ブーツほしいなぁ・・・といろいろと徘徊していた時にアカウントを拝見したのが
今回出てくる「革でブーツ作る人」さん
https://twitter.com/estleather
おそらくレザークラフト歴が長そうな方で
そのあたりの技術と道具がある中で、ブーツづくりを独学でされているよう
オーダーも受け付けているそうですが、金額と仕様はオープンにされておらず
気になるけどどうしようかなぁという感じだったのですが
12月に東京で展示会(受注会というよりは展示会)をされるということで
手を挙げてみました
12月10日は東京都板橋区にて-estLeatherworks製作のブーツなどをご覧頂ける場をご用させて頂きました。時間は10時から14時です。準備の兼ね合いもありまして、もしまだご予約頂いてない方で参加意思の有る場合は早めにDM頂けますと助かります。
— 革でブーツ作る人 (@estleather) 2023年11月28日
板橋、初めておりました。
千葉民としてはなかなか縁がないところでしたね
子供に泣きつかれて電車一本逃したり
駅を降りてからも思いっきり道を間違えて遠回りしたり
そんなこんなしながら会場に到着
すでに先約がいらっしゃいましたが、着座して展示しているブーツを拝見
デザインとしては割とオーソドックスなのかなという印象
とはいえ、作り続ける中で常に改善していて
この3足ですら全く同じではなくマイナーチェンジをして言っているそう
さすがに今回の展示のためにフルでサイズを用意することはできなかったそうで
赤は22.5 青が24 黒が26でしたので
一番私の足に合いそうな黒をチョイス
ただ、とりあえず大きかったですね
だいぶゆとりのある木型設計のようでぶかぶかだったので木型の良しあしまではわからず、24の青もさすがに小さすぎてダメでした
青きれいですねー
今回3色展示してありましたが、すべて同じ革
基本はこの3色で展開とのこと
だいぶカジュアルなテイストだなと思いましたね
ワークでもドレスでもなく、カジュアル
トウはちょっとデコ靴より。初期はもっとぷっくりデコっとしていたそうですが
個々も改良していくうちにこれくらいに落ち着いたそう
底付けについてはちゃんとハンドソーンということでした
ただ、ラバーソールにまで縫い目が来ていないので、
ウェルトとミッドソールを縫い合わせたうえで、Vibramのラバーをハーフラバーのように張り付けていると思われ
個人的にこの仕様いいなと思っていて、理由は単純にオールソールの手間が少なくなることですね
縫いなおす必要がないのは手間だけでなく、ソールとウェルトへのダメージも減りますので耐久性向上にもつながります。
実際のところはゴムごと縫い合わせるのがかなりハードだから、というのもあるとは思いますけどね
展示品の中には、試作中のレザースニーカーと
スニーカーインスパイアのバッグもありました
バッグは地面に置くことを想定して、Vibramのソールをそこに張り付けているという面白仕様
スニーカーも底の資材はVibramでした
最近ラバーソールを見かけると大体Vibramな気がしますね
EverlastingもVibramでしたし
かなりシェアが大きそう
ちなみに、せっかくなので製靴についてもいろいろ聞いてみましたが
やっぱりレザークラフトの道具、工具を持っているアドバンテージは強く感じましたね。
コバを削るグラインダもお持ちだそうで、趣味の範囲からはちょっとはみ出てそう
ブーツづくりもだいぶこなれたそうで複数並行で作業されてはいるのでしょうけれども、月何足とかそういうペースで作られているそうでした
価格も聞いてみましたが、オープンにされていないので具体的な金額は言えませんが、正直びっくりするくらい安かったです。
年明けに価格改定するとのことでしたが、それでも安い。普通に短靴よりも安かったです。
しかも、仮靴もあるとのことで、Blue Whale着弾していなかったらちょっと悩んだかもなぁ
ただまぁ今回はお話を聞くのがメインで、いろいろ靴に関する熱い思いもお聞かせいただくことができました
最後に、場所を提供された方がプリンの専門家だそうで
結構なこだわりのプリンもいただいてしまいました
しかも手作り
砂糖は和三盆、卵と牛乳も国産の最高級品で、ほとんど流通しないものだそうで
ミルクの風味と濃厚で複雑な甘みが未知の領域のおいしさでした
来年2月にお店をオープンするそうで
本日会場提供頂きました「プリンのりゅうへい」さんの新規オープン店舗です、皆さん宜しくお願いします!通販は来年からとなる様ですので遠方の方も購入出来ます。https://t.co/vFhMnHEDxp
— 革でブーツ作る人 (@estleather) 2023年12月10日
一応同じものを置くみたいですね
いったい1個いくらのプリンなのか、ちょっとドキドキですが
出来たらもう一個食べたい気もする