Let Life Loose

映画と革製品についての紹介がメインのブログです!特に革靴についてはディープな情報をあげていきたいと思ってます

リングアクションがかっこよすぎるアクション映画【シャンチー】

 

うーんと、あれ?そんな映画だったっけ?

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ポスターの煽り文に違和感しかない

 

まぁでもなんでこんなことになったのかは何となく推測が付くかもしれない。

 

そんな2021年2本目のMCU大作

シャン・チー

ブラックウィドウの時はまだディズニーが劇場とDisney+での同時公開にこだわったために上映館が少なく視聴するのにかなり困難があったのですが

belphegor729.hatenablog.com

 

今回から(もしくはフリーガイから?)Disney+での同時配信をやめたため

無事最寄りの映画館で見ることができました

 

今回は前置きはこんなところで内容のほうに移っていきます

 

 

 

ストーリー

ホテルでボーイとして働く冴えない男ショーン

しかし、バスで謎の暴漢に襲われてから彼の人生は一変する

彼は歴史の陰で暗躍してきた”テンリングス”首領の長男シャン・チーであり

父から身を隠し、平穏を求めてひっそりと暮らしていたのだ

暴漢が父の手の者であると気づいたショーンは

また母の形見であるペンダントが暴漢に奪われたことも知り

同じ形見を持つ妹に会いにマカオに向かうのだった

 

 

 

ニューガジェットを用いたアクションはかなりテンションが上がりますね!

MCUお決まりのファーストバトルシーンは

影の組織”テンリングス”とその首領”マンダリン”の歴史について

彼の、組織名にもなった10個の腕輪を使ったアクションは

そのまま飛ばしたり、リングたちを念動力のようなもので結びつけ、鞭のように振り回したり、地面に向けて飛ばすことで推進力としても利用したり

変幻自在のアクションで非常に見ごたえがありました

この

新しいものを見た!

という快感は、ドクターストレンジの冒頭以来ですね

 

そういえばこの戦闘シークエンスも主人公の師匠による過去の戦闘でしたね

www.youtube.com

 

同じアジアの古代の呪法といったくくりでドクターストレンジとも深くかかわりそうな今作

予告で出るとは聞いていたウォンさんが結構ちゃんと絡みそうな雰囲気を出していたのもいい感じ。

多分この裏で、年末公開のスパイダーマン・ノーウェイ・ホームが動いているんでしょうね


www.youtube.com

この予告でどっか行ってるウォンさん、多分シャーリンのファイトクラブに言っているのではないかと予想

 

偽マンダリンがいい味出していた

中盤から登場する偽マンダリンことトレヴァースラッタリー

相変わらず登場の仕方がなんかおかしかったけど、

アイアンマン3でもこんな感じだったな

なんかひげがなくなってさっぱりしたらやたら草刈正雄に見えてしょうがないw

 
 
 
 
 
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なんか鼻の形が似ているんよね

登場してからずっとしゃべりっぱなしでケイティと一緒だと画面が2倍うるさい

ただ、話し方とか、意外と相手に敬意を示している感じがあったりとか

ターローの村でいきなり子供たちと仲よく遊んでいた李

ただのあほじゃないんだなというところがだんだん見えてきてかなりアイアンマン3から化けたなぁという感じ

謎のケモノになつかれているし、そのままターローの村で幸せに暮らしてそう

 

ヒロインのケイティは

ジュマンジネクストレベルで新キャラを演じていたオークワフィナ

belphegor729.hatenablog.com

なかなか大胆なキャスティング

シャンチーのレギュラーキャラになりそうだし大抜擢だな

これでジュマンジにはMCU俳優が2人ってことになるのか

 

 

正直シナリオはちょっとざっくり過ぎると思う

アクションは良かった半面、映画の比重をアクションに振りすぎて

シナリオ面がおざなりになってしまった感じがあるのが非常に残念

 

まぁ、これについてはこの映画に何を求めるのか、という話にもなるので

一概に悪いとは言えないところかもしれませんね。

 

ただ、冒頭で話をしたいまいち内容をとらえきれていないポスターの煽り文については

このシナリオ面が弱い

というのがかなり効いていると思います。

 

正直なところ

本作が何をする物語なのかが全然つかめないんです。

展開が早いのはいいんですけど、全体的に説明を置いていって駆け抜けちゃうんですよね

 

主人公がなんで父のもとを離れたのかも実はあんまりよく分かっておらず

なんで妹を置いていったのかはなおさら

勿論、多分悪に染まっていく父親から離れたかったんだろうという面は少なからずあるんだろうなぁと思わなくはないのですが

多分それが、父から身を隠したメインの理由ではないと思うんですよね。

 

パパが子供二人を連れ戻した理由については長々と説明する割に

そもそもの奥さん死亡後に復活させたテンリングスが何をする組織なのかが伝わってこない。

奥さんに合って平和な人生に期待が持てたので組織を捨てました

でも、奥さんが殺されたので元のやべーやつに戻りました

だと、奥さんはパパのどこに惹かれたのかっていう最初に感じた違和感が戻ってきちゃう。

シャンチーが父から離れていたのも、反発とか反抗心とかではなく多分何となくいやとかそれくらいのモチベーションなんですよね。前半から感じられる限りでは

 

だからいまいちこうシャンチーの戦いへのモチベーションをコピーにしづらい

 

最終的なウェンウーの行動目的も、ターローの村が奥さんを秘匿しているから暴きに行く

という事になると思うんだけど、まずもって最初にターローの村に何をしに行ったのか、っていうのが全く重要じゃなくなっているのと

目の前で奥さん死んでいるの見たのに

奥さんは死んでいないと言い切る違和感

 

ターローの村に墓があるという事は、亡骸は村人が回収したのかな?

