過去2回にわたって個人輸入について記事にしましたが
念願のプエブロレザーを入手しました。
半裁でかいです。
なんか比較対象置いて写真撮ればよかったな
大きい革は良いですね。何でもできる気がします。
実際は失敗が怖くて大それたことできないですが💦
プエブロは前々から使ってみたかった革なんですよね。
プエブロはイタリアのワルピエというタンナーが作っている革で
タンニン鞣しの革にしっかりとオイルを充てんする
「バケッタ製法」
を用いており、そのうえで表面をスクラッチしてけば立たせています。
その毛羽立ちが素敵な表情を作っていて、
また使い込んでいくうちに毛羽立ちが寝ていって美しい光沢を見せる
育てがいのある革です
で、プエブロを扱っていると明言している革問屋さんを見つけられなくて個人輸入に至ったという経緯があるのですが(あとからTwitterで扱っている問屋さんがあることを教えてもらった)
このプエブロの製法はほかのタンナーにも公開しているそうで
同様の製法のほかの革であれば取り扱いをしている問屋さんがあるので、それも併せて取り寄せてみたので見比べてみようと思います
が、結論から話をすると、
製法が同じなので素人目にはどれも同じでした
企画倒れですが先に進めていきます💦
集めた革は3種類+1
一番小さい左が IL PONTE社のマルゴーという革
右が同じく IL PONTE社のマヤ
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真ん中が茶色に見えますがプエブロです
さらに、KAWAMURA LEATHERさんというところがスワッチブック無料(送料のみ)
セールをされていたので、
同じ製法っぽい
「VIVIDO」
をお取り寄せしてみました
プエブロを拡大
カラーは正確には「prugna(すもも色)」ということでもともと赤紫かなぁという感じですがカメラの補正によってえらい赤が強く出ますね
参考:李色
続いてマルゴー
マヤと続きますが、大きな違いはないです。正直
並べてみるとこんな感じ。
マヤが模様が強い感じがします
スクラッチ感が一番強いのがVAVADOですね。
特に黒が傷が荒々しくて表情豊かです。
ということで、プエブロ製法とでもいうべき革を4種類ほど見くらべてみました
ほかにも同じ製法の革で「プエブロ・ベリー」というのがあるのですが
おなかの柔らかい部分を使っていてちょっと使いずらそうだったので今回は取り寄せておりませぬ。
ただ、マヤ・マルゴーと同じ IL PONTE社のものなので、雰囲気はきっと同じだと思います。
今回は個人輸入で頑張ってプエブロ取り寄せましたが、デシ単価的にあまり差もないので、取扱店舗によってはカット販売も受けているマヤやマルゴー、VIVIDOを使っていくのもありかなぁという感じですね
番外編:私がよく使っているサッビアというレザーがあるのですが
たぶんこの子もプエブロ製法を参考にしているんじゃないかな?
と思ってちょっと並べてみました。
スクラッチとヌバックでだいぶ雰囲気が違うのですが、価格差を考えるとやっぱりサッビア頑張ってるなぁ