海外のコメディ映画って、好きとか嫌いとかではなく機会がなくてあまり見てないのですが、「ジュマンジ・ウェルカムトゥジャンル」は笑って笑って、でもホロッとできる本当に良い映画で
続編の公開が決まったときはこりゃ見に行くしかねぇな
と、楽しみでしかたがなかったんですよね。
ただまぁテーマと言うか、この映画が伝えたいことは前作でかなりきれいに語れていたので、そこら辺はどう変えてくるのかな?
というのは気になったり。
とりあえず、前作のDVDを見て復習した上で、劇場に行ってきました。
と言うことで感想です!
アクションスケールアップ!ギャグもボリュームアップ!
イヤー面白かった。笑ってちょっとホロッとさせる展開は今回も健在。ただ、ホロリ系よりもギャグとアクションに磨きがかかってますね。
ストーリーとしては、
前作から数年後、4人はそれぞれの道を歩んでいた。
ジュマンジで一皮向けたベサニーは世界中を飛び回り
フリッジは大学でスポーツに励んでいる
マーサはどうやら大学でビューに成功したよう。
そのなかで、スペンサーは新しい土地での大学生活に馴染めず、一人鬱屈した時間を過ごしていた。
キラキラしている他のメンバーが眩しく、グループチャットやメールも次第になおざりになるフリッジ
クリスマスホリデーで4人は集まることになったものの
自ら開けた3人との距離に鬱になり、あの頃の思い出に惹かれ禁断のアイテムに手を伸ばしてしまう…
集合の時間が過ぎても現れないスペンサーを心配する3人。
スペンサーの家に向かうと、前作で破壊したはずのジュマンジが起動していた。
といった感じ
前作では、能動的にプレイを始めた人間を取り込んだジュマンジでしたが今回はそこにいた人間を適当に連行
そこに、今作初登場のスペンサーの祖父と、ある出来事が原因で長らく気まずい関係になっていた友人(共同経営者かな)
が巻き込まれたもんだからさぁ大変!
登場人物の世代が増えたことで、前作ではスクールカースト間での相互不理解を人間関係の中心に据えていましたが、
今作ではゲームの世界を理解できずやりたい放題のじいちゃんズに振り回される若い衆をみて笑う映画となってます。
だけじゃないけどね。
この世界がなんなのかはさておき、若いからだを手に入れてはっちゃける爺さん二人が面白いですし、前作を見ていることを踏まえた上でのギャグだったり、変にこなれた感じも面白いです。
ゲームと言うシチュエーションを用いたストーリーテーマは前作でしっかりやってしまったので、
そこに関しては今回は薄め。
若い衆はゲームを進めることに徹しており、
基本的には老人二人の関係性の変化が中心かな?
すれ違って時がたってしまった人間関係を、人生の終わりにどう決着をつけるか。
そういうテーマに弱いので、ありきたりな結末かもしれないですが、二人の選択にうるっときてしまいました。
そういうテーマだと、
最高の人生の見つけ方
とかも良いよね。
これは人生への決着の付け方だけにフォーカスして煮詰めているので、その点のクオリティに関してはこちらに軍配が上がるけど
(え?日本版?多分見ないかな)
アクションもがっつり
ギャグもしっかり
それでいて物語を一本締める人間関係もあって
この冬おすすめの一作だと思いますよ!
最後に、CMは見てはいけない。
YOUTUBEの予告は結構ネタバレが入っていて見ないほうがいいようです。
『ジュマン ネクスト・レベル』、後半のめちゃくちゃアガる展開を予告で先に出しちゃってたのがほんと残念...... なんでそれ見せちゃうんだよ...
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2019年12月15日
マンドリル戦の直後ですね。 https://t.co/FY8S9efAEK
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2019年12月15日
なんですよー。うーん、あそこ、不意打ちで登場する見せ場だと思うんですけどねぇ。
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2019年12月15日
このツイートを見てYOUTUBEのCMを見てみましたが
本当にだめだ。
ここで上げたシーン以外も、ちょっと情報開示しすぎじゃないかな?
と思ったので、なるべく情報は入れずにみにいったほうがいいと思います。