はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」
最近いい加減気になる広告が増えてきたのでピッコマインストールしてみたんですが
悪役令嬢もの多くない?
いや、いいんですけど。
はめふら読んでから割とこのジャンルもいいなぁと思っていたので
なんやかんやがつがつ読んでいます。
こう、人生やり直したいことって誰しもあるもので
そういう過去の黒歴史に思いっきり刺さるんだろうね
まぁ、ルート修正を図った結果
正規ルートから離れ始めたあたりで結構作品としての明暗が分かれる気もするが
んで、がつがつ読んでいて
悪役令嬢ものが大きく分けて2種類に分類されることに気づきまして
それが正規ルートを知る理由ですね
一つは異世界転生ものの流れで、転生先は主人公がプレイしていたゲームもしくは愛読書の世界、だから今後起こる、「死」という自分の顛末を物語として知っている。
そのほかの登場人物たちに特に好悪の感情がなく、ただただ死にたくないという感情で物語を動かしていくのでコミカルなタッチが多い
もう一つがタイムトラベル系
死んだと思ったら過去に戻っていた。なので、これから起こることはすでに体験したこと
こちらは前者とは逆で、自分を助けてくれなかった周囲への憎悪の感情が強いことが多く、割と性格が悪いまま、表面上いい人を演じているパターンが多い。
コミカルパターンでも、自身の処刑に関係する人物には必要以上に警戒する傾向がありますね。
コミカル系
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった reBoooot
タイトルの通り転生タイプですね
大体が転生先は美女なのに、こちらはポチャ子、と言うかデブ
まぁ痩せたら結局は可愛いんですけど、努力をしたからこその美人というので結構高感度高いです。
マイルドにではあるけれども領地経営等の話も織り交ぜて、これからが楽しみな感じ
その悪女に気を付けてください
こちらも転生物
その悪女に気をつけてください|無料漫画(まんが)ならピッコマ|Blue Canna Soda Ice Berry
ゲームの中の攻略対象が実際に会ってみたらただのチャラい屑男たちだったという発想の転換が結構ツボ
悪役令嬢というほどには悪いことはしていないのだけれども
攻略対象の元婚約者というテンプレートから発想を広げた感じですね。
そんなホイホイ婚約者捨ててヒロインに行く輩はどうなの?というノリで降られる前に振ってやる、という感じでスタートした物語が意外と深い方向に進んでいって、
もはや転生物感は薄れてしまっているけど、主人公のさばさばした性格も読みやすくて結構先を楽しみにしています
転生先も通常の転生物だと現世の創作物に”似た世界”という設定のものが多い中
おそらく、現世でプレイしたゲームそのものっぽいのも結構珍しいですね
お父さん、この結婚イヤです
うーん。読んではいるけれども、面白いかというとちょっと微妙
皇女毒殺の嫌疑をかけられ、父親の手で独房に入れられ自殺した主人公ジュベリアン
に転生した読者の私が主人公
お父さん、私この結婚イヤです!|無料漫画(まんが)ならピッコマ|Roal yuri Hong Heesu
悪役令嬢ははめふらからのテンプレでメインヒロインに恋人を(悪役令嬢側から見ると)寝取られるというのがあるけれど、これもそのパターン
その悪女に気を付けてくださいもそうだけど。
振られる前に振るという点でははめふらよりおその悪女に~のほうが近い
ただ、こっちは正直この元恋人の影はめちゃめちゃ薄い。
というか、正直作者着地点をあまり考えていないんじゃないかなぁという感じがプンプンするんですよね。
それに間違いなく主人公が転生者という設定は途中で作者忘れてる
主人公に冷たかったはずの父親も
「あれ?攻略対象かな?」
と思うくらいの溺愛ぶりで、いびつな感じがすごいっす。
序盤は結構面白かったんだけどなぁ・・・
あ、デフォルメキャラはかわいいですね
悪役令嬢セシリア・シルビィは死にたくないので男装することにした
前にも紹介した・・・というか、これきっかけでこの記事を書こうと思ったのですが
純粋にキャラがかわいい、女性として活動すると死亡フラグが立つという曲解で男装する
というぶっ飛んだ発想に心奪われてしまい購読中ですw
というか普通にセシリアちゃんがかわいいんじゃ・・・
女性Verも男装Verも可愛い。ずるい
悪役令嬢は今日も華麗に暗躍する
全然進んでいないんだけど、ノリと勢いがよくてすごく好き
悪役令嬢ものの中では珍しく、原作でも主人公は死なないので
逆にトゥルーエンドから踏み外さないように悪役令嬢を演じ続けてきた
あとの話
もういっちょ珍しいのが、主人公が押し一筋で、そこら辺の愛情関係、人間関係がほかの悪役令嬢ものと比べて非常にクリアーになっているので見ていてすごくすっきりするんですよね。
はめふらもアニメ1期くらいまでは好きだったんだけど、自身に向けられる好意の避け方、っていうのかな?だんだん見ていてイライラしだしちゃって💦
これくらいクリアーだと読んでいてすっきりする。
まぁ全然進んでいないので、とりあえず2巻、早く出ないかな
JKからやり直すシルバープラン
漫画広告でかなり見るやつですね。
令嬢は令嬢でも現代の御令嬢
転生物ではなく死に戻りタイプで、
破産して浮浪者に堕した元令嬢が高校生に戻って
