王妃ベルダの肖像が最新話まで追いついてしまったので漫画アプリの「マンガUP」で何読もうかなぁと思っていくつか手を出してみているのですが、
その中で今一番楽しんで読んでいるのが今回紹介する「地縛少年 花子くん」
(※リンクはpixivコミックス)
その名の通り学校の階段をベースにした怪奇もので
夢見がちな女の子「八尋寧々」がとある事件をきっかけに「金魚」になる呪いをかけられてしまう。
その呪いを学校の七不思議のひとつである「トイレの花子(男の子)」が肩代わりしてもらう。
それによって花子くんと縁ができてしまった寧々は異変が起きている学校の怪談を元に戻そうとする花子くんに振り回されながら、手伝いをする羽目になる・・・
といった感じ。
花子くんはもともとこの学校の生徒で、過去の事件によりタイトル通り「地縛霊」として学校の七不思議のひとつになっているという設定
異変が起きている学校の怪談の解決というショートストーリーの合間に花子の生前に何があったか、という大きなストーリーが進んでいきます。
私が読み進めているところだとまだ全然そこら辺の開示がされていないですが
明かされることによって寧々ちゃんとの関係も少しずつ変わっていって
そこも見どころの一つですね。
漫画が始まったのは2014年で、既に14巻まで出ているので全然追いつける気がしないですが、その分長く楽しめそう。
ちょうど1年前にはアニメ化もしていたんですね。アマゾンプライムでは1話だけ見ることができるみたいです。
怪奇ものって結構好きなんですよね。
怪談話ってある意味古典ですし、それをアレンジしてみたことあるけど新しい、みたいな匙加減は読んでいて安心感と新鮮さが同居するというか
前に紹介した「宵闇幻燈草紙」もその最たるもの。
他にも「足洗屋敷の住人たち」という漫画も面白かった。
足洗邸の住人たち。 【完全版】 1巻 (ガムコミックスプラス)
まぁここら辺は純粋な怪奇譚で学校の怪談とはちょっと違いますけど
学校の怪談系だとやっぱり地獄先生ぬ~べ~が一番有名なのかな?と思いますが
個人的には電撃系の雑誌で20年以上前に連載していた「HAUNTEDじゃんくしょん」という漫画が学校の怪談を生徒と幽霊が手を取り合って事件に向き合うという構成的に近いものを感じます。
今調べたらKindle Unlimitedで全巻対象みたいですね。懐かしさで死にそうになる気がするけどこれも後で読もう
人間何年たってもあんまり好みは変わらないんですよね。
というか、新しいものに対するアンテナがどんどんさび付いていて、昔好きだったものに近いものにひかれてしまう。
まぁ昨今のリメイクブームなんかを考えると、私だけでなくてみんなそんな感じなんだろうなぁとは思いますけどね。
キャラデザだったり、花子さんが女体化ならぬ男体化していたりと、多分に女性向けの系統何だろうと思うのですが、ベースは学校の怪談ものなので、ぬーべーとか好きだったひとには刺さるんじゃないかなぁと思いますし私と同じように「HAUNTEDじゃんくしょん」よんでいたオタクなおっさんにはさらに刺さると思いますw