ジュマンジで久しぶりにWWEについて思いをはせていたのですが、知っていますでしょうか?WWE
プロレスではなくスポーツエンタテインメントだそうで、シナリオがあることを公表したうえで、馬鹿なことを、体を張って、まじめにやる
というのを本気でお金をかけてやっていて面白かったですね。
恐らく今の新日本プロレスもその流れを踏襲しているのかな?と思うのだけれど、ヒーローがいて、悪役がいて、悪役が勝つことも多々あるけど、人気の悪役には悪役なりの美学があり、それに心酔するファンがいて、悪役がヒーローになったり、ヒーローが闇落ちして悪役になったり、子供のころ戦隊ヒーローなど特撮に慣れ親しんでいた人たちには琴線に触れるところがあるんじゃないかなぁと思います・
WWE今どうなってるんだろ。当時はレイミステリオとエディゲレロの抗争が始まったころで、あのシナリオがなかったらWWEは見続けていなかった。レイミステリオはかっこよかったなぁ。ハイフライムーブっていうんですかね?軽快な身のこなしでこれがルチャの醍醐味かと興奮したのをよく覚えています。大好きなレスラーでした。
プロレスラーとして好きになったのがレイミステリオでしたが、その後の試合を追いかけて行って、(当時は)ヒールだけど憎めなくて、おちゃめなところがあるお髭のおじさんエディゲレロと、現在MCUでドラッグスとして活躍しているバティスタ(デイヴ・バウティスタ)のシナリオがとても面白くて、キャラクターとしてエディゲレロの魅力にどんどん取りつかれていったんですよね。
ずるしたときに舌をペロッて出すのがチャーミングなんですよ。
とてもハードな人生を送られていて、アルコールとドラッグによって一度身を滅ぼし、しかし生まれ変わってまたスーパースターに返り咲いた姿はロバートダウニーJrを思い出します。
自伝も購入し愛読していましたが、リングの中でのおちゃらけたキャラクター、嘘とほんとを使い分ける稀有なスーパースターは
家族を愛し、深い信仰心によって再生したクリスチャンで、リングインするときに胸を叩くしぐさは酷使した体を鼓舞する「体よまだ動いてくれ」というムーブだと聞いてとても心が揺さぶられました。
私がWWEを見始めて半年後、興行先のホテルで心不全を起こし帰らぬ人になったためです。
当日の興業は急遽内容を変更し、エディゲレロを悼む内容となりました。
プライベートでは無二の親友であったレイミステリオはその後長いことEG(Eddie Guerero)の刺繍の入った喪章をつけて試合に出続けます。
WWEを放送していたJ-Sportsも、確か追悼試合を字幕なしで即座に放送、のちに字幕を付けたうえで放送したのを覚えています。
彼が生きていたら、WWEのシナリオはどう決着がついていたのだろう。それはいい、もう彼のチャーミングなムーブを見ることができないのか。と、ツタヤで過去の試合を見まくったのも懐かしい。
また彼の最後の試合がこれでもか!というくらいエディの魅力が詰まった試合だったんだよなぁ
今はWWEを視聴できる環境で亡くなって10年以上たち、当時のスーパースターがまだ活躍していたり、親日で戦っていたり、逆に、日本出身のプロレスラーがそのままのキャラクターで大活躍しているそうですね。また視聴環境が整うようであれば見てみたい。
それにバティスタのように銀幕で活躍したりいろいろな話を聞くと当時のことを懐かしく思います。
ワイルドスピードの新作はバンブルビーにも出演したジョンシナがキャスティングされてるようですね。
私が初めてドウェインジョンソンを見た「ゲットスマート」でもインド人レスラーの「グレートカリ」が出ていたりして
プロレス出身の新しい俳優の活躍がとても楽しみです。
とりあえず、弟が新日の試合誘ってくれているので、ついて行ってみようかな。