いやー、ジョン・ウィック
ジョン・ウィックですよ
正直前作、パラベラムはいまいち嵌らなかったので、今回どうなんだろうなー
という不安もありつつ見に行ったのですが
杞憂に終わりましたね
個人的最高傑作でした
順番的には
本作>1>2>>3って感じ
本作、ストーリーなんてない、なんていう人も結構いるけど
3と4は2で犯した罪から逃れる話なんだよね
裏社会のルールを破り、
裏社会を取り仕切る主席連合から追われる身となり
その追跡から逃れるためにどうするか
そこがふらふらしていて、主席連合の設定すらぐらついていたのが3だったと思っている。正直3は語りすぎた。
それに対して4は多分新しい情報何も出ていないんじゃないかな。
だからストーリーも凄くシンプルにまとまっている
ストーリーは大まかに分けて3つ
旧友を頼りに大阪コンチネンタルに避難し
反撃のきっかけをつかむためにドイツに行き
組織から解放されるためにパリに行く
大阪コンチネンタルは、ちょっと変な日本を堪能できてよい。その”ちょっと”具合が本当に最適でアクションも一番見ごたえがあったかな
ドイツは演出としてはちょっと抑え気味だけど、起承転結の転となる重要なシーン
最後のパリはもうやりたい放題で、パリどまんなか、凱旋門ぐるぐる回りながら車にひかれながらひたすらアクションするのはアドレナリンが出まくりでした
ジョンウィックの目的もさることながら、そのために何をしないといけないかが明確だったのが本作良かったですねぇ
さらに本作は、今回から登場したキャラが全部良い
ド本命はもちろん、スターウォーズ/ローグワンでも盲目の戦士を演じたドニー・イェンが演じるケインが最高に格好いい
盲目の戦士銃よけれちゃだめじゃね?
っていうのは彼の全否定になるので気にしないことにする
気にしないことにすると、それ以外のすべての戦闘シーンの理不尽も呑み込めるので
あとはただ楽しむだけ
さっき言ったパリのアクションシーンは突っ込みどころしかないのでw
盲目だからといって、デアデビルみたいにそのほかの近くが異常に発達しているわけではないので、
ある意味でガン・フーのインスパイア元である「ガン・カタ」のように
よけるのではなく、当たらないところに移動する。そして、やられる前にやる
それでいて、戦闘の際の動きが、相手を見る必要がないからなんかちょっと変なの
それがすごく癖になる。
”盲目の武人”をやりなれている感じ
また、目が見えないからこそ音に頼る仕掛けづくりだったりとか、そういうのも面白い
そしてもう一人
前作で登場した犬と一緒に戦う、ドッグ・フーの使い手のスナイパー
Mrノーバディ
ただのやられやくかと思っていたら、ジョンの賞金を跳ね上げさせるために
ライバルたちを始末していき、結果としてジョンの手助けをするという結構おいしいポジションで、しかも強い
また、ケインと同様に彼もジョンの側面なんですよね
ケインは、家族を愛し、それゆえに主席連合に縛られる側面
ノーバディは、犬好き
犬好きとたん的に言っても、それがまた物語のキーにもなる
大阪コンチネンタルでジョンウィックをかくまう、真田広之演じるシマヅもまぁ渋い
いちいちちゃんと日本語をしゃべってくれるのも日本人としてはうれしい
まぁもうちょっと強くあってほしかったかな?とは思うけど
そして、このシマヅの娘アキラを演じたリナサワヤマちゃんがまーかわいい
これが初演技とは思えないくらい、表情の演技がすごい
喜怒哀楽がバシッと決まってて、演技を見ていて心地よいんですよ
彼女もまた本作を象徴するキャラクターへと育っていくので、そこがまた良い
んで、大阪でジョンウィックを狙う主席連合の刺客が甲冑モチーフなのがちょっと面白い
とまぁそんな感じで、久しぶりに語ることが多かったので、
ネタバレなし感想、あり感想で分けたいと思います。
今回はここまで
明日またネタバレあり感想を投稿するので、映画見た方はぜひ~