今年はシティ・ハンターイヤーなんですかね。
2月に20年ぶりのアニメ新作「新宿プライベートアイズ」が公開されてかなりわいたと思うのですが
意外なところから次の矢が放たれました。
それが
シティハンターTHE MOVIE
新宿プライベートアイズも面白かったですねー
正直そこまでシティハンターに思い入れはないのでちょっとくどく感じるところもありましたが、ギャグとシリアスの緩急が良かったですね。もうちょっとキャッツアイの活躍をげふんげふん
で、その新宿プライベートアイズの公開と同じくらいの時期にネットで流れた情報があったんです。
「フランスで実写版シティハンターが作成されている」と
海外で製作された日本原作の実写化ってやっぱり不安ですよね。
原作が大作であればあるほど不安です。
悪名高きドラゴンボール然り、
全否定はしないけどもうちょっと何とかなったんちゃうんな攻殻機動隊然り
ただ、じゃぁ全部が全部だめかというとそうでもなくて
例えばトム・クルーズが主演で大胆な脚本の変更をしたものの大ヒットした
All You NEED IS KILL
だったり、売り上げ的にはそこまで振るわなかったですが、独特の世界観を丁寧に表現していた
アリータ
だったり。
週末半日お休みをいただいていたので、原作にそこまで思い入れがない自分が見てもいいんかなーとちょっと不安に思いつつ見に行ってきました
ゾンビランドを見たかったけど時間が合わなかったのは内緒だ
ということで感想です。
たとえ舞台はフランスでもあのノリは健在!
え、ええやん・・・何だったら新宿プライベートアイズより好きすらある
いきなり病室から始まる今作は、カメラ目線でしゃべりかける神谷明ボイスのおじさんにまず困惑させられます。
冴羽獠の声は山寺宏一に変わったのは前情報で聞いていたはずなんですけどね。
おじさんは麻酔をかけられ手術が始まるはずだったのですが・・・
そこに乱入する獠と海坊主らしきハゲ。まぁ間違いなく海坊主
獠の持った銃が海坊主に弾き飛ばされ(ちょっとうろ覚え)
銃は麻酔で眠らされたおじさんの股間に・・・
最初から下ネタがぶっ飛んでいて最高でしたね。
おじさんがなんの手術を受けようとしていたのかもポイントです
本作のストーリーも
惚れ薬入りの香水を悪役から守れ!
ととてもシンプルなものですが
香水の効果を確認させられた獠(惚れさせられた)と香(惚れられた)
に起こるハプニングもとてもウィットが効いてますし
偶然香水を手に入れたちょび髭のおじさんがそれを悪用して目的を果たそうとしますが
それもまた面白おかしく仕上がっていました。
90分と映画としては標準的な長さですが、その中に前半はこれでもかというくらいテンポよくギャグを配置して飽きさせず、後半はガラッと雰囲気を変えて切れのあるアクションをこれでもかと見せつけてくる。けどやっぱりギャグもある。
シティハンター関係なくアクション目当てで見に行っても結構満足できるのではなかろうか。
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— シティーハンターTHE MOVIE 史上最香のミッション (@cityhunter_2019) 2019年11月29日
気持ち良いほどに爽快で
カッコイイ❗
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🎬『#実写シティーハンター』
アクションシーン冒頭映像公開🔥
🎥撮影、🤸🏼♂️スタントマン、◢◤◢#リュック・ベッソン 作品の制作陣他
◤◢◤◢◤精鋭メンバーが集結❗❗❗
▼💥獠と香コンビが大活躍💥▼ pic.twitter.com/gFzlECD6zA
それでねー
獠役の役者がねー
めっちゃイケメンなんですよー
普段は出しないけどキメ顔はめっちゃイケメンなのも冴羽獠役にぴったりですね。
クライマックスも一捻りあって個人的には好印象
最初の勘違いが伏線になってたんだなぁ
原作のリスペクトもすごいあって、ぼかしの代わりに黒いカラスがいたり、
香もシナリオ上無理なくハンマーを振り回せるよう配慮されていた気がします。
また逆に原作をよく知らなかったので、原作通りか改変なのかわからないところがあったのも個人的にはフレッシュな気持ちで見れてよかったな。
海坊主の立ち位置が私の知っているシティハンターのうっすい知識と違ったので、結構ミスリードさせられてよかったです。
結論
舞台はフランス、役者もフランス人
だけど獠と香という名前がしっくりくる
原作のリスペクトにあふれた素晴らしい作品でした。
続編期待しちゃいたいなー
余談。
監督は原作の大ファンで、こんなシティハンターを映画にしたい!
とプロットを原作者持っていって、その熱意とプロットを気に入ったげん作者からゴーサインが出て無事製作できたとのことです。
クリードのライアンクーグラー監督かよ!
しかも監督脚本主演「オレ!」かよ・・・最高じゃん・・・
で、ウィキペディアによると製作するに辺りドラゴンボールを反面教師にしたそうですね・・・
フィリップは同じくファンである『ドラゴンボール』の実写化映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の辛辣な評価を見て、ファンを失望させないよう「原作に可能な限り忠実であること」を目指したという
悪名高すぎんよ・・・ドラゴンボールェ…