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映画、漫画、革のブログです

#インサイドヘッド 2を見るために1を予習したけど娘ちゃんドはまりでした

なんかいまインサイドヘッド2が信じられないくらいヒットしているらしいですね

 

 

アベンジャーズを抜いて世界トップ10ですかー・・・凄いなぁ

しかし・・・こうやってみるとディズニーやべぇな

1. アバター 20世紀FOX(Disney)
2. アベンジャーズ エンドゲーム Marvel(Disney)
3. アバター ウェイ・オブ・ウォーター 20世紀FOX(Disney)
4. タイタニック Paramount+20世紀FOX(Disney)
5. スター・ウォーズ フォースの覚醒 LucasFilm(Disney)
6. アベンジャーズ インフィニティ・ウォー Marvel(Disney)
7. スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム SonyPictureS+Marvel(Disney)
8. ジュラシック・ワールド Universal
9. ライオン・キング Disney
10. インサイド・ヘッド2 Disney

11.アベンジャーズ Marvel(Disney)

 

ジュラシックワールド以外全部に関係しているってやばない?

前も言ったけど、ストレンジワールドでこけてもアバター2で取り戻す、スタジオを複数抱えるからこその作品の多様性

belphegor729.hatenablog.com

 

2023年はディズニー不遇の年でしたが、それを巻き返す作品がまさかインサイドヘッドとは

と、いうことで、実は見ていなかった前作を、せっかくなので娘ちゃんと一緒に見たらドはまりした

というお話です

 

 

あらすじ

11歳の少女ライリーの心の中に住む5つの感情—ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ—が、彼女の幸せを守るために奮闘する様子を描いた映画で

ライリーが大好きなミネソタからサンフランシスコに初めての引っ越しして

生活環境が大きく変わったストレスによるメンタルの変調を

擬人化した感情たちの奮闘としてコメディかつドラマティックに描いています

 

感情の制御の利かなさが子供って感じ

子供の感情って大人ではなかなかつかめなかったりして、まぁ私も日々苦しんでますが

それを、感情をコントロールするキャラクターたちが心の中にいてその時々の主導権を取り合っている

という解釈は面白かったですね

そして、引っ越し、転校という外的要因でメンタルに負荷がかかり、情緒不安定になる

というのを、ヨロコビとカナシミが感情を制御するコントロールセンターからいなくなってしまった。というふうに持って行ったのも斬新

そして、二人がコントロールセンターに戻ることで、ライリーのメンタルが回復し

5つの感情たちもその中で成長していく

また、ヨロコビとカナシミの旅路の中で、忘れられていく記憶、ふとした時に思い出してしまう記憶、人はなぜ忘れていくのか

というのを独自の解釈で描いていたのも面白い

イマジナリーフレンドがどんどん忘れられていく、というのも残酷だけどリアルですよね

彼が、ライリーのために自分の身を犠牲にしてヨロコビを助けたシーンは

いやぁ娘ちゃんは号泣していましたし、ヨロコビとビンボンの声を当てた二人の演技が素晴らしすぎて

私もうるっとしてしまった

 

しいて言うなら、ライリーが2つの感情を失ったことで、外的な影響から殻に閉じこもってしまったせいで、彼女のストレスによるメンタル不調を、今の両親が何とかすることが出来ず、結果的にライリー一人で解決してしまったのは両親的にはかわいそうかなと思ったりもしますが、なかなかそこまで手を伸ばすと大変ですよね

 

また、感情があるのがライリーだけではないように、感情をつかさどる彼らを心の中に持っているのもライリーだけじゃない

そして、5つの感情のうち、どの感情が主導権を握っているのかが人それぞれ違うのも面白かったですね

エンディングのシークェンスで、あのときのあの人は、心の中では実は・・・

というのをコミカルに描いていたのもくすっとできてよかった

多分私はムカムカかビビりが主導権を握っている気がする

 

 

全ての感情にポジティブな役割がある

ストーリーの大筋は、

ヨロコビとカナシミの凸凹コンビのバディもので、

ヨロコビは悲しい思い出になんて意味がないと思っていたけど

そして、悲しいと口に出すことで、改善につながるし

悲しいことはため込むのではなく吐き出すことで心が守られる

悲しいことをちゃんと表に出すことの大事さをメインに据えていて

ヨロコビの感情だけがあればいいのではない

カナシミも大事

ビビりも、危険回避に重要

イカリも、割と戦犯ムーブが多かったですが、最後のホッケーの試合で

イカリこそパワーというポジティブなコントロールもライリーは身に着けていましたね

ムカムカが一番影が薄かったかな?ヨロコビとカナシミがいない中で頑張ってリーダーを代行していたけど

そういう、感情に余計なものなんてない

というメッセージが素晴らしかったです

だからこそ2でさらに増えていく感情が、どういう役割を作中でになっていくのかがとても楽しみになりますね

 

声優も完ぺき

本職ほとんどいないのに、全然違和感がないのは相変わらずディズニージャパンのキャスティングは強い

特に、ヨロコビの竹内結子さんは本当に素晴らしかった、

 

 

常にほかの感情を引っ張っていくリーダーとしての使命感を持ち、パワフルな行動力が声からも伝わってくる良い演技で、2でのさらなる活躍を期待していたのですが・・・

竹内結子さんね、、、そういえばコロナ禍に他界されていましたね・・・

奥さんに言われるまですっかり忘れていたのですが、ううん・・どういう気持ちでヨロコビを演じていらっしゃったのか、考えるとちょっとつらい気持ちに

2ではベテラン声優の小清水亜美さんがアサインされていて、まぁ彼女なら間違いなく外さないし、ほかの俳優たちも声優と見まがうクオリティコントロールのおかげで、浮いたりすることはないだろうなと思いますが、やっぱりちょっと寂しいですね

 

で、個人的には、ライリーのイマジナリーフレンド、ビンボンの声を当てた佐藤二郎さんがマジで良かった

 

 

佐藤二郎さんって、どうしても福田監督作品の変な人の印象が強くて

真面目に演技しているところ私下手したら1度も見たことないんだけど

佐藤二郎さんの軽い雰囲気が、ビンボンの子供に愛されるキャラクターにマッチしていて凄く良かった

最初、「聞いたことある・・・本職ではなさそうだけど、どこで聴いたんだろう?」

くらいの印象で、エンドロールで佐藤二郎さんの名前見てびっくりしました

あービンボンもいなくなっちゃったから2では佐藤二郎さんの声聞けないのかぁ

 

最後に

原作無で、こんな奇想天外な発想の作品をドーンと出せるのがディズニーの強みだよなぁというのは本当に思うんですよね

これは確かに評価が高いのも分かりますし

2が順当に進化すれば、大ヒットは全然ある

にしてもヒットしすぎだと思いますが💦

娘ちゃんもかなり乗り気なので、2なんとか時間作って見に行く予定です