2年前の秋に、後輩つれて靴を買いに東京巡りしたんですよ
ミッションコンプリートでした。
— べる (@bel729) 2018年11月10日
二人とも良い靴を手にいれたので。是非大事に使ってほしい😌
そして沼にヒタヒタと浸かって欲しい👿 pic.twitter.com/lROu6nWlDk
後輩君たちもたいそう気に入ったようで、頻繁にはいているのは見ていたのですが
久しぶりに見せてもらったらなかなかひどいことになっていたので強奪
取り敢えず私のてでメンテすることにしました。
あいつなーたぶん二足でローテしてるんだよなぁ
安価でいいからもう一足買わせるかなぁ
で強奪したのがこちら
ダメージがひどいのが右のトゥと両の踵の3箇所
右だと認識するまでに10秒くらいかかったorz
み、みぎであってるよね…
両足とも踵の内側に擦り傷がありますね。
これは間違いなく会社の椅子のせい
取り敢えずささっとブラシがけしてこのこで汚れを落とします
結構落ちたけど,これ本当にクリームだけの色なんですかね🤔
汚れ落としだけでも大分しっとりしますが、さらにコロニルのシュプリームクリームで保革
プルンプルンです
大分革に艶が戻ってきました
が、傷のダメージデカなり色落ちしているので、さらに色付きクリームで補色してます
私がいつも使っているのはブロセントさんオススメのイングリッシュギルド
鏡面磨きしないならこの子が一番艶が出ると思う
全体的に塗布したら
豚毛ブラシで磨きます
この子は浅草のかなや刷毛さんで300円くらいで購入
私のメンテナンス方法はクリームを塗りすぎている自覚があるので、この上でネル生地で優しく拭いています
なでると塗りすぎたクリームが引っかかるので、引っかからなくなるまでですね。
塗りすぎてんなぁ・・・
全体を撫でて、引っかかりがなくなったら完了です。
大分見違えたのではなかろうかと
爪先の擦り傷は大分見えなくなりました。
踵はちょっと色が薄いかもしれませんね・・・
メンテナンスは以上なのですが、1年半使っているとソールのダメージも甚大で
爪先は摩耗がもうちょっとでウェルトに到達すると思われ。
踵はもうゴムの層を削り切り、革の積み上げにまで到達している。
本来であればこれは積み上げごと交換しないといけないとは思うのですが、
会社の近くの修理屋さんでうまいことやってくれると思うので
すぐに修理するよう厳命して返しました。
ただねー
まだ預けてないみたいなんですよねー
靴修理のお店に行くっていうのが面倒くさい心理があるのはわかるんだけどね。
今の状態で履くのは本当に靴にとって良くないから勇気を出してほしいところ。
むかしのつぶやきあさってたら1年弱前の書き込みが
爪先はこの時点で結構やられてそう。
ある程度ソールに返りがつくとつま先はそこまで削れなくなるというのは本当カモ
11月に革靴を買う会につれていった購入した後輩に、そのとき購入して4ヶ月履き続けたトレポスオリジナルを見せてもらいました。
— べる (@bel729) 2019年3月5日
爪先と踵が大分削れてますが愛用してるそうで勧めた身としては嬉しい限りです😌 pic.twitter.com/ZQtSW7syhg
昔読んでいた「Life Style Image」というブログ(今は別のブログと統合されてChrome Bookについての啓蒙活動がメインとなっています)
で、残念ながら該当の記事を見つけることができなかったのですが
日々の靴磨きはブラシだけでいい
ただ毎日すること、そうすることで、
靴の状態を確認する時間ができて
「あー踵が減ってきたな」
とか
「革が乾燥してきたからクリーム入れないとなぁ」
というふうな異常に気付くことができる。
というような話がありました。
かれも日々磨いていて、爪先の削れとか、そういったことには気づいていたようですが
もう一歩進んだケアだったり、修理だったりは心理的なハードルが高いんだなというのは感じましたね。
そう考えると、初心者向けの靴に必要なのは
ネームバリューのある海外製の革を使ったアッパーではなく
日々の使用で刻々と削れていくソールにお金をかけるのがいいのかもしれないなぁ。
【後日】
後輩君会社の近くの靴修理のお店に持っていったそう
靴を見せるなり
「これは良い革を使ってるよー若いのにこんな靴を履いているなんで偉いねー」
と早口で捲し立てられたらしく、そのままのせられてヒールとソールの修理に出したそう
し、商売上手…
とりあえずヒールだけ直してもらいなさいといったのだが…
そんで仕上がりはこちら
爪先をラバーで補修するのであればハーフラバーはってもらった方が良いだろうなお思っていたのでおっちゃん(*^ー゚)b グッジョブ!!
ハーフラバーはビブラム!
踵はSVIGとかいてありますね
これもイタリアのラバーの会社だそうな
踵が積み上げまで削れていたのも、パテのようなもので埋めてもらっていますね。
これで当分大丈夫だろうし、何よりも雨でもきにせずに履けるようになったのが大きい
大事にしてほしいですねー