時間が読めなくて、どのタイミングで自由に動いていいのかがわからなくてフラストレーションがたまっています。
とはいえ、やはり見たいものは見たいので、なんとか時間を見繕ってみてきました!
ソニック・ザ・ムービー!
最初にプロモーション映像が流れたときは、ソニックのデザインがキモイと大不評で
慌ててデザインを修正したということでなかなか公開前は不安だったのですが
全米で公開後はかなりのヒットを飛ばしていたそうですね。
コロナによる映画館の自粛で日本での公開が大きく遅れてしまいましたが
無事公開されてよかった・・・
アメリカ本国での評判が上場ということで、とても期待していた作品
ということで感想です!
ソニックのころころ変わる喜怒哀楽がかわいいのはもちろん
しかし本作の神髄はDr.エッグマンの突き抜けたキモイ演技にあり!
本作は
ソニックに巻き込まれる保安官トムに
X-MEN初期3部作のサイクロップスや
ヘンリーカヴィルの前にスーパーマンを演じていた
ジェームス・マースデンが
ソニックをつけ狙うDr.エッグマン役に
ジムキャリーが
キャスティングされています。
ジェームスマースデンイケメンすなぁ。
田舎の気のいい保安官を公演しています。
そしてエッグマン。お前ジムキャリーやったんか
道理で動きが・・・そしてだから吹き替えも山ちゃんやったんか・・・
本作は企業ロゴのところからテンションを上げていきます!
配給のパラマウントのロゴは本来は山を取り囲む☆のマークですが
星がソニックのリングに代わっていますw
いいよね。こういう小ネタ。
そして次に出るのが今まで世に出したゲームの画面がスクリーン一面に並べられた後にドーンと出てくる
SEGA
のロゴ。これが全世界に流れたかと思うと胸熱ですねぇ
ストーリーは
ソニックは地球とは違う星でフクロウに育てられたハリネズミ
しかし彼には特別な力があり、それによって悪者に常に狙われていた。
とうとう隠れ家が見つかってしまったソニックは、育ての親に逃がされ地球にワープしてきた。
それから10年、ソニックは人から身を隠して暮らしてきたが・・・・
といった感じ。
映画化するに当たって、リングの役目がライフ的なものからワープアイテムに変わっています。
よく思い付いたな。
ただ、ダメージを受けてリングをばらまき、あわてて回収するシーンもあるのでちょっとにんまりw
生まれた星を旅立つソニックはまだ幼く、地球に逃げてきた後も、フクロウの教えを守り、町の人間たちにあこがれを抱きつつも姿を隠して生きてきた。
自分の存在がバレれば必ずその秘められた力を悪用する悪者が出てくる。
そうなったらまた違う星に逃げないといけない。
強がっているけど一人はさみしい。そのさみしさが頂点に達した時に物語の歯車が動き始めます。
全体的にコメディなテイストで話は進んでいきますが、その根底には異質な存在であるソニックの孤独が揺蕩っています。
ソニックという存在だけで物語に緩急がつくので、見ていてとてもテンポがいいです
ソニックはデザインを変更して正解ですね。
やっぱりコミカルなデザインになったことで、愛される存在になったと思います。
ダンスを踊るソニック
寂しくないと強がるソニック
怒りに毛バリを逆立てるソニック
どれもが愛らしい
個人的にはリアルであることよりも、見ていて引っかからないことのほうが大事かなぁと思ったり。
そういった意味では、Dr.エッグマンは登場シーンからして異質でした。
とにかく動きが大げさで、いちいち癪に障る言動
ザ・悪役といった感じでまー憎たらしいのですが
だんだんその憎たらしい演技が突き抜けてきて快感になっていくんですよw
腹が立つんだけど、出てこないと物足りないw
凄い演技だなぁと見惚れていたのですが、なるほど、ジムキャリーでしたか
確かにマスクっぽいかも
悪だし、その思考もかなり排他的で独善的なのですが
それでも自分の信念に対してとても真摯だなぁと途中で感じてきて
気が付いたらがっつりはまってました
そんなこんなでDr.エッグマンとソニックの鬼ごっこが始まり
ラストのシーンでは、かなり作品に引き込まれていたこともあって
べたなシーンではありましたがちょっと涙ぐんでしまいました。
そして、エンドロールはゲームリスペクトのドット絵ムービーが流れ
「いやー名探偵ピカチュウといいこういうファンサービスほんとGood!」
とテンション爆上げでした
サクッとみて爽快な気分で映画館を後にできる。
最高にクールな映画でした
最後に・・・(ここからちょっとネタバレあり)
タイトルロール後にエッグマンがゲームデザインに近づいたり(バットマンVSスーパーマンのレックスルーサーをちょっと思い出した)
弟分のテイルズが顔見世したり(めっちゃ可愛かった)
かなり2に含みを持たせたエンディングでしたが、アメリカで興行収入いい感じということは、かなり期待していいということですね!
楽しみです