10月も半ばに入って映画館のラインナップも徐々に良くなってきましたね。
私が気になる映画も結構増えてきたのですが
とは言いつつもそこまでたくさん見れるわけでもなく
まず見るべきは・・・
と思ってチョイスしたのが
DUNE/デューン 砂の惑星
実際のところは面白いかどうか、半信半疑ではあったのですが
いや、杞憂でしたね
めちゃめちゃ面白かった。まぁ難点がないわけではないですが
ただ、難点があってなお魅力的な作品なのは間違いなく
本作は前後編とのことで、今回はPart1ではあったのですが
スタッフロールを見ながらここまでPart2を心待ちにする気持ちになったのは新鮮でした
ということで感想です
ストーリー
ポールは帝国を支える諸侯の一つ「アトレイデス家」の嫡男
アトレイデス家は皇帝より
惑星間航行等に必須な物質、「香料(スパイス)」の生産を行う砂の惑星「デューン」の統治を命じられる
デューンは、アトレイデス家と敵対するハルコンネン家がこれまで統治していた領土であり、この移封にも彼らの思惑が絡んでいた
皇帝とハルコンネン家、さらに、帝国を陰で操ろうとするベネ・ゲセリットという集団の思惑が重なるとき、ポールの秘められた力、さだめが浮かび上がってくる
圧倒的な世界観と壮大なストーリーに心動かされました
まずそもそも論として
タイトルロゴが好きすぎるんですよ。
DもUもNもEも全部同じ形を回転させているのが本当にセンスがいいなぁと思って
Eの中に光る点はまさに砂の惑星デューンなんですかね。
星が横に光ってEの真ん中の線になる。
恰好が良すぎる
ここだけでもうハートを鷲掴みにされちゃいましたね。
そして、諸侯を束ねる帝国国家という世界設定
多岐にわたる用途で重要物質となっている「スパイス」とその採掘にまつわる悪意の連鎖
徐々に徐々にと世界観が開示されていき、ある程度の情報が整ったところで
ドーン
と畳みかけるように動いていくストーリー
そしてその中で覚醒していく主人公
もう熱い!熱すぎる。古典であるからこその王道
専門用語も多いですが、それについてもどういう意味なんだろうと考えながら楽しむ余地もあるというか、世界観も奥深くていいですね。
勿論映画で見ても世界観についてはわかって8割なんですけど
2割についてはわからなくても問題ないかな?という感じの情報が多いので、割と問題もなく
まぁ端的に言って最高ですね
ガンダム好きとしては、マフティーというキーワードが後半頻繁に出てくるのもソワソワするw
本作のベースがイスラム教徒いうことと、この単語の使われ方を考えると
マフティーではなくマフディー(イスラム教における救世主)かもだけど
キャストが豪華すぎるw
すぐにわかる人から、めっちゃかっこいいけどお前やったんか、というのも含め
かなり豪華なキャスト
というか、私が好む映画によく出演するというか、ほぼアメコミ俳優というか
すぐわかる勢でいうと
主人公の母・レディ・ジェシカ役が
ミッションインポッシブルでブレイクしたレベッカ・ファガーソン
ヒロインが、エキゾチックビューティーといえばこの人って感じになってきたよね
グレイテストショーマン、スパイダーマンで大ブレイクのゼンデイヤ
主人公の武術の師が
サノス、またはケーブル役を演じたジョシュ・ブローリン
敵対するハルコンネン一族のラッバーンが
みんな大好きガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのドラックス役、デイブ・バウティスタ
ハルコンネン一族に使えるひょろい人が
ダークナイトでゴードン本部長を射殺しようとした男役でデビューし
最近だとザ・スースクでポルカドットマンを演じたデビット・ダストマルチャン
いわれないとわからない勢は
主人公の父が
SWシークエルでエースパイロット、ポー・ダメロンを演じ、今後MCUでもムーンナイトを演じることが決まっている、オスカー・アイザック
髭が似合いすぎてわからんw
主人公の友人の兵士に
アクアマンで一躍スーパーヒーローの仲間入りをしたジェイソン・モモア
逆に髭がなくてわからんwタトゥーも隠れてるしねぇ
アトレイデス家と敵対するハルコンネン家の当主が
