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アメコミファンにお勧めしたい「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」

 週末ワイルドスピードスーパーコンボを見る予定だったのが、トラブルと体調不良で見送りになってしょんぼりしております。
 
 ドウェインジョンソン大好きやねん。
 そんなにたくさん見ているわけではなくて、最初に見たのは
「ゲットスマート」

 

ゲット スマート (字幕版)

ゲット スマート (字幕版)

 

 


 というスパイコメディだけど、WWEを楽しみに見ていた時期があったので、時期外れていたけど「ロック様」の存在は偉大ですよね。

(ゲットスマートはあのアンハサウェイのアクションがみられるのでこれはこれでとてもお勧めです)
 WWE出身俳優だと、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の

 

 


ドラッグスを演じるデイブバウティスタだったり、

「バンブルビー」で実直な軍人を演じたジョンシナだったり、

活躍が増えていますね。
 その先がけという意味でも偉大な方です。
 ジェイソンステイサムも、「エクスペンダブルズ」での活躍しか知らないですが、かっこいいですよね。

 

エクスペンダブルズ (吹替版)
 

 

もっと彼の作品をたくさん見たいのですが、時間がない・・・テレビの主導権を子供に完全に取られたのが痛いです。

 今週中には見に行きたい・・・と思っているのですが
 予定は未定。アマゾンのプライムデーで購入した
 ドウェインジョンソン主演のサバイバルコメディ(?)
 「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」

 

 


 の紹介をしたいと思います。


 ジュマンジは1980年代に発売された絵本、及びそれを基にしたボードゲームと、さらにそれを基にした1995年公開の映画があり、
 「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」はその映画の続編というポジションになります。


 ざっくりとしたあらすじですが、
 1996年、前作で廃棄されたはずの、プレイヤーをゲームの中に引きずり込んでしまう呪いのボードゲーム「ジュマンジ」は拾われた青年の家で時代の流れに敏感に対応し、ボードゲームからビデオゲームに進化した!
 好奇心に負け電源をONにした少年はゲームに吸い込まれ、消えていってしまう。

 そして20年後、素行不良で罰として学校の物置部屋の片づけを命じられた生徒4名が、なぜか物置部屋でほこりをかぶっていたビデオゲーム「ジュマンジ」を発見し、素行不良ゆえに片づけをさぼりゲームを起動してしまう・・・

 ゲームに吸い込まれる4人の少年少女。
 気が付くとジャングルの中で4人の大人になっていた。

 ゲームから脱出する方法は一つ。
 ゲームをクリアすること。
 姿が変わったことで、今までできたことができなくなり、できなかったことができるようになった4人。
 持っているライフは3つ
 
 それぞれの特色を生かし、ライフをすべて失う前にゲームをクリアすることができるのか!

 

 

 といった感じだと思うのですが、まぁ結果はある程度分かり切っているので、そこは気にせず、過程を楽しむ映画です。

 アメリカの学園物って基本的にスクールカーストを扱っているものが多いですよね。
 トムホランド版スパイダーマンがその雰囲気があまりなくてちょっと意外というか、1つのスクールカーストの中での出来事な感じですが、
 アメイジングスパイダーマンはオタクカーストのピーターパーカーとスポーツマンカーストのフラッシュトンプソンでカースト間の格差を描いていましたし、
 アラジンのヒロインが出演していた「パワーレンジャー」も別々のカーストに属するメンバーによる衝突と相互理解による昇華がテーマの一つでした。

 ジュマンジもパワーレンジャーと同じロジックですね。

 

パワーレンジャー(吹替版)

パワーレンジャー(吹替版)

 

 

 メンバーの4人は
 オタク系男子→ゴリマッチョ探検家
 バスケ部男子→面白黒人枠
 オタク系女子→美女格闘家
 ギャル系女子→デブ親父

 という、そもそものカーストによる不和と、現実とゲームでのキャラクターの差に戸惑う姿がストーリーを動かす原動力になっています。


 不遇というか、困難を抱えているのがバスケ部男子とギャル系女子ですね。現実で高いカーストだった人間が状況が変わって格落ちするのはこの手の物語の常ではありますが
 特異なスポーツが不得意になって、見下していたオタクに主役の座を奪われ、葛藤し、悩む。
 でも面白黒人枠。
 俳優はケヴィン・ハート


