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映画、漫画、革のブログです

#仮面ライダーリバイス 期待と不安

終始ぐだぐだで散々な出来だった仮面ライダーセイバーが終わり

belphegor729.hatenablog.com

 

夏映画でお披露目されたときからずっと期待していた

仮面ライダーリバイスが始まりました

 

belphegor729.hatenablog.com

 

第1話、すごく手堅い作りだなぁと結構好印象だったのですが、

1点だけ、今後の視聴モチベーションに悪影響を及ぼしそうな要素もあったりして

若干の不安もあったり。

そこら辺について、1話の感想を交えながらちょっと

まとめてみたいと思います

 

 

敵組織がいい感じ

前作の敵組織「メギド」があまりにも中身すっからかんの組織だった反省からか

結構中身を詰めていますね

まぁ当然っちゃ当然なんだけど

メキシコの死者の祭りをデザインモチーフに

幹部をカラフルに、はっきりと個性を押し出して差別化

メインの幹部が女性なのもいいですね。

華があって


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雑魚兵士たちも結構凝ったデザインで、カッコいい
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セイバーは敵組織の目的がわかりづら過ぎでしたからね。

今回は単純かつ純粋に「ギフ」様の復活と明言しているのがシンプルでいい

よくわからんけどギフ様は破壊の神とかなんやろうな

っていうのがシンプルに入ってくるですよね。

前作はよくわからんけど本を作ろうとしてるんやな、本ができると世界が終わるんやな

・・・あれ?前作もそれなりにシンプルだな。多分その本がどうやって世界を終わらせるのかのイメージが最終局面まで描けないくらい中盤から終盤までごちゃついていたのが原因だろうな・・・

 

変身までの流れがとてもきれいでよかった

まずそもそも論として、変身ベルトのアイデアがかなり秀逸だなと思っているんですよね

 

昨年話題になった印鑑をデザインモチーフに

印鑑→契約→悪魔

という連想が面白い

 

敵のデザインも、

契約→契約書→紙→折り紙

という連想らしい

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それで、司令官の門田さん

彼のやらかしが結構1話を盛り上げるカギになっていたと思っていて

適性のない人間の使用で怪人が生み出されてしまう描写で

今回も敵と味方で同じ力を利用しているという事を強く印象付けさせ
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本来のベルト使用者である弟君にトラウマを与えてスムーズに主人公にベルトを渡すことができf:id:belphegor729:20210908000135j:image

 

さらにデッドマンが用意した怪人と合わせて2体の怪人が登場

仮面ライダーリリバイとバイスそれぞれに戦う相手を用意することができ

本作は1人で2人の仮面ライダーであることを強く印象付けることができたと思うんですよね

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フェニックスの隊長就任式会場がやたらしょぼいことを除けば、ここら辺の流れは1話として結構優秀だったんじゃなかろうかと


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ライダーの攻めたデザイン個人的には好きだけど一般受けはどうなんだろうね・・・

ピンクと青ってかなり斬新なカラーリングだよね。

正直このデザインいきなり見せられたら拒否反応出ていた気がする

映画のサプライズゲストでいきなり動いているところを見させられたからすんなり受け入れられたところはあるなぁと思っていて

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どうなんでしょうね。結構食わず嫌い起こす人は多そう。

まぁ動いているところを見たうえで合わないと感じる人も多そうなデザインではあるよねぇ。

案外主人公の一輝が変身する仮面ライダーリバイよりも悪魔が変身する仮面ライダーバイスのほうが黒が多めでまっとうなデザインなのも狙ってなんだろうね。

 

あの父親はダメだ・・・

とまぁ、結構期待が高まる1話で非常に今後の展開が楽しみではあるのですが、

とは言えセイバーも1話の時点ではこんなにぐずぐずのぐだぐだになるとは思っても見なかったので油断は出来ないのですが

 

1話の時点で私のモチベーションを維持する障害となりそうな存在がすでに登場していて

 

それが、主人公の父の五十嵐元太


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やべぇよこの人。とりあえず今のところ嫌いな描写しかない

 

奥さんが銭湯をしきっていて、長男がその銭湯を継ごうと日々働いていて

次男も大企業(?)でそれなりの地位についているなか

泡沫YouTuberですか・・・

 

