Let Life Loose

映画と革製品についての紹介がメインのブログです!特に革靴についてはディープな情報をあげていきたいと思ってます

良くも悪くもスーパーヒーロー大集合映画【劇場版FGO終局特異点ソロモン】

 

シナリオの拙さでかなり停滞していたFGOが

起死回生、Fateの顔ともいえるアルトリアをあえて敵として迎え

そのシナリオの完成度に一気に界隈が沸き上がった

「神聖円卓領域キャメロット」

次はギルガメシュを味方に迎え、派生作品でも随一の人気を誇るオジマンディアスも投入した

「絶対魔獣戦線バビロニア」

大爆死して周年記念で配布された石を螻蛄にしてしまったのでよく覚えている

夏にキャメロット、秋にバビロニアときて

その勢いのまま年末に開催されたFGO第1章の集大成

終局特異点ソロモン

 

盛り上がりましたねぇ。

楽しかったですねぇ。

 

この3作はメディアミックスでも優遇されていて

アニメや舞台作品として展開されていました

 

belphegor729.hatenablog.com

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belphegor729.hatenablog.com

 

今回の映画、終局特異点ソロモンは

確か劇場版キャメロット後編公開時にサプライズで発表されたんだったかなぁ

英霊大集合の絵力はかなり魅力的ですし

何よりも舞台版ソロモンが非常に出来が良かった

 

制作がUfotableじゃなくてテレビアニメ版のところだったことに正直不安はありましたが、まぁそれでも最後のお祭り騒ぎになるであろう本作

楽しみにしていましたので、無事公開されたことに感謝しつつ

劇場に足を運んでみました!


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ということで感想です

ただ、とりあえず、先に言っておくと酷評です・・・

 

申し訳ないが英霊大集合以外は見どころがない

タイトルの通り、やってることってここら辺と同じなんですよね。

 主人公ピンチに歴代ヒーローが駆けつけて加勢する

belphegor729.hatenablog.com

 まぁそこ自体は原作の醍醐味でもあるんでいい悪いではないんだけど

残念なのが、全員集合がピークでそれ以外に正直いいところがない。

 

確かに英霊大集合は非常にに見栄えがあった

啖呵を切るジャンヌは坂本真綾さんの名演もあってちょっと涙が出てきたし

ここでしか見れない共闘にわくわくした

 

ただ、しかしそれ以上がない

もともとがそこまで長いストーリーでもないところ、

またお祭りイベントてきな趣もあり切り取った単独のコンテンツとしてはやはり難があるのはわかる

 

実際のところ、舞台もソロモン単独ではなく1章総集編+ソロモンでしたし

今作もかなり設定を盛りましたね。

 

で、まぁその盛った所、そして不要として削除された所が個人的には全くはまらなかったんですよねぇ・・・

盛ったところというのは、まぁ多分バビロニアの時にマシュの陰に隠れてえらそうなことを言っている「イキリ鯖太郎」呼ばわりされたことに対する対策なんだろうなって思うんですが

まぁ霊脈のバックアップなしに(何故か)自身の神経(魔術回路?)を代償にサーバントを召喚するマスター礼装を新規に用意したんですが

 

これ結構存在自体も演出的にも問題があると思っていて

まず演出的な面について、なぜ自傷して召喚するのか、演出上のメリットが全く見えない。

痛みに耐えてるんです、頑張ってるんです。っていうイキリ鯖太郎呼ばわりされたことに対する対策以上の理由が見えない・・・

回数制限があるのまではいいんですけどね。

自傷によって、思ったほど動きに制限がかかっているわけでもないし、でもやっぱりそこまでがっつりと戦闘にかかわっているわけでもない、マシュの後ろにいるのかサーバントの後ろにいるのかの違いでしかないんですよね。

 

