オンラインRENDOやりますhttps://t.co/MzgPHPJBw6
— Rendo (@rendoshoes) 2020年5月4日
RENOD
浅草にあるパターンオーダーの名店ですね。
詳しくはこちらで
ずっと気になっているんですけど、なかなか あと一歩踏み出せなくて。
こういう状況になって浅草にもなかなかいけてませんし
JOEWORKSさんのUチップのアフターメンテも受けに行きたいのですが
また、RENDOさんも長いこと営業を自粛されているのも存じていましたし、
そんな中でツイッターでこういった告知を目にしましたので
これはぜひ参加せねばと思い予約をしてみました!
正直コミュ障気味の人間だし、ここ最近人とほとんどしゃべっていなかったのでまともに話ができるか不安でしたが、吉見さんのお話が面白くて
結果としては55分の枠いっぱい使って楽しくお話させていただきました。
聞きたかったことはおおよそ2つで、
どんな靴が作れるのかとどんな革があるのか。
その前に吉見さんからRENDOの靴の特徴についてお話してくださいまして
今私がどんな靴を履いているのかをちょっとご説明させていただきました。
RENDOさんのお近くのJOEWORKSさんと
吉見さんが昔いらっしゃったメーカーに発注しているBrosentさんの靴を持っていて、
最初に作った靴は宮城興業さんというところですね。
JOEWORKSさんの靴は住所が近いということもあってRENDOのユーザーさんにも所有している方が多く、持って来られる方もいらっしゃるそうで、
またBrosentさんの木型も詳しくご存じでして
それらと比べたRENDOの木型の特徴についても簡単に説明していただきました。
そのうえで、どんな靴が作れますかーという相談に移っていきまして
私のほうで聞いたデザインはこの2つ
と
ジョッパーブーツは、現在ラインナップにはないけれど、サイドゴアブーツの型紙を修正することで対応可能だろうとのことでした。
アップチャージは6000円(型紙修正)+α(金具代)とのこと
ブーツが税込みで54000円ほどなのでおおよそ60000万ちょっとですねーとのことでした。
7アイレット外羽はどこまで羽根の部分を伸ばせるかは要相談ですが型紙修正3000円ほどでできるかなとのことでした。
ついでにシームレスヒールは可能か聞いてみたのですが、そこはいまだしている工場に効いてみないとわからないのと、個人的には量産で機械つり込みだとクオリティに不安があるとのことでおすすめできないかなとのことでした。
できるとしても多少アップチャージはありそう。
まぁできるのであれば多少のアップチャージは全然ありだなと思いますね。
気になっていたデザインが案外普通にできそうで、それだけでもオンラインRENDOを予約してみた甲斐がありました。
ついで、新しい革何かありますかーという話も聞いてみたのですが
グレージュカラーのハッチグレインと
ダークブラウンのワインハイマー
を教えていただきました。
画像がないのが残念
グレージュのワインハイマーは
2月にイタリアの見本市に行かれた時に手に入れたそうで
そのまま使っても素敵ですし、染めることも可能とのこと。
シボはJOEWORKSだけでいいかなと思っていたけど、染めれると聞くとがぜん興味がわいてきます。
もう一つのワインハイマーは、お付き合いのある代理店が発注をかけた別注品とのこと。
ワインハイマーは黒はいいんだけどねーとおっしゃる吉見さんがおすすめされるということはかなりいいんでしょうね。
カメラ越しでしたので是非実物を見てみたい。
そんなこんなでお聞きしたい話は全部聞けたので、後の時間は雑談のような感じで
今生産をいらしている工場と、昔生産を依頼していた工場の違いなんかについてもちょこっとだけ教えてもらったり、RENDOさんがOEMしているブランドについて教えてもらったり
そのあとはまぁコロナの話になりますよね
営業自粛の判断は、経営者の苦悩を色々感じました
4月の落ち込みは政府からの支援で何とかするとして
流石に5月も継続するとなると不味いと言うことで自粛期間中に考えた施策のひとつがオンラインRENDOとのことでした。
まぁ個人的には、緊急事態宣言の効果が現れるのはコロナウイルスの潜伏期間的に2週間後でその経過は1週間以上はみたいだろうし、確実な解除を決定するのにどう考えても時間足りないだろうから延長だろうなとは思ってましたけど。
短く設定して延長するなら長く設定して短縮させた方がよかったんでね?とは思わんでもない
それはさておき、各所でオーダー会を開催しているとはいえ、こういった状況でそれもままならなかったり、RENDOに興味があるけどそこまでなかなかいけない人たちに向けて、うまく活用できればという期待もあるそうです。
すでにオーダーされている方でフィッティングに問題がなければ電話でのやり取りのほうがメールでのやり取りよりもイメージを伝えてもらったり、店舗の在庫を伝えたりも楽ですし、自粛が明けても何らかの形で活用できればとのことでした。
まだオーダーしたことがない方でも、某マットなんかのデータを活用できるような取り組みもしたいですねーとおっしゃってました。
また、そういった環境を整えるうえでHPの改善も考えられていらっしゃるそうですよ。
オーダーの価格表を情報をHP上でも掲載する方向で考えていらっしゃるそうです。
ということで、オンラインRENDOさんにいって(?)見た話でした。
ふらっとお店に入って、ほかのお客さんがいる中だとちょっと聞きづらいなーという話も聞けたし、最近人としゃべっていないので純粋に人と話ができたのもうれしかったり💦
結構イメージがつかめたので、緊急事態宣言が解除されたら一度RENDOさんにお伺いして、今回携帯越しに見せていただいた革を見せてもらいつつ、お話をまたさせてもらえればなと思いました。
また、RENDOの吉見さん、今回の内容をブログに記載させていただくこと快諾していただいてありがとうございました
お伺いするときはよろしくお願いします。