まさかFGO2部6章で3つも記事を書くことになるとは思わなかったですが
まぁもう実質3分割についての苦情はもう言い切ったことにします
いや、良かったですね。良かったです。
ラストの怒涛の展開は2部で一番好きな5章前編を思い出しました
前回の答え合わせ
まずは、前回の記事で列挙した
後編終了時に開示されていない伏線について
エピローグでどうであったか
想像通りかなぁというのを「順当」
おお!そう来たか、というのを「満足」
えーそんな雑に終わらせる?を「不満」
最後に「そもそも語られていない」
でまずは答え合わせしてみます
順当
ケヌルンノス、妖精たちの移住、ランスロットが戦線離脱後の動き、ハベトロットとトトロット、ムリアンの愚行の結果、どこにいったロンゴミニアド、どこに落としたブラックバレル、ハベトロットの最後、真の敵
満足
パーシバルの寿命、オベロンの言う世界を壊す兵器とコヤンスカヤが支払う対価、大厄災
不満
ベリルの去就、ベリルのマシュにたいする執着、アルトリアキャスターの3臨、バーゲストとアルトリアの関係、ベリルの目的
そもそも語られてない
パーヴァンシーの3臨、マシュの花嫁衣装、モースが人間も襲うようになった理由
良かったところ
一番よかったのはオベロンがコヤンスカヤに支払った対価
「世界を壊す兵器」
ですね。
あれはうますぎる。
恐らく道満と同様に次の6.5章で対決するのでしょうけど
もともと異界の神と対等と自称するビースト幼生のコヤンスカヤは敵としてあまりにも強大すぎる
そこで
世界を壊す兵器=ケヌルンノス
でケヌルンノスを取り込んでしまったコヤンスカヤがデバフ状態になり
だいぶ倒せそうな雰囲気になってきましたね
6.5章でコヤンスカヤが何処にいて、どのような形で対峙するのか
今後が非常に楽しみ
オベロン黒幕も、可能性の一つかなぁとは思っていましたが
なるほど、ヴォーティガーン
ちょいちょいその影は散見されましたもんね。
確かに言ったことすべてが嘘になる、というのは行き過ぎにしても
彼との取引でコヤンスカヤは散々な目に合っていますし、
アリバイがありすぎるのも逆に怪しかったんですよねw
黒オベロンのデザインも秀逸、新クラスでの登場というのも破格の対応ですね。
まぁ、プリテンダーというクラスに該当するような英霊がいったいどれだけいるのかわかりませんが・・・
そもそもオベロン単体で言えば別にプリテンダーでも何でもないですしね
そういえば、ムリアン殺したの、ベリルだと思っていたんだけどよく見たらこれ
ヴォーティガーンの腕ですね。
ということは、オベロンつい最近顕現した風に言っていたけどそれも、英霊であると偽るための嘘で、ヴォーティガーンとして400年以上前から存在したことになるんかな・・・
うわぁ・・・赤選択肢ってそういう・・・
オベロンとアルトリアの関係とかの考察もはっとした
杖の声の主についても、正直全く気が付かなかったですが
気が付いた時、教えられたときに
「いや、いえよ!」
ってなるか(これは本当に仮面ライダーセイバーが酷い)
「うわーまじか、気が付かんかった!すげぇ」
ってなるか、本当にライターの力量が試されるところだと思うんですよね。
しっかり伏線を張っていて、でも注意力散漫だと気が付かない。
私は完全に正常性バイアスかかっていたなぁ。
バーゲストも残酷よね
あれだけ愛し、守ろうとしたアドニスをすでに手にかけていたとか、流石にきのこ人の心がなさ過ぎて泣いた。
守ろうとした城下の妖精たちも面従腹背で守る価値のないクズどもだったわけで
なんか本当に可哀想・・・
そのまま獣の厄災となって守ろうと思っていたものすべてを食い尽くすのも
きのこマジで血も涙もないと憤慨しつつ
散り際の美しさに感動しました
メリュジーヌは、、、うーんメリュジーヌはいろいろと同情できないところが多すぎるからなぁ・・・
第6異聞帯が異聞帯ではなく特異点になったので、特異点を解消すれば修正される
という発想も、1章を下敷きにして発展させた考え方で、これはきのこしか考えられんなという感じでかなりグッときました。さすがやん
あとエネミー1WAVEに6体も全体宝具でサクリファイスする開放感がたまらんかったので、今後も折を見てやってほしい。
出来ればフリクエとかでもやってほしい。素材集めがはかどる
不満
まぁ語られてなくない?と思った残った伏線については、そこまで語る話でもないのかな、とも思うのでそこまで不満ではないです。
モルガンとパーヴァンシーの末路が後編で終わりなのであれば、もはやパーヴァンシーの3臨については語る必要もなし、まぁ正直後編の最後で立ち絵として位出してあげてもよかったんでない?とは思うけどね。
マシュの花嫁衣装はまぁ正直語られることはないだろうなとも若干思っていたし。モースが人間を襲う理由はたぶん考えてないだろうなとも思ってた。
一番の不満はもちろんベリルです。
キリシュタリアを殺して、パーヴァンシーの魂を腐らせて
ここまで引っ張ってきて、
ペペさんに押し付けられた呪詛によってあっさり死亡
何じゃこれって感じ
マシュへの執着の理由も全然引っ張らなかったなー
