私は職業柄、「台風が来る」とか「豪雨が降る!」とかがあると逆に出勤しないといけない人なので、まぁ今回の台風も大変だったですよ
一番大変だったのは3.11でしたけどね
あれは、まじで、ほんとうに・・・
海岸で工場が爆発し昼間のように明るい空を見ながら
何度も来る揺れに
このまま社屋が倒壊して死ぬんじゃないかと思いながら、
一晩を会社で明かしたのをよく覚えています
完全に平和に慣れ切って、ぶっつけ本番に近いオペレーションでよくもまぁあそこまでやり切ったと、思うけれども
あれを境に会社も社会も変わった
いつか来る次の災害に、「来るとは思わなかった」ではすまされないと
常に訓練を欠かさず
令和元年台風は、この時も生きた心地はしませんでしたが、決して悪い初動ではなかったと信じています
そして、金曜日の台風7号
私たちは情報が出てからずっと対応策について共有し、準備してきました
それるといいねー
外れるといいねー
取り越し苦労だといいねー
といいながら
数字の上で、令和元年台風を超え、進路も千葉県を縦断する可能性があるのに
手を抜くわけにはいかないんです
そんなことを、元東京都知事が、首都の危機管理の指揮を執る義務を持っていた人間がこんなことを言ってはいけないんです
東海道新幹線は終日運休する必要があったのだろうか? しかも「計画運休」決定が早すぎ。…
— 猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 (@inosenaoki) 2024年8月16日
それていた?
それていたということは、逆にそれる、つまり元のルートに戻ることもありうるんです
ギリギリで判断すればいい?ギリギリまで判断を保留して、
災厄の状況になって運休して、お客さんが駅に着ていたらどうするの?
彼らの安全をどこで担保するの?
こんな糞外野から偉そうに講釈垂れてほしくない
何よりも、こんな物言いで支持されるような世の中でないと信じたい
こんな言動に共感して支持するなんてマイノリティでしょ?と思わせてほしい
私金曜日は、最寄りの川が氾濫して家が水没する覚悟をして朝4時に出勤したよ
ローテーションで後任と交代して、家に帰るときもかなりの風でドキドキしたけど
この時間にこの雨ならもう大丈夫だろうとかなり肩の荷が下りた気分だったよ
いわんとしていることはわかる。ここで各種サービスを止められたら困る
仕事に影響が出る
分かる
分かるけどさ
”今回は”いい方向にそれただけ
”次は”悪い方向にそれるかもしれない
「まぁ大丈夫だろう」というなめた仕事して
悪い方向にそれたとき
猪瀬みたいなやつはそれ見たことかと烈火のごとく対応を批判すると思うよ
対応を批判しているのではなくて、逆張りしたいだけだからね
新千歳空港のはさみ紛失事件だって
無責任にこんなことを言う人がいる
美談になっているが、杓子定規に小さなリスクに大きなコストをかけるのは簡単。
— ununu (@ununur) 2024年8月17日
しかしこういうコストが社会全体で膨大に発生しており、日本をガンガン貧しくしているのも事実。
関係する数万人x数時間のコストがあれば、リアルにそこそこの数の人の命も救える。 https://t.co/yKvnEnUO4a
私は飛行機については全く無知だ
だから、金属探知機で鞄に入っていただけではさみが没収される現状が過剰にコストをかける行為なのかはわからない
わからないからこそ、航空会社がここまでコストをかけているのだから
本来あるべきはさみが紛失していたという事実を外野から「小さなリスク」だと軽んじることはできない
安易に軽んじてさげすむようなことはできない
ゼロリスクなんてありえないことは、私は一時期環境系の仕事をしていて、豊洲の問題でかなり不愉快な思いをしたので理解はしているどころかそれが当然だと思っているが
今回の件については明らかに見逃してはいけないリスクだ
こういうのを見逃して起きたテロなんてたくさんある、地下鉄サリン事件だってその一つだし、今おきてもあれはきっと防げないだろうなと思うけど
あるべき刃物が無くなっているのであれば、それが凶器として使われない確証は
間違いなく取るべきだと思う
そのリスクを安い、と受け取るかどうかはその人次第だけど
それをこの程度のリスクにコストかけやがって、とインターネットの海に放流しちゃう人とは、少なくとも私は、今の仕事を続ける限りは一緒に仕事はできんな
とは思ってしまうな