おジャ魔女どれみが全話アマゾンプライムで見れるようになったそうです
【新着】Amazonプライムビデオ見放題
— きんどう (@zoknd) 2020年4月27日
『おジャ魔女どれみ』シリーズ5作品
→ https://t.co/CbFMhjcYqZ
GW期間中にぜひどうぞ。また20周年を記念して新作映画も公開予定です。
公式サイト
→ https://t.co/v7tjKL30iYpic.twitter.com/T5nWZthN2d
実は私むかーしこんなことをつぶやいたことがありまして
細田監督はサマーウォーズまでは好きでしたねー
— べる (@bel729) 2019年7月28日
一番好きなのがおじゃ魔女どれみの担当回なのは内緒です😄
サマーウォーズまでは細田監督とても好きだったんですよね。
おおかみこどもで「あれ?」ってなって
バケモノの子で「うん?なんか肌に合わなくなってきたぞ」
となり今に至ります。
逆に秒速5センチメートルでものすごい拒絶反応を出したのに
君の名はでだいぶ拒否反応が抑えられて天気の子に至っては昨年度見た映画の中で一番好きな映画になりました。
そういえばそろそろBD発売じゃないですかね
さて、話が盛大に脱線しましたが
時をかける少女で、エヴァンゲリオンのキャラクターデザインで有名な貞本義行さんによって手掛けられたキャラクターが
人体の印影をあえて描かないことで逆に自然な動き描けるようになり
また、何気ない仕草・風景の中にいろんなメタファーを入れ込んだ
見れば見るほど味わい深い作品を生み出した
細田監督
その細田監督が若手時代に手掛けていたのが
「おジャ魔女どれみ」で
なんの偶然か、たまたま、たまったま私が見た唯一の話が
細田監督担当回の
#40 どれみと魔女をやめた魔女
だったんでびっくりしました。
サマーウォーズは、監督が過去に手掛けられた
デジモンの映画「僕らのウォーゲーム」
をオリジナルにリファインしたかのようなつくりでしたが
時をかける少女も、
原作の設定を拝借する中で、この「どれみと魔女をやめた魔女」
と同じ作風を感じることができます。
で、本作ですが
ほかの魔女見習いと違い自分に将来の夢がないことに悩む主人公のどれみが
自分の一つの将来の姿である魔女の「未来さん」と出会うところから始まります。
未来さんはこちらの世界でガラス職人として生活をしており
未来さんになついたどれみはガラスづくりを教えてもらったり、未来さんのこれまでについて聞いたりと交友を深めていきますが
その中で、魔女になるとはどういうことか、永遠の命を持つことの意味について
小学生のどれみには重すぎる現実を突きつけ、どれみに選択を迫ります。
ちょっと好きになった人
でも、やめた
私、年上好みなの
学生のころ見た時もなんだこれはと驚愕をしましたが
子供向け番組かっていうくらい空気が重い。重いというか、おかしい。
本作ではガラス玉と3差路がテーマのメタファーとして繰り返し登場します
ガラスは個体のように見えますが、実は液体に近い物性で
長い時をかけて動いています。
古い家のガラスがゆがんでいるように見えることがあるのはそういうことです。
長い時をかけて動いていくガラスは永遠の命を歩む未来さんのメタファー
何千年も生きる魔女はガラスが動いているのを見ることが出来る。いずれ私もそれを見る
3差路はもちろん将来に迷うどれみに待ち受ける選択肢のメタファー
作中で視聴者に渡される情報量はものすごく多いのに
時間の使い方がとても贅沢で、ともすればゆったりとすら感じます。
表情の移ろい、風景一つ一つに意味を込めているからです。
それはもはやどれみに降りかかる呪いのようで
話が進むにつれ、空気が張り詰めていくのを肌で感じます
魔女の声を立てるのは原田知世さん
時をかける少女でも主人公のメンター的立ち位置の
魔女おばさんの声の吹き替えをしていますね。
今回アマゾンプライムで配信開始ということで
20年ぶりくらいに見てみましたが
今見ても全く色あせない名作だと思います。