お題「#おうち時間」
このGWはごりごりとレザークラフトをするつもり。
色々いじってみてJW-CAD何となく使い方がわかってきました。
うちの会社でも部署によっては使っている人がいて
どんなソフトなのかなぁと気になってはいたんですよね。
確かに少し癖はあるかもしれないけど、無料であることを考えれば非常に良いソフトだと思いました。
長年愛されている理由もわかります。
そんなJW-CADを使ってみて、とりあえず簡単な型紙を作る方法をちょっと書いてみようと思います。
とりあえず3つの図形の描きながらCADで型紙を作る方法を見ていきます
初期設定
JW-CADは初期設定の状態だと背景が白で目がちかちかしますので、白黒反転しておくことをお勧めします。
またグリッドが表示されておりませんので、グリッドを表示します。
まずは白黒反転
ツールバーの「設定(S)」から「基本設定(S)」を選びます。
「色・画面」タブを選び「色彩の初期化」をクリック
そうするとグレーアウトしたところが推せるようになりますので、
「背景色:黒」を選んでOK
グリッドの表示は「設定(S)」から「軸角・目盛り・オフセット(J)」を選択
デフォルトの数字は忘れましたが、
私は順当に目盛の間隔は縦横10で0.5(1/2)で補助点を表示するようにしています。
これで初期設定は完了です
四角
図面を描くのにまずはともあれ長方形が描ければ最悪なんとかなると思うんです。
描き方は2種類ですね。
長方形コマンドで、寸法から長辺・短辺、傾きで角度を調整して作成します。
この場合、図形の配置位置は中心点が基準になります。
もう一つは直線を使用した作成方法です。
私はこちらを使うほうが多いです。
直線コマンドを選び、水平・垂直にチェックを入れ、寸法を記入します
グリッドを表示しましたので、沿わせたい点の近くで右クリックをすると、始点がグリッドの点からになります。
あとは、マウスカーソルの位置で、上にひいたり右にひいたりというのを指定できますので、配置したい場所で左クリック。
グリッドや既存のオブジェクトに沿わせたい場合は右クリックを使います。
必然、左クリックよりも右クリックを多用することになりますので覚えておくとかなり便利です。
最初に描いた線の端点で右クリックで、線と接する線を引くことができます。
描いた2本の線と端点と端点を結ぶ直線を描く方法もありますが
ここでは複線というコマンドを使って最後の線を描きます。
これは、右クリックで選んだ線と、同じ長さの線を一定間隔開けて描画するコマンドです。
つまり、最後の線を、後に伸ばした2本の線の長さだけオフセットすることで四角を描くことができるということです。
もちろん、縦横1本ずつ描画した後で、複線で複製して四角を作成するのもありだと思います。
これが基本計ですね
Tシャツ
カードポケットを作るときなどに作成するパーツで
その形状からTシャツと呼ばれたりします。
これは四角を作成する応用で作ります。
四角を描いたうえで、Tの形になるように複線で線を追加します。
その後不要な線を除去していきます。
除去の方法は、「消去」コマンドを選択し
消したい線を選択、その線のうち、不要な部分の端点と端点を右クリックします。
交差する点の近くを右クリックするようにしましょう
不要な線を除去し終えたら完成です。
マチ
最後はマチです。
まずは台形を作成しましょう。
四角形の応用で、コの字を描いたら、水平・垂直のチェックを外し、端点と端点を右クリックして台形にします。
複写を選び、台形を選択します。
今回は左クリックで出てくる選択枠の中に台形を収める形で選択します。
選択し終わったら上段のツールバーの選択確定をクリック
そうすると、複写した図形の設置場所を決める状態になりますので
まずは、上段ツールバーの「反転」ボタンをクリックし
鏡合わせにする軸を右クリックします。
これで完了です。
続く
この3種類の図形が描ければ、基本的には4角形の組み合わせだと思うので、とりあえずCADで型紙は作れるのではないのかな?と思います。
次の記事で、CADの小技を紹介したいと思います。