自身の破滅を回避するためにお嬢様が奮闘するお話
原作者韓国の方みたいですが、
結構日本でもヒット作を連発している人ですね
80年代の空気感も楽しめるし、あくまでも現実の日本なので
やり直し願望は一番満足できる漫画かも
シンデレラを大切に育てました
継母がシンデレラをいじめなかったら・・・
というIFストーリー
シンデレラを大切に育てました|無料漫画(まんが)ならピッコマ|Sunset Kiarne
一応シンデレラ”っぽい”別の世界に転生した舞台設定
派生としての発想は面白いのだけれど
明確な敵役が不在なのでいまいち話が盛り上がらないんですよね。
今までいじめていたのを急に仲良くしようとしているので
そこら辺のご都合感も気になるし
そもそも舞踏会に行かせてもらえなかったからこそ魔法使いがシンデレラの前に現れたわけで、なんの障害もなく舞踏会に連れて行ってもらえたら魔法使いも現れないし、王子にも見初められないわなと
王子が身分を隠してうろちょろしているのもテンプレ通り
主人公が男性からの好意を「悪女の私が好かれるはずがない」と袖にし続けるのもテンプレ通り
実子2人が今までシンデレラをいじめていたとは思えないくらいいい子なのも、話の都合でゆがめられているなぁと感じるところ
悪い意味でどういう風に話を閉じるんだろうというのが気になる作品その2
シリアス系
接触不可レディー
死に戻りの能力を持った主人公ヒリスが家族や友人、恋人に騙され7回死に
すべての未練を捨て復讐に走る話。
接近不可レディー|無料漫画(まんが)ならピッコマ|Mingsung Yong Doosik Kin
絵も可愛いんだけど、世界観も魅力的
ヒリスの家系は子供のうち一人が植物を操る能力を発現し、発現した子供が党首となる
兄ではなくヒリスにその能力が発現してしまった結果、思惑が外れた家族からヒリスが死ぬことで兄に発現しなおすのではと殺されたり、あるいは味方のいないヒリスを利用して使い捨てる恋人のような何か
自分がどのように見捨てられ、使い捨てられるかを知ったヒリスは
7度目の生まれ変わりで全てに復讐することを決意する
結構面白いんだけど、だんだん復讐からそれていっている感じはしますね。
まぁ十分面白いです
ロクサナ
記事書くにあたってあらすじ見返したら転生系でびっくりした。
いきなり法則崩壊しとるやん・・・
ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜|無料漫画(まんが)ならピッコマ|Juniljus BAEK JI-YEON Kin
原作者が接触不可レディーと同じらしく
特殊能力を持つ4つの家系にまつわる話というプロットは接触不可レディと同じだったり。
ただこちらはより地に足の着いた、特殊能力というよりは生業かな
本作が転生物だと知ってびっくりしたのは、法則が崩壊したことよりも
結構主人公目的のために手段を択ばないキャラなので
現代日本から転生してこんな境遇やったら心壊れるな・・・
そんなえぐさ
結構面白いんだけど、更新が止まってしまって残念・・・
悪女は砂時計をひっくり返す
母の再婚で貴族となった主人公アリアが
それを疎ましく思った義理の妹に殺されかけたところ
突如現れた砂時計の力で過去にタイムスリップ
これから起こる未来の出来事や、短時間の時間巻き戻しが可能な砂時計の力を駆使して妹に復讐する話
1年くらい前に結構広告で見ましたねー
破滅させる対象が妹と的が絞られているので接触不可レディと比べて目的がぶれにくいのがいい
そのうえで、結構テンプレとなっているお忍び王子との出会いがあったりと
目的をブラさずに、でも話を広げるのが結構うまくて惹きこまれますね
最後に・縦読み漫画(SMATOON)って苦手かも・・・
ピッコマオリジナルの漫画によくみられるSMATOON
確かにブラウザと同じ縦の動きで漫画が読めるのは手の動作的に読みやすいとは思うんだけど、
その代わりなんか場面の遷移につながりが感じにくいんですよね。
やっぱり通常の横読みって大きな1枚のコマでもなくても
見開きで倍の面積を使うから、詰め込める情報量がかなり違うんですよね。
まぁもちろん、スマホの画面の仕組み上、単行本のデータをそのままアプリに落とし込むと、そういう見開きのコマで行ったり来たりが発生するので良し悪しというところまりますし、たぶん縦読みだから読みづらい、というだけでもなさそうな気がする
このSMATOONを用いた漫画って大体が大陸系の漫画家だと思うんですよね。
お父さん、私この結婚イヤです!のHong Heesuとか
接近不可レディーのYong Doosikとか
ほかの漫画家さんも大体そうなんだろうなって思うのがどの漫画もかなり描き方のテンプレが出来上がっていて、似たようなぎこちなさを感じる。
特に好意に対する無関心さが嘘くさい
やっぱりストーリーが生き生きしているのはMade In Japanの漫画だなぁというのが今回よく分かった。
場面転換が拙いのは、ツールの使用以上にこのテンプレートのせいなんじゃないかなと思うんですよねぇ。
キャラクターの行動が唐突で、前振りが足りなかったり
全体的に説明不足で不要なコマが多い。
基本主人公の感情だけ追っかけて行けばよく、また主人公の行動の動機が強烈なシリアス系のほうが読みやすいですね
接触不可レディーと悪女は砂時計をひっくり返すはかなり面白い
結構おすすめですね