勿論考え方、受け取り方は人それぞれだと思うんだけど
信賞必罰、因果応報
作中悪逆を尽くしたキャラにはじっくりとたっぷりとその罪を償ってほしいタイプなので
あっさりと死なれると欲求不満消化不良
結局このイギリス異聞帯で何がしたかったんかもよくわからんかったしなぁ
まぁやりたいこともなかったんやろうけど、もうちょっとそこら辺深堀してほしかった
モルガンについての一つの考察
マーリンだったかな
一人目の楽園の妖精のことを「ヴィヴィアン」
と呼んでいたのが気になるんですよね。
ヴィヴィアンはアーサー王にエクスカリバーを与えた泉の妖精のことなので
(アーサー王が抜いた選定の剣はカリバーン、だよね)
6妖精から剣を取り返すもの=ヴィヴィアンと呼称しているだけなのかもだけど
もしかして、一人目の妖精がその本来の役職を捨て、妖精國をおったててしまったのって
もしかして未来から来たルーラーモルガンとヴィヴィアンが融合してしまい
異聞帯の妖精ヴィヴィアンに反人類史のモルガンのブリテンへの執着心という濁りが生じてしまったからなのかしら
何もない荒れ果てた、終わってしまったブリテンが、ヴィヴィアンが予定通り目的を果たした1周目
2週目がルーラーモルガンがタイムスリップして空想樹を切除し、その魔力リソースを妖精國建国に使った状態で
さらに3週目がマシュが迷いこんだ今回と
ということは2週目にはきっとハベトロットはいないんだろうな。
そしてただでさへ実は一番まっとうな妖精だった疑惑のあったモルガンが、エピローグでノクナレアの口から語られた情報や妖精岸のギフトが厄災を抑える枷だったことなど
引くほど有能な為政者だったことが発覚し、しかし庇護していたはずの妖精たちに足を引っ張られ消滅し、そして自らの庇護者で種の存続の切り札であるモルガンを自らつぶした妖精の救えなさが際立つな
モルガンは妖精たちへの接し方も悪かったと思うが、まぁトネリコ時代の惨劇を考えれば無理ないのか・・・
ブリテンという概念への執着しかなく、しかしブリテンの存続のために妖精というリソースが必要だったという矛盾の時点でモルガンはいずれすりつぶされる運命だったのかもなぁ・・・
妖精ほんと度し難いな・・・
ンでその妖精
妖精ほんとクズだなと思っていましたが、
なんかもう始祖の時点で仕事をさぼり、それを諫めた神を殺し、御子を遺体を辱めている時点で、もはやそういう生き物なのだと、もはや怠惰で刹那的なのは生き物としての宿命で、ウッドワスやムリアンがきっと異常なんでしょう
ノクナレアは確か6人の始祖に連なっていないはずなので例外かな、
そして真の王の士族はノクナレア一人で、それ以外の王の士族は他の士族から転向したものだけのはずなので、まぁ裏切り者たちも沿いうことなんでしょう
ムリアンがいくら親の罪が子供に及ぶなんて・・・といったところで
始祖の罪を隠し、嘘で塗り固め反省することなく始祖と同じ衝動でその醜悪な生を晒し続けていれば祖の罪は払われないでしょう
キリスト教の原罪という概念と比べてもより救いがなく、また救われるべきでないなぁと感じますね。
その刹那で怠惰の極致にいるのがオーロラというのも恐ろしい
あの女やばいやばいと思っていたけどここまでやばいとは・・・
絶対にウーサー君殺したのオーロラの先代でしょ。
今まで、どん詰まって終わった世界たちではあったけど
ここまで終わるべくして終わる世界というのも残酷というか
きのこ筆が乗って仕方が無かったろうな・・・
ただ、現実の人間もあまり人のことは言えないのかも・・・
このセリフを見てすぐに思い出したのがこのツイートなんですよね・・・
ミヤネ屋の宮根誠司などは以前、尾身会長の食事中は話さないでという提言を聞いても、半笑いで「黙って食事なんて出来ませんよね~」と言った。この一言でどれだけ人々の「黙食しよう」という意識が削がれたことか。これまでワイドショーや情報バラエティーのせいでどれだけ感染症対策が阻害されたか。 https://t.co/rqAMmDEiwF
— the_spoiler (@don_jardine) 2021年7月31日
正しく危機を伝えるものをあざ笑い、手遅れになると俺は悪くないと責任転嫁して
安易な批判に明け暮れる
もしかしたら妖精から見たらこちら側の人間も同じように醜悪に見えて
団栗の背比べなのかもしれないな・・・
正直ミヤネ屋だったかは思い出せないけど
テレビが、メディアがマスク会食を馬鹿にしていたのを私は忘れない。
私にとってのこのコロナ禍の戦犯は間違いなく
間違いなく
間違いなくメディアです
それに乗っかって的外れな批判を国会で繰り広げる野党も論外だけど。
最後に
すみません。大きく脱線しました
まずは6.5章、ムリアンとのやり取りで結構コヤンスカヤも嫌いになれないキャラになってきたので、彼女の結末を見届けるのが楽しみになってきました。
7章の情報があまりにもなかったので、7章異聞帯についての情報開示は6.5章かな?
シオンも絶妙に不吉なセリフを悪役顔で放っていて、
全くの善意の協力者ではなさそうという噂がちょっと現実になってきてそこはそこで楽しみw
最後に好きだったシーンでお別れ!