火曜日は映画二本立てでした
もう一本は、風都探偵 仮面ライダースカルの肖像
見に行った映画館は東映系列ということもあり、結構大きな垂れ幕がありました
仮面ライダーWはもちろん全部見ていましたが
マンガの風都探偵もアニメも途中までしか見ていないなか
とはいえまぁ今回はスピンオフ的な内容だろうし
まぁ仮面ライダースカルがメインの話ということで、おおよそビギンズナイトに沿った内容だろうからわからないってことはないかなと
せっかくだしということで見に行きました
評判よさげでしたしね
で、まぁ実際のところは
予想通り、おおよそビギンズナイトの要素を踏襲しつつ
つまるところ実写版のアニメ化ですね
実写では子役を用意しないとなかなかむつかしかった左将太朗の幼少期の話や
新たなフォーム、新たなドーパントとの戦いを盛り込んで
ビギンズナイトを見た人でも満足できるような内容に仕上がっていたかなと思います
が、
がですよ
本作が、特別料金ということがすべてを台無しにしているんですよね
各種割引サービスがほぼ全部使えないということもさることながら
なぜこの作品が特別料金なのか、特別料金となる理由は何なのか
そういったものが全く開示されていないのが凄く不快で不満
特別料金の定義自体微妙にぶれはあるもののおおよそ
・イベント上映
・ライブビューイング
・旧作の上映
当たりが明示されているのかなと思いますが
イベント上映(ゲキ×シネ)だから、とか、ライブビューイングだから
とかならまだわかるわけですよ
舞台ってめっちゃ高いですからね
旧作の上映も、上映権が新作とは違うと聞いているので、いろいろと通常のルートに乗せるのがむつかしいところはあるのでしょう
とはいえ、TOHOシネマズがやっている午前十時の映画祭という旧作上映イベントでは、通常の干渉料金よりも低く設定していますよ
ちょっとむむっとしたルックバックだってまぁそれなりに金額は押さえていましたよ。それなりですが
でも今回は1900円。ほぼ定価
私会社の福利厚生で結構安く映画が見れるので、1900円は倍とまではいかないまでも、結構価格差があるわけで
理由も開示せずに「この作品は割引不可です」とか言われるの
なんかなーと思うわけですよ
だってどう見ても「新作映画」じゃん
自分で、「劇場版」って言っちゃってるじゃん
まだOVAのVシネを期間限定上映します
くらいの建前を用意すれば何とか飲み込んだのに、自分で劇場版って言っちゃったらもうだめでしょ
それは新作映画なのだから通常の配給ルートを使おうよ
同じ面白いなら約半額で見れる通常の映画のほうがいい
価格差も相まって火曜日見た映画では余計にレッドワンのほうが心に刺さりました
こんな値段のつけ方をしなければ、風都探偵楽しかったねで済んだんですけど
いつもより大きい金額を要求されているので、それに見合う面白さは期待したかったのですが
まぁ期待を超えるほどの、それこそレッドワンくらいにはねる、心に刺さる作品ではなかったなと
正直残念です
映画そのもの、というよりは、本作に特別料金という設定を付与してしまったことに対する不満のほうがボリュームが大きくなってしまいましたが、さすがに制作もそういうネガティブなリアクションも織り込み済みだと思うのでしっかりといわせてもらいます
正直、定価でも見に行くような顧客を持っているニッチな作品は特別料金でしっかり金をとっていく、という風潮がこれから生まれそうなことを危惧しています・・・