終の靴を・・・ということで
お金をためてオーダーしたSiroeno Yosuiさん
オーダーから仮靴までの流れについて3つほど記事を書かせていただきました
仮靴返却で本靴を作成いただいてから、実際のところ夏には本靴を受け取っていたのですが、ちょっといろいろ私の中でありまして
うまくブログに落とし込められず今に至ってしまいました💦
すでにSNSでは受領報告をしているところではあるのですが
ブログでも改めて、届きましたビスポークシューズの紹介をしたいと思います
SiroenoYosuiについて
改めてSiroenoYosuiさんについて紹介すると
アッパーを担当される片岡さんと
底付けを担当される高井さんの二人組の新進気鋭のシューメイカーです
付属品が非常に豪華です
ビスポークシューズとなると、やっぱり納品の際の箱も豪華だといいなぁと期待してしまうのですが
SiroenoYosuiさんは桐の箱で納品してくださいます
最高ですよね。テンション上がります
シューズバッグもブルーのサテン生地
シューツリーも削り出しの3分割のもの
漆塗りなのも高級感があります
木型から起こした3分割タイプのシューツリーは
隙間なく靴にハマるため、最初のうちは靴からの出し入れが大変ですが
なじんでしまえば問題なしです
甲のカーブからも足なりの木型になっていることがわかります
トウのエッジの感じとか手作り感があってすごくいいですよね。
オリジナルメダリオンのダービーシューズ
さて、おおよそ付属品の紹介も済みましたので、納品いただいた靴のほうに移ります
基本的なデザインは仮靴から変わらず、外羽のパンチドキャップトゥですが
メダリオンのデザインが大きく変わりました
オリジナルデザインのライオンメダリオンは正面から横向きに
より洗練されたデザインになりました
ほんとかっこいいですよね。めちゃめちゃ気に入りましたw
サイドビューです
基本的には、SiroenoYosuiさんのMTOモデル「WAN」のデザインを踏襲しつつ、キャップを付けたり、パーフォレーションを入れたりと細部にカスタマイズを入れています
View this post on Instagram
ヒールはもちろんシームレス
これもビスポークの醍醐味ですね
ヒールをシームレスにするため革の端部の縫い目はサイドで処理をすることになりますが、ベースデザインの「wan」は内側に直線で縫い目が来ていますが
外側にヒールカップの衣装として紛れさせています
ソールの使用も豪華にフィドルバック、ヒドゥンチャネル、ビンテージスチール
よく見るとねじがスチールのラインに沿っていて細かいところまで美しく整っています
最後に
書き上げるのにだいぶ時間がかかってしまった
時間かけている間に踵に致命的な傷を付けてしまったり
エスカレーターに持っていかれた…
— べる (@bel729) 2021年10月30日
泣きそう pic.twitter.com/Riha895yjE
割と泣きそう
でも、それだけヘビーユースしているのも確かで
現状一番履いていて一番トラブルのない靴ですね
自分の足からできた木型で作られた靴
というだけでも愛着がわきます。
末永いお付き合いをしていきたいところですね