 過去にもドウェインジョンソンと共演しているんですね。

 この映画見てみたいんだよなぁ。
 ペットでウサギのスノーボールの声を当てているそう。ごめんなさい。吹き替えしか見てない・・・
 お、ワイルドスピードスーパーコンボにも出演しているようですね。見に行ったらちゃんと確認しよう。
 ギャルに至ってはデブな親父です。
 スマホがないと生きていけないギャルがスマホのない世界に放り出される。しかもおっさんとして。
 こんなにしんどいことはないです。
 しかし一番意外性があるのも彼女で、陽キャラだと思っていた彼女が、外見を気にしなくてよくなったことで表れてくる本来のキャラクターにとても魅了されます。
 デブなおっさんのギャルムーブがだんだん違和感なくなっていくのが怖いw
 大きな落差を受け入れたことにより、パーティーの中でも重要なポジションになっていき、ある意味一番おいしいポジションになっていきますね。
 中盤で参加するキャラクターとの関係性にもぐっとくるものがあります。
 俳優はジャック・ブラック


 こちらはカンフーパンダの主役ポーの声を当てているそうで
 彼もコメディ俳優ですね。

 

 

 

 で、タイトルでアメコミファンにお勧めすると銘打っているのは残りの2人のキャストによります。
 主役はもちろんドウェインジョンソン。


 彼は、私の2019年上半期一押し作品の一つ「シャザム!」のライバル「ブラックアダム」役として今後登場することがアナウンスされており、単独映画作成中です。
 
 超楽しみ。
 ドウェインジョンソンはWWEで鍛えたポージングとパフォーマンスが武器ですよね。
 作中でもガシガシネタにしていた本当に笑います。
 ガチムチでイケメンで面白いってなんやねん。
 ガチムチなのに中身ヒョロガリなのを好演していてもう最高です。

 

 でオタク系女子を演じているのがカレンギラン

 そう
 MCUの青い人ネビュラの人です。

 めっちゃ美人や。というかかわいい系?

ネビュラ役ゲットして髪の毛全部剃っちゃう位役作りしたらしいですね。
 残念ながらフェーズ4のラインナップからは外れてしまいましたが、、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー3楽しみです。
 絶対楽しい。

 彼女はオタク系女子から(まぁ個人的にはこのころも十分かわいいと思うけど)
 悩殺おねぇさんになるのだけれど、中身がイケてないので悩殺の仕方がわからない。
 ゲームキャラとしてのスキルはあっても、プレイヤーが使いこなせていない、を一番うまく表現しているキャラでした。


基本的にはでこぼこなメンバーが衝突し、その中で相互理解が進み、新しい関係性を構築していくのがシナリオのだいご味になっていますが、ゲームの中の世界ということも思う存分活用していて、アクションゲームのテクニックである、死亡リスタート地点を利用したショートカットやアイテムゲットなどニヤッとする展開が多く、多方面の視聴者に刺さる映画だと思います。

 また、途中から新しいプレイヤーが参加して人間関係に変化が起き、またその人間関係の変化が4人をさらに成長させてねー。いやーいいんだ。本当に。

 見た目全員おっさんねぇさんなのに中身子供だからなー。みんな成人しているのにやたらぴゅわぴゅわしているのが楽しいです。

 新メンバーと4人の現実世界での再会は名シーンすぎてほろっとしてしまいました。

 

 

  ということで、「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」 の紹介でした。

 ゲーム好きがニヤリとする展開や、俳優に違うパーソナルを演じさせるギャップを売りにした内容に見せかけて、映画のつくりはとても実直でスキがないです。過不足なく丁寧に作られているなぁという印象で誰が見ても何かしら刺さるところがあって楽しめる映画だと思いますので、ご興味持たれましたら是非一度見てみてください。