※2020年の記事の再編集版です
最近ほしい靴のデザインが一巡したかなという思いがあって、
いや、欲がなくなったわけではないんですけどね。
ただ、First Experienceさんでシャツを買うようになってからスーツスタイルにも興味が出てきましてですね。
ちょうど一年前にスーツをオーダーしたので、備忘録的な感じでまとめてみます。
ブログ始める前だったから写真があんまりないんよね。
まぁブログ始めてからも
「あ、全然写真撮ってない(;´・ω・)」
っていうこと多いですけどね・・・
オーダーしたのは秋葉原駅と神田駅の間にある深野羅紗店さん
店舗は一般的な紳士服販売店と比べてかなり狭いかなと思いますが、
狭い店内に所狭しとスーツの反物が積み重なっています。(画像なしすまぬ)
HPからだとあまり価格帯のイメージがわかないのですが、
一度店舗にお伺いして、住所登録をするとだいたい2か月に1度くらいの頻度でセールのハガキが届くようになります。
セールのはがきもセール品の最低価格しか書いていないですが、結構お安く提供されているのではないかなと思います。
ですので、特に生地にこだわりがなければセールのタイミングを見てもう一度お伺いするのがいいかなと思いますね。
私はセールのタイミングでオーダーしました。
深野羅紗さんの面白いところは、というか、HPで金額を記載できない理由にもなるのですが、
スーツの基本価格が生地の価格をダイレクトに反映させているからなんです。
こちらの生地は、メーター○○円で、スーツを仕立てるには何メーター必要だから
単価×長さ+工賃(確か) で基本価格が決まります。
「グレードで一律いくら」ではないのが面白いなぁと。
普通のテーラーだと同じグレードになるような生地でも、仕入れルートや時期などによって価格が変わっていくということなんですかね。
メーカーというよりは個人経営に近そうな営業形態だからこそできることだとも思います。
私はセールになっていた「ドーメル」というブランドの生地を選びました。
たしか半額くらい?どえりゃぁ安くなってましたね。
全体的に、定価で買うとタガルさんやゼルビーノさんよりも高くなると思います。
スーツに関しては、特に複数モデルがあるわけではなく、基本の形に修正を加えていく感じです。
一階で生地を選ぶと、小さい扉から二階に上がって、ゲージサンプルを着て、細かい調整をして行きます。
一階に所狭しと生地が積み重なっている分、二階のフィッティングルームはとてもゆったり落ち着いた雰囲気😌
他のお店でオーダーしたことはないので(どこかでもう一着誂てから書き始めればよかったかな)測定箇所が多いかどうかはわかりませんが、とても丁寧な採寸だと思います。
ズボンどれくらい細くするかとか、足を細く見せたいユーザーに対して耐久性の面からNoを出してくれるのもありがたいです。
そのほか選べるオプションも豊富でした。本切羽、貝(木)ボタン、裏地キュプラなどは有料オプションですが、裏ポケットはおそらく無料です。
根拠は私の誂えたスーツに「そんなにいる?」っていうくらいポケットがついているからですね💦
伝票が出てきましたが、やはりボタンと裏地変更でアップチャージがかかっただけでした
まぁペンポケットは結構優秀だった。
デザイン的なところは大体無料だったと思います。
胸ポケットのデザインも確か無料。
どの生地がセールになっているのか行ってみないとわからないところではありますが
セール対象生地も豊富にありますから、そこから選ぶのも楽しいと思います。
で、出来上がったのがこんな感じ。
初めてのオーダーでしたのでどこがどういいとかはわからないですが、
初めて生地のブランドを意識したスーツでもあるので着ていてとても高揚感があります。
靴でもそうなんだけど、マテリアルのブランドネームに弱いな・・・
ちなみに価格はセール品でしたので、まぁ片手では収まりませんでしたが、オプションも含めてかなり安く仕上げられたのではなかろうか。
とても満足しています。
強いて言うなら本切羽にしなかったのは失敗だったかな?
ちょっと絞まらないなぁと思ったり
ただ、1着だけだと本当にここぞというときに切るだけになってるので、
もう一着欲しいところなのです。
もういっそメルカリでも・・・とか思ったりなんだったり。
なんか買ったらまた報告します。
よしなに
2023 ご縁があって深野羅紗さんでコートもオーダーしました