ここ最近読んだ漫画の中ではトップクラスに絵がうまくて、
男尊女卑な異世界で体を張って生きていくハルの生きざまに胸を打たれるストーリーも素晴らしかった、「JKハルは異世界で娼婦になった」
とうとう完結までたどり着いちゃいました
このブログでも連載中に一度感想を書いているんですけどね
このころはまだ起承転結の承
娼婦としてのハルから、
下に見られる女性の中でも、さらに低い娼婦という職業
その果てに起きた出来事の末に
異世界転生者としてのハルの物語へ
完結したので改めて見返しているんだけど、抜群に絵がうまいからこそ
感情に訴えかける力もダンチだなと
多分このくだりは読み返すたびに、ハルの気持ちが侵食してきて泣いてしまうと思う
でまた、そこに至るまでの伏線も見事で、コマの片隅、何気ない日常の中で
ハルの異常な成長を違和感にならない程度に差し込んでいるんですよね
チバの存在もそう、ずっと、ずぅっとそこに気を向けさせないように丁寧に隠してきた
「チバがそうなら」
というのが、クライマックスでぐっと顔を出してくるのがゾクっとする
そして、5巻6巻で、原作のメインストーリーは終わり
7巻でハルたちの後日談が少し語られて終わるのですが
その中で、4話で起きた悲しい出来事を、彼女たちがどう受け止め、消化し、乗り越えていくのか、乗り越えようと努力していくのか
よりキャラクターたちに深みが出るシナリオでした
なおのこと、なおのこと先が気になるところではあるのですが
原作もここで終わり
この後のハルについてはタイトルともずれていくので
ここが丁度いい一区切りなのもよくわかる
良い漫画でした
エコエコアザラクも終わっちゃったからいまはフリーなタイムでしょうか
次の作品楽しみにしてます
ちなみに今年一年で一番衝撃だったのが、会社の同僚が山田J太先生の親戚だったことだったりします
イヤーびっくりしたよ、山田ってペンネームだと思ってたわ、さすがにJ太のほうはペンネームだけど