ジャレット・レトがジョーカーを演じた「スーサイドスクワッド」は消して良い評価を得られませんでした。
そんななか、いつも楽しみにしているブログでこんな記事があったのですが・・・
Hollywood Reporteは最新のレポートでジャレット・レトはドット・フィリップスとホアキン・フェニックスの”ジョーカー”に対する新たな見解を明らかにしているスタジオに満足していないようであり、WBのこのような(別のレーベルでジョーカーを描くこと)他の動きはレトがジョーカーからますます離れるこを示唆すると述べており、最終的にはレトのジョーカーは終わりを迎えていくと伝えています。
要するに、俺がジョーカーで頑張ってるのに、ほかにもジョーカーがいるってなんなん???
ってことだとは思うのですが、確かにレトジョーカーを取り巻く環境は非常にジャレット・レトに対して失礼というか、ワーナーなりDCなりはフォローをする必要があると思うんですよね。
ジャレット・レトもレト版ジョーカーが順調に動いていれば、ホアキンジョーカーに対して決してこのような態度をとらなかったと思うのですが・・・
現実は、大幅に出番を減らされたうえに作品の評価は、成績はさておき散々で、ジャレットレトとしては忸怩たる思いがあったと思います。
というか、あった。
本人も含め、誰しもが「ジョーカーの出番が多ければ、もっと評価は違ったのではないか」と思っていましたし、出番を削減したうえで、ジェームス・ガン監督がメガホンをとるまでは存続すら危ぶまれていたシリーズですので、DCとしてはその世間の雰囲気に対して批判するすべを失っている状態とも言えます。
それにスーサイドスクワッドでハーレイクインはジョーカーと決別していますので、ハーレイクインの単独作品に参加しないのもごそりゃそうだろうなと思うし、参加したとして、好意的な書き方がなされるかは微妙だと思うんですよね。
また、因縁のバットマンとの対決についても、ベンアフレックにまつわるトラブルによって、明らかに暗礁に乗り上げています。
そんで「JOKER」
ホアキンフェニックス主演の「JOKER」はあくまでDCEUに関係のない、サブとまではいわなくても、スパイダーマンに対するスパイダーバースのような、自社のコンテンツの多様性や、アメコミの横展開に対するおおらかさの上に成り立つコンテンツで、あくまで本流はDCEUに属するレト版ジョーカー、なはずだったと思うのです。
なのに、本流に属するはずの自身の作品は評価が低く、実験作品の「JOKER」は実験が大成功して稀代のヒット
となると、内心穏やかではないのはそりゃそうだよなぁと思うし、
もしDCなりワーナーなりがDCEUを大切に育てるつもりがあるのであれば、ジャレット・レトに対して
「いやいや、レトさん。『JOKER』受けてますけど、レトさんにはこんな作品に出てもらう予定がありますから。レトさんのジョーカーも大切なんですよ」
とフォロー入れるべきなんじゃないのかなぁ。
「JOKER」受けすぎちゃって、レトの方見てないんじゃないかな。
それにDCEUも現状はユニバースとしての広がりを見せるのではなく、個々の作品としての完成度を上げる方向であまり作品間の関連性を強調しない形で動いているようなので、ジョーカーが複数の作品を荒らしまわるような設定はしづらいところでもあります。
個人的にチャックニコルソン版ジョーカーのことは詳しく知らないので、一番好きなジョーカーはヒースレジャー版ではあるのですが、ジャレットレト版のジョーカーはこれからのキャラクターのはずでした。
ヒースジョーカーとレトジョーカーのキャラクタの違いは、ジョーカーというキャラクターの懐の深さ、存在そのものの歪さが魅力であるジョーカーの幅を広げる機会だったとも思うんですよね。
ホアキンフェニックスがJOKERを演じるうえで尋常でない役作りをしたことは有名ですが、
リアム・ペイン、ソロ・デビュー・アルバムが12月に発売決定! エド・シーラン、ゼッド、ジョナス・ブルーなどの大物アーティストや作家との曲が20曲収録
ヒースレジャーもジャレットレトも尋常ではない役作りをしています。
回りの演者はちょっと大変そうだけど💦
複数のサイトで、レト版ジョーカーの今後について、完全についえたとは書いていないので、どういう状況なのかわからないですが、レト版ジョーカーについて評価を出せる状態ではないと思うので、DCなりワーナーなりは責任をもってもう一作くらいは丁寧にレト版ジョーカーを見せてほしい。
まぁジャレット・レトに関してはマーベルで吸血鬼の役がアサインされているようです。
レト版ジョーカーの怪しいエロさはバンパイアに適任ですね!
しかも主演!DCより先にマーベルがレト版ジョーカーを評価したような形ですが、楽しみですね