正直イキリ鯖太郎対策なんて簡単だと思うんだけどね。

何のためのマスター礼装よと思うんですが・・・

戦闘でガンド打ったりマシュを回復するなりするだけでいいと思うんよ。

前衛としてがりがり頑張らなくても、後衛としてしっかりと存在感を出せばいいわけで

コレアニメFGOについて語る際にいつも引き合いに出して申し訳ないんだけど

漫画英霊剣豪7番勝負は本当にそこをうまく、うまーくやっているんです。

マスターである前に魔術師なので

魔術による援護を行うし、

そしてそもそもマスターは召喚術師なわけで

サーバントを、シャドウ(影)という形でノーリスクで召喚して戦闘に参加させている。

他媒体での作品で普通に召喚して戦闘に参加しているマスターがいるので

いちいち自傷のリスクを付与してサーバントを召喚させてきても、どっちが原作に忠実かって全然漫画のほうなんですよね。

ちょっとあまりにも斜めな見方かもしれないけど

体を張って頑張ってるね、というよりも、そう思ってほしいんだろうなぁって感じてしまって全然ダメだった。

 

で、演出上の問題として

今までサーバントの自力召喚をしてこなかったのにここで(シャドウですらない状態で)サーバントを召喚してしまったせいで、しかも序盤低レアサーバントしか召喚してこないで、「まぁ自力召喚だとこんなもんっていう演出なのかな」とか思っていたらアルテアまで召喚してきたもんだから

終局特異点にはせ参じた英霊たちの印象がそがれるんですよね。

特に、ゲーティア戦でも両方出しちゃうから、なんかごっちゃごっちゃでなんか感動が散っちゃうのですよ。

 

で、その自傷召喚システムのせいで実はシナリオ自体もかなりグダグダになっていて

多分そのくだりを入れたことによって参集したサーバントたちの活躍が減ってるんですよね。

 

人理の守り手、各特異点のサーバントが参集することで、72柱の 魔人柱が圧倒される。離脱者すら生まれる、というのが個人的にはカタルシスの一つだったと思うんだけど

魔神柱が押されている、という描写とともに、ごっそりと英霊たちの活躍も削ってしまったと焦ったのか

ゲーティア戦に混ざる英霊たち

で、本来ならば登場しなかった英霊たちを、どう退去させて

ゲーティアVS藤丸&マシュの状態にに持っていくのか

こうしないと、交代による攻撃を防ぐマシュの絵が作れませんから

で、何を血迷ったか「強制退去」

いやー

萎えたねー

とても萎えた。

馳せ参じた英霊たちの格を落とさずに退場させたかったんだろうけど

なんか正直間抜けですよ。根本的に存在否定されてやんのって感じで

そもそも英霊だったんですね。彼ら

ネロとかギルとか、特異点にいる彼ら彼女らは英霊ではなかったと思うのだけど

それをおいても彼らは奇跡によってはせ参じていて、だからこそ感動的なのだから

ゲーティアが術式上書き(?)で退去させるのってどうかと思うんです。

カルデアVSゲーティアだと思っているのかもしれないけど

召喚下であったとしてもカルデアではなくてまさに世界だと思うんだよね

世界VSゲーティアでゲーティア勝っちゃうのどうなんだろうね。

私はないなぁって思うんだけど

ひたすらゲーティアとレフが英霊たちに「なんで人類側につく」

って壊れた機械のように言い続けていたけど

英霊は人理の守り手というシステムなんだからつくに決まってるんだよね。

そこらへん何も考えずにただひたすら「俺のほうが正しい」

って敵にほえさせるのかなり無能な脚本しぐさよ

脚本誰なんだろう、きのこが謎の「脚本原作」なるポジションにいるけどきのここんな意味のないムーブ書かないので絶対に追加部分は書いていないと思うんだよね。

予想だけど、アニメ2本の脚本を担当した小太刀右京氏があまりにも視聴者からの評判が悪かったことに焦って、すでに脚本上がって制作も進んでしまったので名前だけ隠したんじゃなかろうか。

追加脚本の問題点は過去のアニメ2作とあまり変わらん感じがするし、過去のアニメ2本の原作担当させて、これだけ違う人にっていうのも考えられんのよな

まぁ何にせよ次なんかFGO関連でアニメ化するときは変えたほうがいいと思う。

 

 

