前回の記事でなんで合わない革靴を履いてしまいがちなのか、ということについてつらつらと考えてみましたが、
今度は、なぜ大き目の靴を履くと体を痛めるのか、ということについて、考えてみたいと思いました。
根拠資料無し、ほぼほぼ推測ですが、ご興味あればお付き合いください。
大き目の靴を履くことで起きる事象は足が靴の中で動くこと、そしてトラブルの原因はすべてそこに起因すると考えます。
足が靴の中で動くことによって、
一つ目
堅いヒールに踵をこする、ぶつけることにより、踵を痛める。
堅い芯材のあるつま先に小指の付け根や指先がぶつかるために指先を痛める。
摩擦によって足を痛めるデメリットですね。
二つ目
足が靴の中で安定しないことによって、接地が不安定になる可能性がある。
要するに足をくじきやすくなる。という予想ですね。ちょっとこれはデメリットとするには弱い感じがします。
そして三つ目ですが
靴の中の足の動きを無意識に押さえつけようとして、足腰に余計な負担をかける。
これが結構大きな負担になっているのではないかな、というのが今回の考察の内容になります。
人間の自然体は、体のどこにも余計な力が入っていない状態だと思うんですね。もちろんそんな状態はほとんどないですが。
姿勢が悪いとなんでダメかって、例えば私は猫背ですが、猫背であることにより、背筋に余計な力がかかり、筋肉がこわばってしまっています。これが腰痛の原因の一つという認識です。
また、目が悪い、もしくは度のあっていない眼鏡をかけていると、目の周りの筋肉が緊張して、それがまわりまわって肩の筋肉に負担をかけます。肩こりですね。余談ですが、目に負担のかからない眼鏡の選び方を誰か教えてくださいorz
だいぶん脱線してしまいましたが、サイズの大きい靴を履いていると、靴の中での足の動きを最小限にしようと足が緊張するんですね。私の知り合いは、無意識に指を少し曲げて踏ん張っていました(RENDOの吉見さんに指摘されてはじめて気づいたようでした )
ところで、読んでくださってる方の中にスキーの経験があるかたはいらっしゃるでしょうか?
え?時代はスノーボード?
リアルに傷つくのでやめてください。
弟にも言われました。
ちゃうねん。そう言う話がしたいんじゃないねん。
スキーはやったことある人ならわかると思うんですが、上手な人と下手な人で如実に疲労度に差が出ます。何でかって言うと、雪面が道路のように平坦ではないからなんですね。
凸凹してる。その凸凹の斜面を、上手な人は、膝を曲げて間接に負荷が係らないようにして、うまーくいなしていくんですね。建物で言うと免震。揺れるけどエネルギーを、うまく逃がす構造
ところが、私のようなへたっぴは凸凹を予測して身を委ねきれないので、力で押さえつけよとします。これは耐震。構造の強度で揺れを押さえ込むので、想定を越えるエネルギーで建物にヒビが入り、最悪倒壊してしまう。
スキーをしたことない人は、ジャンプしたあと膝を曲げずに着地してみてください。膝と腰がめっちゃいたいですよね。ためしにジャンプしてみたらお腹の贅肉も暴れて凄くいたかったです。痩せよう。
また、競技用のスキーブーツは血が止まるんじゃないかって位がっちがちのフィッティングをします。何故かと言うと、靴の中で足がずれることでエネルギーがロスすることで、タイムと疲労に表れるからなんだそうです。
神田にあるカンダハーというお店のおじさんがいってました。
雪面の凸凹はある程度予測がつきますが、靴の中での足のぶれは予測がつきませんから、小さい疲労が常に足腰に溜まり続けて行くんだろうなぁ。
それによって、実は疲れやすくなってたり、腰痛持ちの人間が腰痛が悪化したりするのかもしれません。
まとめ
ちょっとスキーの話はちょっと無理があったかなぁ…日常生活でそこまで強い突き上げが地面から来ることはないだろうし。
とはいえ、足が靴の中で動くことで、ずれを押さえようと足が緊張したり、それで膝や腰に負担がかかるのはわりと間違ってないんじゃないかなぁ。
あ、小さい靴はもっと分かりやすくダメですよ!耐えられない痛みは論外ですし、外反母趾だったり、古くは纏足何て悪習もあって問題になったり、まぁほどほどが一番なのは何でもそうですけど、靴はほどほどのレンジが狭いので大変ですね…