先週末体調を崩して身に行けなかった。ワイルドスピードスーパーコンボ
やっと見に行けました。
ワイルドスピードって、1~3辺りはアマゾンプライムで見たものの、ちょっと自分に合う映画じゃないなーと思って敬遠していたのですが、だんだんレース映画という本来の趣旨が消えて行って、スパイアクションとかそういった系統にシフトしているような話を聞いていて、機会があれば見に行きたいなぁと思っていたんです。
で、本作。
私の大好きな俳優のドウェインジョンソンと、アクション俳優のトップの一人、ジェイソンステイサムの共演で、
しかも監督はジョンウィックとデッドプール2のデビットリーチ
どちらも大好きな映画なので安心感しかない。
さらにスピンオフで初心者にもやさしそう。
予告を見る限りでもレースをする気がサラサラなさそうなので、これは自分好みの映画だぞと思い、何とか時間を作って見に行きました。
シナリオなんてくそくらえだ。アクションこそ至高な映画、たまに無性に見たくなるんですよね。
なりません?
エクスペンダブルズとか、何をしたいかがはっきりしていて、それに対して真摯に作りこんでいる感じ。
ストーリーについてはあえて奇をてらっていないし、客もそれを求めていない。
まさにWin-Win
ジョンウィックもそうですね。
パラベラムめっちゃ楽しみ。
ということで見た感想ですが
もう本当にタイトルの通りです。
シナリオ面で奇をてらうことはなく、
ドウェインジョンソンとジェイソンステイサムをただただかっこよく描くことに力を入れています。
ドウェインジョンソン演じるルークと、ジェイソンステイサム演じるデッカードのライフスタイルの違い、アクションスタイルの違いを、2分割の画面で同時に映す手法は、なかなかおしゃれです。
ヒロイン役のバネッサ・カービーもまたかっこいいですね。
ミッションインポッシブルの最新作で、慈善事業家とマフィアの女ボス2つの顔のある女性を好演していましたが
本作でもジェイソンステイサムでMI6のエージェントというなかなか面白いポジションのキャラクターを好演していました。口が少し空いてる感じが好き。美人さん
本作の敵役である、イドリスエルバ演じる改造人間ブリクストンも
ただ純粋に強敵で、立ちはだかる敵として最適です。
改造人間であることで、主人公二人の格が落ちていないこともよいですし、なんやかんやぎりぎり勝ちきれない感じも主人公たちの格を保っていていい感じです。
MIBインターナショナルみたいに、何かの格を上げるために主人公の格を下げるのは本当に勘弁してほしい。
ブリクストンの対処法もそこまで意外性のあるものではないですが、序盤から中盤にかけてはその対処法は取れないのでうまいことやっているなぁと感心することしきりでした。
あと、ブリクストンに関しては愛機のバイクが映像表現としてかっこよい!
これはぜひ劇場で見てほしいのですが、御主人の無茶によく応えるいい子なんですよ。その変幻自在のバイク(の)パフォーマンス。ぜひ見てほしいです
とまぁいろいろほめつつ、ちょっとなぁというところもなくはなくて。
ジュマンジで共演したケヴィンハートが今回でもドウェインジョンソンと共演するということでわくわくしていたのですが、
急な登場でかつ結構雑に扱われていて、ちょっとノルマ的なものを感じました。
そして、別に悪い点ではないのですが、登場しただけですべてかっさらってしまうライアンレイノルズ。ノンクレジットらしい割に結構な活躍で、次回作をプンプンにおわせる彼のシーンで本作が終わります。
デッドプールで一緒に仕事をしているので息もばっちりですね。
というかデップーそのものですね。まぁライアンレイノルズとデップーがどうかしかけている感じもなくはないですが
ドウェインジョンソンとライアンレイノルズの掛け合いはなかなか中毒性があるので、ここもぜひ見てみてもらいたいですねー
ということでまとめ。
ドウェインジョンソンとジェイソンステイサムはワイルドスピードの次のナンバリングタイトルには参加しないようですが、
こちらのスピンオフもシリーズ化してそちらに専念させるのかな?
というくらい、伏線、遺恨を残して本作は終了しています。
ワイルドスピードほぼ未視聴の私でも十分楽しめましたので、
ワイルドスピード見たことないけどなぁという方も、
新しい作品の一作目な気分で見に行かれてはどうでしょうか。