あとはなぁ・・・

多分私信長藤丸好きじゃないんだと思う。

イキリ鯖太郎っていう蔑称は流石にどうかと思うけど

やっぱり前衛はともかく後衛とすら機能せずに正論を吐く置物と化している状況が正直気になる。

あとただひたすら無謀

マシュの盾を引きずってゲーティアに向かう藤丸は何か個人的にはシュールだったし

その後の謎覚醒で急に強くなるのもなんか違う。

後衛ですらなかった人間が急に前衛として動き出すんで違和感が凄いんですよね。

それに、確か藤丸って魔術の素養があったのでスカウトされただけの一般人だったと思うので、なんかやたらとカッコいい口上をいうのもなんか違うんだよなぁと

足された部分がことごとく刺さらなくってつらかった・・・

 

あ、最後にもう一個言わせて

第三宝具アルスノウァは神に10の指輪という形で授かった天恵を返す宝具だよね???

なんで指輪が玉座に転がってるの?

あの指輪神に返したんじゃないの?

それを再現する宝具なんじゃないの?

ゲーティアに指輪が突撃して十字架状態だったのも正直失笑だったけど

あそこがいっちばん萎えた。

しかもソロモンが消滅した後もなんでゲーティアぴんぴんしてんの?

ソロモンが命を懸けて何をしたかったのがわかりづらくなってんだけど

マジで無能

原作ではソロモンの消失により特異点が形を保てなくなり


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映画ではゲーティアに強制退去させられた英霊たちが完全に他の魔人柱を圧倒して完全に消失、敗北



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英霊に理解を示し、72柱から離反した魔人柱もいたりね


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ゲーティアももはや当初の余裕なく、滅び去る前の最後のあがきでしかない。

そういう総力戦の上での勝利が熱かったのに・・・

てか今原作見返したら、なんで急に最後ギルが出てきたのかわかったわ

レフ=フラウロスにめっちゃ大事な説教してる。f:id:belphegor729:20210808235916j:image


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魔人柱たちの崩壊を描かなかったからあんな友情出演みたいな意味の分からん登場でお茶を濁されたんか・・・

へたくそ、へたくそ、へったくそ

マジで二度と関わんな小太刀右京

 

ちなみに作画もそんなに良くないね

ソロモンの顎がやたら長くてすごく真面目なシーンでソロモンの顔がアップになったときに酷いことになってるし

引きのシーンで明らかに解像度が下がるうえにキャラの描き込みがめっちゃ手抜きになるシーンが何箇所もあって幻滅

TVシリーズじゃないんだからさ

そんなもん大画面で映されたらめちゃめちゃ汚いから…

ほんとその手抜き作画が初めて出たときなんか気持ち悪くて引いたよ…

 

 

最後に

英霊大集合だけでも見る価値はあったし、見に行ってよかったとは思っている

ただ、良い映画だったかといわれたら全力でNOといいたい

そんな映画でした。

正直英霊に押されて統率が乱れ、72柱から離脱する魔神柱が描かれなかったので

映画の中では終局特異点の中で魔人柱はすべてほろんだように見えるんだよね。

コレ1.5章に続かなくない?

なんか劇場版Zガンダムでカミーユが狂わなかったときのことを思い出しました

 

 

あれは見たあと清々しさがあったから全然いいんだけどさ

 

脚本が小太刀右京かどうかわかんないけどさ

まぁ違ったらそれはそれとして、今回脚本書いた人

指輪の件だけでも二度とかかわらないでほしいとマジで思ってます。

 

あー糞。ほんと糞

普通にマスター礼装による自傷召喚はいらんかったし

その分集結した英霊の活躍を増やせばいい

藤丸は後衛なんだから無理に活躍させようとしなくていいんだよ。

無理にスーパーカルデア人にパワーアップしてVSゲーティアとかさせようとするからロマニの自己犠牲がわかりづらくなる。

マシュの自己犠牲でロマニの決心がつき

そのロマニの決断で終局特異点は崩壊

藤丸の為に駆け付けた英霊は終始魔人柱を圧倒し

ソロモンの消滅とともに魔人柱も討伐されつくす

その討伐シーンを丁寧に描くだけで、無駄な追加シーンなんて何もいらなかったはず

悪いけどさ

本当にへたくそだよ脚本