いやぁ
たまにこういうあたりを引くから映画を見るのはやめられない
最近映画で外れというか、私の好みからそれる映画ばかり引いて結構しょんぼりしていたのですが
別件で休みを取った、なんか映画を見よう
で、今ちょうど谷間なのか案外見る映画無くて、
まぁドウェイン・ジョンソンとクリス・エヴァンスでアクションならよほどのことがない限り最低限の面白さは保証されるだろうとそんなふわっとした気持ちで見に行った
映画、レッドワン
いやーこれねぇ
ほんといい意味で裏切られましたよ
マジで名作
名作なんだけど、私みたいに「絶対見ないと!」みたいなモチベーションの人そんな多くないというか、皆無に近いんじゃないかと思うんですよ
私のもよりの映画館ではそもそもやっていなかったし
だからまぁそもそも見る気がなかった、という人が多いだろうなあと思うので
今回はネタバレなしで、今回の記事を見て興味を持ってもらって
映画館に向かってほしいと
そいういうコンセプトです
ということで行きます
あらすじ
サンタクロースはプレゼントを配る。すべての子供に
そんなサンタクロースが、クリスマスイブに、厳重な警戒を突破して攫われた
サンタクロースの護衛隊長カラムは、データを誘拐グループに売った、「探し屋」ウルフを確保し、誘拐グループを見つけるために逆にウルフをスカウト
真面目なカラムと、不真面目なウルフの凸凹バディコンビは
クリスマスまでにサンタを救い出せるか
クリスマスに無事にプレゼントを世界の子ともに渡せるのか
世紀のミッションが今始まる!みたいな感じ
ネタみたいなテーマで大真面目に作り込んだストーリーが完ぺき
サンタクロースは実在した!というコメディタッチなネタと
ゴリゴリのアクションを混ぜた本作
大の大人がサンタについて大真面目に語っているギャップが本当に面白くて、
プレゼントがもらえない悪い子リストが本当に存在していたり
カラムの上司が各国首脳に「クリスマスの中止」の可能性を警告する
とか言い出したり
変化球みたいなテーマ一本勝負で行くのかと思いきや
世界観設定も含め、かなり作り込まれていてよくできている
画面内にあるすべてに意味があって、それが最終的な大団円につながっていく様は
本当に見事というしかない
なぜサンタが鍛えているのか、なぜカラムは護衛をしているのか、カラムの攻撃スタイルまですべてがつながっている爽快感
そして、クリエヴァ演じるウルフが、空想の産物だと思っていたものが実在していたというアイデンティティクライシスや、
カラムとバディを組むことによって良い影響を受け、人として成長していくヒューマンドラマとしての質も高く
もう本当に隙がないんです
詰め込みすぎな感はある
2時間ちょっととまぁ短くはない映画なんだけど
サンタ、それにまつわる伝説、カラムの悩み、ウルフの成長
そして敵の暗躍と
とにかく語ることが多く、一個一個の濃度が落ちているんですよ
だから、もうちょっと色々深堀してほしかったな
という点は正直あるんですが
でもそこもストーリーがばらばらになるギリギリのラインでとどまっている感じで
時間に対して素材が多すぎる中で、うまく取捨選択している結果でもあります。
正直この世界に対する好感度も高いですし、そういった感じで情報に関する飢餓感もあるので、ぜひ続編が欲しいところ
世界観が秀逸なのでね
全然シェアードユニバース化もできると思うんですよね
最後に
今年見たアクション映画の中では間違いなくトップ
デッドプール&ウルヴァリン?
個人的にはより上ですねぇ
あの映画はエモブーストかかっている映画だから、なんやかんやでストーリーにもアクションにも気になるところはあるんよね
正直、ここ最近見たハリウッド映画の中では一番ストーリーがしっかりしていました
あとはやっぱりドウェイン・ジョンソンが格好良すぎますね
最近全然出演している映画見れていなかったから
その点でも非常に満足でした!