サンプルの取り寄せから始まり
紆余曲折が(私の中で)あって、共同購入の音頭を取ることになり
最終的に5名の方に挙手いただいて、オーダーを取りまとめ、実際に共同購入発注となりました。
今回はその備忘録になります。
オーダーのとりまとめ
正直ここが一番大変でした。
本来であればサンプルを請求して、そのうえでオーダーになるのですが
コロナ禍後で日本へのサンプル発注ができず、皆様悩まれてました。
オーダーを取った後も、注文した革が品切れで、そのあとのやり取りも私の英語の不慣れさで行き違いがあり、時差の関係でなかなかテンポのいいメールのやり取りができなかったのもしんどかったですね。
ただ、英語でのやり取りは、Google翻訳さんフル活用で何とでもなる感じだったので、世の中便利になったなぁと痛感
メールはVASSをオーダーした時のやり取りを参考に文面を書いていきました
質問は簡潔に、そのあとは速やかにオーダーに
を心掛けて
AA CRACKさんでの購入について
今回備忘録ですので、AA CRACKさんに投げた質問とその回答もここに記載しておきます。
1.革の輸送コストは枚数によって変動する
2.革の漉き加工は可能だが、単位面積当たりのコストになる。(1枚につき何円。ではない)
3.革のカット販売はしない
ということなので、漉き加工は届いた後日本で行ったほうがいいかなぁという印象ですね。
購入内容詳細
内容は以下の通りでオーダーをしたのですが
WAXED FLESH CALFがSoldということで
同じJ&FJ BAKER のRUSSIAN CALFをオーダーすることとなりました。
WAXED FLESH CALF、すごく魅力的な革だったんですけどね
BAKER RUSSIAN CALFも凄く素敵な革ではありましたが
こんくらいのあっさりとしたメールで全然やり取り可能でした。
案ずるよりも生むがやすしですねぇ。
オーダーの流れ
オーダーが通りましたら、新規のお客さんは前金を払うことになります。
革のサイズの確定はオーダー確定後になりますので、概算の半額を先にお支払いします
前金の支払いが終わったらAA CRACKさんのほうで発送手続きに入ります。
前金支払いが完了したのが6月17日
6月19日に総額の確定と振込の依頼メールが来ました
革については各ページにておおよそのサイズ感(例えばRUSSIAN CALFは18SQFT~22SQFT)が確認できるのですが、ほぼすべての革において最大サイズをちょっとだけ超えてきたので焦りました💦
送料も100ポンドくらいって聞いていたんだけどなぁ
こちらもそのままお支払いし
発送の連絡が来たのが6月22日
かなりのスピード感のあるやり取りです。
VASSの時は本当に全然進まなかったなぁ(遠い目
あとは、国際輸送のDHLという会社のメールに記載のある追跡番号とにらめっこしながら届くのを待つ感じです。
海外からの輸送なので、当然英語版のサイトに誘導されるのですが
日本国内のHPもあるので、追跡番号コピってそっちで追跡確認したほうがいいです。
もっと早く気づけばよかったです
最後に税関を通過して、佐川急便に引き渡され
関税は佐川急便が代引きという形になるのでお金を用意しておきましょう。
私の時は、DHLから佐川に引き渡された旨電話がありましたので、その時に関税の額を確認しておいたほうがいいです。
私は手持ちがなくて、お金を引き出したあともう一度来てもらう羽目になりました。
ちなみに関税は24000円ほど。
総額の10%強ですかね。
想像していたよりもかなり安いです。
最終的に受け取ったのが6月28日
個人的な印象としてはめちゃめちゃ早いですね
手続きもメールでのやり取りがメインになりますが、かなり簡単でした。
はるばる海を越えて、厳重に段ボールで封印された革たちが手元に届いたときは感動しましたね
でかいでかい。
送料・関税をいい感じで等分して、皆様からお支払いいただいた後で
梱包された革をばらし
個別に包装しなおして
共同購入した皆様のところにお届けしてミッション終了です。
配送したヤマトの営業所に脅されて保険にも入りましたが、まぁ数百円だったからね。
まぁいいかな。
みな皆様からの到着報告もありがたく読ませていただきました。
英国から新しい革を、ベル@bel729 さんのご尽力で届きました☺️革面積がチョークで手書きという適当さが👍
— M.Futamoto/ZinRyu / 靴師 (@Zin_Ryu) 2020年7月2日
オークバーグはじめ、3種類の樹皮で14カ月間漬けてなめした革で、ブルーム浮きまくり。ゾンタの2倍高価だったり…💧#M_Futamoto のパターンオーダー時の限定レザーにしようと思います。 pic.twitter.com/CAqsDaLPWo
この革で #M_Futamoto の作品サンプルを製作中。ギリギリ #SSM に持参できると思います☺️ pic.twitter.com/e9oJkyFd2j
— M.Futamoto/ZinRyu / 靴師 (@Zin_Ryu) 2020年7月7日
M_Futamotoは個人的にかなり真面目に購入を検討しているので、ロシアンカーフサンプルが見れそうなのはとてもうれしい。雰囲気と金額ではオプションお願いしちゃいそう
ロシアンカーフは一部私がレザークラフトを始めるきっかけになった革作家のThree 2 fourさんのところに嫁いだようで、
こちらもどんなアイテムに代わるのか楽しみです
今朝zinryuさんから突然の贈り物。開けてみたらベイカー製ロシアンのイミテーション。鞣し、色合い、シボの雰囲気や香りに至るまでレベルがかなり高い。値段は結構するんだけどこれなら使ってみても良いかなと思った。 pic.twitter.com/4cHtanNzqL
— three2four (@three2four212) 2020年7月4日
共同購入で買わせてもらった革到着☺️
— FC4000@ぼちぼち (@chirno99) 2020年7月4日
ワルピエのブッテーロ グリーン
ワインハイマーのボックスカーフ
両方ともめっちゃ良い感じ〜⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾ pic.twitter.com/2i1YEXl7nZ
キタキタ
— もけけ (@mkk_148) 2020年7月3日
これがプエブロか!!
カッコいいぞ。全然写真で伝えられねぇ
べるさん(@bel729 )本当にありがとうございました!! pic.twitter.com/JLEmQK5qLJ
着弾2
— おかてつ(靴磨きの少年) (@Schuhputzer621) 2020年7月9日
WEINHEIMER BOX CALF - BLACK - 1.2mm
キメの細かさとしなやかさが半端ない。
べるさんの革共同購入にてイギリス→べるさん→ジンリューさんと経由してはるばるやってきました。
今回バット部分をチョイスしたので、どんなものに変化させるか楽しみです☺️
お二人ともありがとうございました! pic.twitter.com/iqmgCqtDZP
この場を借りまして、改めて
Zinryuさん、FC4000さん、もけけさん、おかてつさん、ITOMARUさん(順不同)ご参加いただきありがとうございました。
皆様がどんなものを作られるのか、こっそりヲチしております
次の記事で、「結局個人輸入はお得だったのか」についてまとめようと思います