そこについてちょっと言及するだけでそこら辺の納得感は結構違ったんだけどなと思ったり。

これでもしウェンウーが自分でも埋葬していたら本当に気が狂ったかって感じになるし

そんな首領に付き従い命を散らしていく部下たちもその盲信に蓋然性が足りない。

 

個人的にはもうちょっと、ウェンウーはカオスゲート(でしたっけ)の魔物に操られているくらいの描写をがっつり入れてしまってもよかったと思うんですよね。

中盤までは本当はどっちかわからないという塩梅でもよかったと思うけど

いっそ操られていた、っていうことにしたほうがウェンウーの納得感があったと思っちゃうんですよね。

壁の向こうに妻がいると妄信するウェンウーにリアルが感じられなくて

その割に壁からドラゴンが出てくると一気に正気が戻るというのがやっぱり展開が早すぎるなって思うんですわ。

ちっちゃい化け物めっちゃ出てた時はまだ奥さん中にいると信じてたんかいと

じゃぁあでっかいドラゴンが出ても信じ続けようぜ、みたいな

 

折角トニーレオンなんて大物俳優引っ張ってきたんだから、もう少し深みのあるキャラにしてほしかった。

あんな状況によって動かされる都合のいいキャラにしてほしくなかった。

1000年生きているという存在にもっとリアルを与えてほしかった

 

 

あと、私が見たのは字幕だったのですが

翻訳がうまくないのか意味が伝わらないセリフも少なからずあり

それが顕著だったなぁと思うのが

シャンチーの父、ウェンウーがアイアンマンシリーズで暗躍していたテンリングスについて小話として語るシーン。

いやもうこれがまるっきり何を言いたかったのかがわからなくて

ディズニープラスで見れるようになったら改めて見直そうとしているのですが

アイアンマンに出ていたテンリングスは、本家とは全く関係ないんですよ

という事、までは、まぁ、読み取れていると思うのだけれど

これあれそのと指示語が多すぎて何が言いたいのか全然わからず

どこがどう笑い話なのかがわからない。

私もケイティと同じ顔をしていたですよ

 

ついでに言うと、ここ正直もったいないなぁと思っていて

折角なんだから、

「何年か前に世界を騒がせたテンリングスって偽物なんだけど、偶然同じ名前名乗ってたんだ!ははっ面白いよね」

じゃなくて

「どうも彼らは私たちの組織の伝説を知っていたみたいなんだ、彼は物知りだったんだねぇ」

とか、(まぁ暗躍の仕方を見るに、その存在が全く知られていないのはあり得ないとは思うのですががg)関係ない組織だけど、その名前を名乗る必然性があったんだよ

みたいな感じにすれば、もっと過去作とのつながりを強くできたろうし、テンリングスという組織の深みも増したんじゃないかなと思うんですよね

 

で、もう一つが、ター・ローの村で夜にシャンチーがケイティに罪を告白するシーン

ここもやっぱり指示語が多くて、結局何が言いたいのかわからず、恐らく母の敵とは言え殺人を犯したことに罪の意識を感じている・・・という事なのかなぁと自己消化してみたりもしたのだけれど

シャーリンのファイトクラブでは結構なテンリングスの戦闘員を転落死させていたし

うーん。よくわからん。

 

ついでにいえば、この母の敵を父に命じられて殺しに行く話と、妹を置いていく話をつないでしまえばよかったのにな、と思ったりね。

ちょっといなくなります(母の敵を殺しに行きます。妹には刺激が強すぎて言えないけど)

3日で戻ります(3日あれば任務遂行できると思う)

→いざ殺したらいろいろ怖くなって組織から逃げました

 

だと結構つながったんちゃうんかなと。

結局、なんで妹を置いていったのか、もしくは、なんで3日で戻るなんて嘘をついたのか

が作中で明確になっていないので

妹に嘘をつく残念な兄シャンチーのレッテルがはがされていないことに監督は気が付いているんだろうか

それとも私が何か見逃しているだけなんだろうか・・・

 

叔母さんが腕輪は悪を呼ぶみたいなことを言っていたけど、

根拠は多分ないと思うんですよね。。。

だってこの腕輪これからシャンチーメインウェポンにしていくんだよ?

そんな危ない物でいいのかよ。

いや、良いのか?

強いけど魔を引き寄せるやばいアイテムで次のフェーズの重要アイテムになる可能性はあるのか…

ウェンウーが使うときと、ママやシャンチーが使うときで腕輪が放つ光の色が違うから、超人結成みたいに持つものの特性によって変わるんかねぇ

とりあえずウォンさんはシャンチーじゃなくてターローにいるおばさんに詳しい話を聞こう

 

最後に

とかなんとかぐだぐだ文句を言いつつも

エンドロール後のシーンでテンリングス自体がMCUサーガの中心になりそうな期待感があるし

シャーリンは別に改心とかそういうキャラでもなかったようなので(それを考えるとターローは彼女を迎え入れたんは結構危険だったんじゃなかろうかと思ったりもするが)もしかしたらシャンチーのストーリーラインには出てこないかもだけど

MCUドラマシリーズに、シャロンカーターと一緒に暗躍してそうですのでそこらへんも含めてきたいですね!

 

特にシャロンとはシマの取り合いでメンチ切ったりしてほしいw