さて、荒井さんの「Isopoda」続きです。
昨日は同梱のアッパーから型を取り新しいアッパーをコピーするところまででしたので
今回の記事で実際に作っていきます。
最終的に、この中底革とゴムのソールを接着するのですが
裏側は繊維質でゴム糊を吸ってしまうため、一度全体にゴム糊をぬって、
いざ接着するときに塗るゴム塗りが吸われないようにします
同梱のゴム糊を全体的に垂らして、ブラシで広げていきます。
端っこに糊がついていないとちゃんと接着されませんので、端を意識して垂らしていきます
しっかりブラシで広げます
両足とも出来ましたら、乾くまで10分待つ
その間にアッパーを組み立てませう
糊が乾いたら組み立てていきます。
まずは外側から。事前にマーキングしたラインまで差し込みます。
そしたらアッパーの革の裏側と、そこが張り付く場所にゴム糊を垂らし、ブラシで広げます。
また10分待つ
指で触ってぺったぺったするくらいがいい感じだそう
そうしたら張り付けて
強く押す!
私は小さい台に乗せてハンマーでたたきました
それを両足やりまーす
反対側もさして・・・
実際に履いて、ぴったりな位置でセロテープ(別売り)で仮固定
緩くならないようしっかり絞りつつ、当たっていたいところがないかも確認
中底がゴム糊で汚れた・・・
セロテープをはがした後でもどこまでさしたかわかるようにマーキングしておきます
そしたらセロテープをはがし、ゴム糊をぬって伸ばして接着です
ここまで来たらあと少し
あと少しですが、
ゴム糊を塗る前に、アッパーの差し込んだ部分を紙やすりで荒らします。
アッパーの表はつるつるして糊が固着しづらいみたいです。
私はFEDECAのナイフでがりがり荒らしました。楽w
ついでにやっぱりちょっと出っ張っちゃうので、角をナイフで削ってみたり
そしたら全体に糊を乗っけてまた10分
ソールのほうも全体に塗って・・・
ブラッシング
10分待ちます
乾いたらソールと中底を貼り付けますが、つま先側にしるしがあることを確認しておきましょう
ここを目印につま先からくっつけます
バチっとそろえましょう
そのまま後ろも接着して、ぐるっと端の部分を押し付けましょう
これで完成!
履き心地も抜群です
まぁ1万円のサンダルって考えたら少し高いかもですが、
ある意味実用的なプラモみたいなもんと考えればこれくらいの価格になるのかもですねー
さて、梅雨で雨マークばかりの毎日ですが、晴れ間を狙って履き下ろしてみました
#isopoda 履き下ろし
— べる (@bel729) 2020年7月12日
午前中の作業がおわったので近所のステーキやにお昼御飯を食べに行きます pic.twitter.com/M06cKAgWV3
履いた感想は、少し緩い
もうちょっときつく固定しても良かったかもしれないです。
これからさらにアッパーが伸びていくと考えると、最初はぎっちぎちにきつく絞ってもいいかもしれないなぁ