Let Life Loose

映画と革製品についての紹介がメインのブログです!特に革靴についてはディープな情報をあげていきたいと思ってます

ドラクエの映画結局どうすればよかったんですかね。

自分でも性格悪いなぁと思いつつ、やっぱりもやもやするんですよね。

ドラゴンクエスト ユアストーリー

 

belphegor729.hatenablog.com

 

どうすればよかったのだろうか?という問いかけに関しては
冗談でも「ドラクエだけにかかわっているわけにもいかない」
なんて言っちゃう人間を監督に据えず、

子供時代、結婚まで、最後まで、の3部作で構成して、丁寧に製作すべきだったというのは当然の話ですかね。

最後まで読めば言わんとしてることもわからなくないですが、それでもそんなことを言われてファンがどう思うかが考えられないような人間に他人の作品を任せちゃいけない。
恐らくこれからもこの人は他人の作品で生きていくんでしょうし、その中にはヒット作も出てくるのでしょうけどね。

で、いきなり3本の映画作るのがリスクなら、親子孫の3代に及ぶボリュームのあるストーリーの5ではなく、もっと脚本の裁量が大きそうな1とか(それはそれでハードルが高いけど)間に他作品を挟んで感触を確かめたほうがいいと思うし、正直ドラクエってコンテンツをもっと信頼してあげなよ、映画化したいと思うなら、とも思うわけです。

しかし、ドラクエ5の映画を監督が作りたい!って思ったわけでもなく、恐らく提案した人間も別に5でなくてもよかったんでしょう?多分。
ドラクエで映画作るうえで一番人気が高そうなのが5だなとか、そういう理由で選んだだけだと思うんですよね。
 で、ドラクエで映画を作りたい監督ではなく、CGで映画を作れそうな監督に声をかけたと。まぁ失礼な話よねぇ。そりゃ、普通のアニメ映画もそれはそれで監督の重責はあるかもしれないですが、やりたいアニメ監督も多かったのではなかろうか。

 とは言いつつ、このオチで映画を成り立たせるにはどうしたらよかったんだろうと考えてみたんですが
 

やっぱり一番の問題はここだよな、と思うんですよね

 

しかもそれを匂わせるような伏線がほぼ無くて、すっごい唐突にクソ展開になるわけ。
だからもうほんと「裏切られた…!ちくしょう…!!」って気持ちがすっごい強くて。

 

とっておきのアイデアに縛られ過ぎて、事前に、あるいは見ている間に気づかれたらとっておきじゃなくなってしまう、って思っているのかなぁ。
 徹底的にオチを秘匿していますよね。
 まぁちょいちょいメタな発言は出ていますが、ゲームかも?レベルのメタですし、ちょっと弱いかな。

 なんというか、隠しているというよりは、だまし討ちなんですよね。
 インタビューで監督は「『オチ』がなくても見られる映画にしなければ」といっているのですが、ドラクエ5のパートはそれだけで成立するようにしたい、
そしておちは予想されたくない。
 欲張ろうとしてどっちも逃してる感じがします。まぁファンですら思い出補正で持っている感じがリンク張った感想から感じなくもないですが・・・

 ドラクエ5のパートとオチがシームレスにつながってないんですよね。
だから変えるとすれば1つは、このペース配分でやるのであれば、ドラクエ5として楽しんでもらうことはあきらめて、序盤から「何かおかしいぞ?」と観客に思ってもらうよう仕掛けを作るのが良かったんじゃないかなぁ。
 すでにウィルスの浸食は始まっていて、見たことのないモンスターがいたりとか。明らかにドラクエじゃないよね、みたいなバグモンスター。
 違和感から興味を持ってもらって、なぞ解きをする方向が、無難だったんじゃないかなと思います。

 もう一つは、やっぱりドラクエ5としてのストーリーは犠牲になりますけど、5自体は半分で終わらせて、残りの半分で、ウィルスに侵された世界を描き、そこから解放する新しい冒険を描くとか。
 シームレスにはつながらないですが、それも一つの方法だと思います。まぁ半分オリジナルストーリーだからかなり脚本の負担大きいですけどね。監督が兼任してる場合じゃない。

 個人的には、勇者ではなかったけど、主人公が世界を救う。
 というプロットはとてもいいと思うのです。血ではなく、行いでヒーローになるというのは割とホットなアプローチだと思うのですよね。
 キングスマンとか Manner makes man だよね!
 私が大好きMCUのキャプテンアメリカも強いからヒーローなのではなく、高潔な意思によってヒーローに選ばれる話です。
 トリッキーな展開を王道なコンセプトでオブラートに包むのも一つの方法じゃないのかなぁ。

まぁ素人考えですけどね。
だから、こうすれば良かったと安易に言うのも危険かもしれませんが、それにしてもアイデアに対して無策すぎるのでなにがしかの補完は必要だったと思います。
 アイデア出しだけして、脚本本職の人に任せたほうがよかったんじゃないですかね。

 

 

最期に、監督のインタビューでのちょっとこの言葉が引っかかってしまっています。

 

「映画として戦えることが見つからなければ、作る意味がない。単に物語をなぞったり、ゲームの副読本になったりするだけなら、映画にする必要はないと思っていた」


言っていることは正しいと思うのです。志を高く持っていらっしゃる。同意はしないけど
 それに言うは易し、行うは難し。

   私にはその志をつらぬくには原作に対してどう味付けすればいいか全くわかりませんが、少なくとも、変な設定をグチャッとねじ込むのは違うと思います。
    それに、このかたほとんど漫画やアニメ等原作ですよね。
 すべての作品において、同じ志で映画作ってるんですかねぇ・・・
ドラクエ以外の作品も原作を単になぞったり、副読本になっていたりしてないですかねぇ。
そういえばヤマトのデスラーの解釈は荒れたなぁ。
 
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