LetLifeLoose

映画、漫画、革のブログです

東京日本橋の #ImmersiveMuseum がすごく良かったという話

アートとかそういった類、意外と好きでして

きっかけはこちらの本をベースにした企画展を見てからなのですが

 

 

そこから、印象派について紹介するツイッターアカウントをフォローし

 

belphegor729.hatenablog.com

山田五郎のYouTubeを欠かさず見るようになり

様々な美術館の企画展に足を運ぶようになり今に至ります。

 

好きな画家は、古典だとベラスケス

 

 

近代だと、順当にゴッホとルノアール、モネなど印象派に属する画家たちは好きですね

 

 

 

 

 

 

と、だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、

印象派の絵画の中に入り込める体感型のミュージアム

イマーシブミュージアムというものがあると聞き

ちょうどLIGHTBULBの受注会で東京に出る用事があったので

そのついでに行ってきました。

 

結論から言うと、行ってよかった大興奮のイベントでした。

入る前の印象は、普通の美術館のように複数の絵画がスクリーンに映されているのかな?と思ったのですが、四角い空間の4面に映像を投影することで、絵画の中に没入していく仕組みでした。

 

会場内は基本的に音楽に合わせて、映像が動いてく感じなのですが、

別途、映画館でオーディオコメンタリーを流すのに使われる

Hello Movieというアプリをインストールすることで

アンバサダーの影山優佳さんによるアーティスト解説を聞くことができます。

印象派の映像空間の中でアートを感じるもよし、

ただ、まずは解説を聞きながらアーティストの説明を入れるのがいいですね

本作は2500円で30分のインスタレーションプログラムですが

一度は入ればいつまでもいていい仕組みだそうなので、まずは解説ありで聞いて

その次に開設から離れてアートに浸るのがよさそう

カップルや家族で来ている人たちは、プログラムの合間にアートと私、みたいな写真をたくさん撮っていましたねー

一人で参加した私にはこれが限界でしたが

さらにプログラムの中身を紹介していくと

今回は印象派からさらにポスト印象派と呼ばれる方々をピックアップし

4面のうち2面ずつ使って縁の深い2人ずつ紹介していくスタイルで

点描のスーラとシニャック

 

 

キュビズムからリスペクトを受けたセザンヌと、その友人のピサロ

そして、印象派といえばなゴッホと、黄色い家で短い間共に過ごしたゴーギャン

これらのアーティストを、その作風にインスパイアされた映像で魅せてきます

特に良かったのは点描のスーラ・シニャックと、ゴッホ

点描の二人は、ドットの奔流から絵画が生まれるインスタレーションで

その美しさにしびれましたし

ゴッホは、あの大胆なタッチが波のようにうねりながら絵画を形成していってダイナミック

 

太っ腹なのが動画写真撮影OKなところ

インスタでも大量に動画がアップされていますが、それを公式が積極的に利ポストしています。

あえて中身を見せることで、このイベントの本質である、

絵画の中に入りたい

という欲求をさらに掻き立てさせようとしている

ということなんでしょうね。

 

正直私ももう一度行きたいと思っている自分がいます。

イベントは始まったばかりで、10月29日まで開催しているようですので全然時間がありますし

それに、今回のポスト印象派が終わった後も、違う企画が待っているようなので

そちらも見てみたいですね。

最後に、ミュージアムショップで大好きなゴッホの星月夜のハンドタオルがあったので思わず購入