縄跳び世界記録に挑戦して2回飛べました

って誰が見るんですかね・・・

根拠の無い自身に溢れたムーブと

それを無批判に称賛する奥さん

ヤバイ奴らや・・・

奥さん完全に駄メンズメイカーや・・・

 

現状銭湯の運営を奥さんに、今後の銭湯の経営を息子に任せて紐やっている中年でしかなくて、たった1話ですが不快感の塊

何よりも、中盤の子供二人の会話のなかで

一輝がサッカー選手の夢をなにがしかの理由で諦めていることもわかるので


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夢を諦めた主人公と、回りにおんぶにだっこで餓鬼みたいな夢を追いかける父という対比があまりにも醜悪

 

息子のはれ舞台も特に未練も見せずにお留守番を名目にまた面白くもなさそうな動画作りをしているし

妹ちゃんも自分の用事キャンセルしてるのに・・・せめて番頭のお仕事に集中しようよ・・・

 

最後に奥さんが負傷したときも、旦那としてサポートしようという意思を一切見せずただよかったよかったいうばかり

一番大事な「銭湯は俺に任せて」という台詞を息子に言わせる。

これ、明るい雰囲気でごまかしてるけど毒親だと思うよ。

 

今はリバイス面白いなってポジティブな気持ちで見ているけど

彼がこの能天気なのりのまま道化師のようなポジションで自由にしていると

モチベーションを維持する障害に絶対になる。

ここは個人の趣味趣向によるところもあるんだけど、わたしこういうやからが大事な場面でいいこといっても

「お前に言われても心に響かない」

ってなっちゃうんですよね・・・

 

横目に見ていた奥さんもかなり印象が悪くて

「フェミニズムとかがもてはやされているけれども、これは男の側を落としすぎじゃないか」

とご立腹

こんなキャラにするならば主夫にするべきだったんじゃないかとのことで、正直異論もないです。

家族の役に立っていない、そしてその事に罪悪感を感じていなさそう

というのが非常にきつい

で、こういうキャラは得てして才能以外のところで偶然バズってしまって調子に乗っちゃう話が差し込まれるんですよね・・・

こういうときの調子に乗り方って大体イラっとさせるんですよね

 

今さらこの設定は変わらないから、変な方向に暴走しないことを祈る限り

 

対デッドマン組織フェニックスが弱すぎる

これはまぁ上記については些末だし、第1話だけの描写ではあると思うんだけど

奇襲だったとは言えあまりにもデッドマンに虐殺されすぎじゃないですかね・・・


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しかも一般観覧までしておいて、カメラまで入れて

 

襲われたときの備えが無さすぎて、あげくの果てに観覧に来た一般客に被害者までだしている

アギレラ様のいう通り、そんな安請け合いしていい組織じゃなさそうですよ?

なんであんなに自信満々だったんだろう・・・

一度研究所襲撃させられているんだからもうちょっと対策取ってから自信満々のイベントひらこ?

 

怪人に虐殺されるならまだしも、雑魚兵に成す術がないのが非常にショボい

来週以降このフェニックスという組織はどうなっているのかな

就任式に参加していた隊員ほぼ全滅でしたけれども・・・

 

モニタで見ていた一番偉いっぽい人も、何冷静に解説してんねん、と思ったり

まぁ2話以降では普通の組織として描写されるかなぁとは思うんですけどね

 

最後に

わたしこちらのブログを読んではっとしたんですよ

www.nanimokamogakokkei.com

 

いろいろと言ってきましたが
「仮面ライダーセイバー」を1年間観て感じたのは
仮面ライダーシリーズ存続の危機です

正直ゼロワンも、わたしは嫌いではなかったですが

お仕事5番勝負でおお滑りしたり、社長のお笑い芸人キャラも滑っていたりして

手放しで誉められる出来ではなかったよなぁと思うし、

その上でセイバーのこのぐずぐずは本当に3度目の正直で頑張らないと本当にコンテンツとして致命傷を負う可能性が否定できない

気合を入れて頑張ってほしい

けど、脚本家さん本職小説家ですか・・・

まぁ今のところは期待が大きいですし、

正直序盤全く期待していなかったゼンカイジャーが今とても面白いので

ゼンカイジャーに続けといった感じで一緒に盛り上がってほしいですね!