マイティソーシリーズに登場するセルヴィグ博士役を演じたステラン・スカルスガルド
これは無理でしょ。無理だけど、まぁいわれてみると面影を感じる。
息子さんもゴジラVSコングで主演張ってましたねw
イヤー本と豪華、アメコミ俳優勢ぞろいじゃないですか。
また誰もかれもがバッチしあっていて最高でしたわ
でも、私は初見だったのだけれども主演の
ティモシー・シャラメ
彼のオーラ半端ないですね。
英が始まってすぐに映し出される病的までに細い彼の上半身の裸
薄幸そうな薄い笑顔
とにかく病弱そうに見えるのだけれど
ひとたび剣を持ち、清掃に身を包むと高貴なオーラがにじみ出る
凄い俳優さん
多分日本人なら誰もが彼を好きになると思う
まさに日本人が大好きな、強くてシュッとしている主人公なんですよね。
フランス人かーフランス人っぽいなぁとは思ったけど、いかにもフランス人なスタイリッシュさよね。国籍的にはフランスとアメリカの2重国籍みたいだけどね。
正直キャスティングだけでも結構勝利が確定しているパターンだなとは思いました
ゼンデイヤとバウティスタは活躍は次回・・・って感じでしたし
主人公側の主要メンツとダストマルチャンは今回で退場してしまいましたが
これも結構思い切ってるよなぁ
退場した分Part2でもパワーのあるキャストが追加されるのかしら
ただ、説明はちょっと多いかな・・・
本作は155分となかなかに長く、
また古典SFの大作とはいえ完全に新しい世界観でもあるので
序盤はやはり世界の設定や現状についての説明が多くちょっと単調かな、とは思いました。
映画としての立ち上がりも非常に静かですね。
それが厳かな感じも生み出しているので悪いことばかりではないのですが
大きく話も動かないので結構退屈
ただ、中盤不穏な空気を放ちだし
終盤に話が大きく動かしてからは
これから彼らはどうなるのか
どこまで話が進むのか?
テンションもうなぎのぼり、最初のうちは
「あと何分あるんだろう」
とちらちら時計を見ていたのですが、
後半は逆に
「残り時間であとどれくらいストーリーが進められるんだ?」
とちらちら時計を見てしまう始末
おおよそ思った通りのところでエンディングを迎えましたが
その分本当にPart2が、続きが気になりすぎる。
あなたPart1でしたか…
— べる (@bel729) 2021年10月17日
Part2は…Part2はいつですか…
続きが気になりすぎる。原作を読むべきかな…
あ、パンフも結構よかったです
用語集とかついていないかな?と思って買ったのですが、案の定ついていましたw
パンフ買っちゃった
— べる (@bel729) 2021年10月17日
主役の人くっそイケメンだったなぁ
インターステラー出てたんだ。
脇を固める俳優もオスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・モモアにデイブ・バウティスタ
ヒロインはゼンデイヤ
豪華すぎ pic.twitter.com/a2Be7RjGg5
まぁウィキペディアとか見ればわかる話でもあったのですが
「スパイス」という単語一つであっても本来とは違う意味でつかわれているので
サクッと情報としてまとまっているのは貴重
そのほか、ティモシーシャラメのイケメンなカットがたくさん掲載されていたり
普段のパンフだったらいらないなぁと思うんだけど
今回に限っては、特に映画を何回も見る余裕がない現状としては、このカットたちを見ながらBDが出るまで持たせるいいアイテムとなっています。
あ、BD買うよ。絶対買う。
もしかしたらPart2まで入ったボックスが出るまで待つかもだけど。
キャストの概略と一言コメントもありつつ
監督と主演の対談みたいなコーナーもあり
よくある映画評論家のコメントも3人くらい掲載されていましたね
情報量的には結構満足できるタイプかなぁ。
関連商品でページ水増しもされていないし
結構買いだと思います
最後に
ということで、2021年の大作の一つ
DUNEの感想でした。
まじで時間があればもう1度見に行きたいくらい良かった
でもその時間があれば燃えよ剣も見たいし、最後の決闘裁判も観たいんだ
畜生
時間が足りねぇ・・・