昨日、モルカーが刺さらなかった、って話をした時に
もともとは「はたらく細胞」を見に行くはずだった、という話をしてですね
で、評判も良いし、やっぱりちゃんと見たいなと思って
なんとか時間を作ってみてきたのですが・・・
正直、思ってたんとだいぶ違うんですが
でも間違いなく2024年12月公開作品の代表格となる名作でしたね
作品の熱量が凄い
ただ、結構ネタバレせずに紹介するのがむつかしい作品でもあり
未見の人にはなるべく前情報を入れずに見に行ってほしいと思っているので
なかなかブログにするの難しいですね
なるべく核心に触れないように紹介していきたいと思いますが
本作は、おおよそ2部構成になっていて、前半1時間は世界観と医学的知識の説明に費やされています
さらに、体の中パートと宿主というか、人間パートにも分かれていて
意外と複雑な構成をしています
私自身実はそこまで原作を読み込んでいるわけではなく、子供が読んでいるのを横からチラチラ見たりしている程度だったので
擦り傷が出来て傷が固まるまでのプロセスなんかは結構勉強になりましたね
また、メインは芦田愛菜ちゃん演じるニコの体の中ですが、ちょいちょい阿部サダヲ演じる父親の体の中も出ることで、不摂生な体のブラックな環境に「ちょっと健康に気を付けよう・・・」と大人も子供もなる感じいいですね
推しの子に続き
実写になることによる生々しさが、しっかりと作品の強みになっていますね
そして、おおよその説明が済んだ後、後半ではクライマックスに向けて、アクションやスペクタクルが怒涛のように押し寄せて息をつく間もない
手に汗握るハードな攻防で固唾をのみ、涙をこらえ、そしてかなり衝撃的なエンディングを迎える
2時間あるとはいえ、原作と比べると尺が短く、白血球のキャラ設定がところどころ中途半端に感じたり
監督の前作、翔んで埼玉2に引き続きよく受けたなぁという際物役を片岡愛之助が嬉々として演じていたり
ウイルスたちのコスチュームのクオリティがなかなかだったりと
思うところがなくはないのですが、それでも見てよかったと思える快作でした
特に後半は本当に良かった
追記
勢いに任せてネタバレ有り感想もアップしました!
こちらもぜひ!