予兆はあったんだろうけど
あまりにもメディアが嬉々として報じ、それを政権側が必死に否定するから
メディアの言うとおりだった
となってほしくない、と言う願望が強くて
信じたい気持ちに引っ張られていたとは思う。
思うが、正直慌ただしさも感じていて
もしかしたらなぁと言う不安はあった。
ここ半年はお昼時、定食屋で流れるテレビを見るのが辛かった
ここまで人を、公共の電波を使って悪し様にに罵ることができるのかと
何て平和な独裁政権なのかと
暗澹たる気持ちでテレビを見ることができなかった
どんな人に対しても思うことはあっても、それをメディアなり、SNSなりで発信するその考えが私には共感することができない。
Twitterにせよ、インスタにせよ、このブログにせよ、本当は幅広い方々と交流して、幅広い方に見てもらいたいと思っているので
安倍首相に対する私の感情を吐露するのも今回、今日一日だけにしようと思ってます
私が就職したのが確か12年前
自動車業界の末端でした。
その年に、秋葉原連続殺傷事件が起こり、その犯人が同じ業界であると言うことで、社内がざわついたのを覚えています。
そのインパクトのなくならないうちに、リーマンショックが起き、自動車業界は完膚なきまでに叩き潰されました。
その頃仕事でお付き合いさせていただいていたのはホンダさんでしたが、F1から撤退し、トヨタにおけるレクサスブランドである、「アキュラ」ブランドの日本進出が白紙化し今に至っていますね。
千葉みなとに出来たホンダカーズは本当はアキュラになる予定だったと、試乗させてただいたホンダのディーラーさんからもお聞きしました。
リーマンショックののちの解散総選挙で、私は住民票を移しておらず投票券を受けとれずに悔し涙を流しました
投票日、雨が降っていたのを覚えています。
そのまま民主党政権が誕生し
彼らはなにもすることなく
私のいた会社は倒産一歩手前までいきました。
円高の注視と言う名の実質的無策は特に致命的でした
私はその後業界を去り今の仕事に付きましたが
あの頃の閉塞感は忘れられないです。
そこから鳩山総理で米軍基地問題がこじれ
消費関増税の置き土産をおきながら3.11の顛末を経て自民党、安倍政権に代わり
そりゃ株価が上がっても株をやっていない人間は直接的な恩恵はなかったですけどね
新しい職場でお付き合いさせていただいた他業種の方々、彼らの勤め先に余裕が出来ているのは肌で感じました。
感じるような職場だったと言うのもあります。
ドナルド・トランプ、というかなりの曲者大統領とあれだけの関係を作れたのは素直に凄いと思う。
色々押し付けられたこともたくさんあるだろうし、それをもって罪だと断罪する勢力も多々ありますが
日本にとって100点の外交は相手国にとっては0点の外交になりかねない
そうなった結果が80年代の貿易摩擦だったのではないのか。
なにかを得るためになにかを失わなければならいというのは当たり前のことだと思うのです。
無策に全部得ようとして、結果遺恨だけ残して何もなし得なかったのが普天間問題でしょう?
拉致問題だって首相時代ではないですが、全く動かなかった状況を電撃的なアプローチで前進させてたのは官房長官時代の安倍さんです
コロナ対策だってそう
SAASを経験しておらず、強権的な対策もとれないなか、SAASを経験し、強い権限でもって封じ込められたはずの韓国と、今現在の1日の感染者数はほぼ同じ
GOTOキャンペーンが始まってひと月立つけど、観光関連でクラスタが発生したのは千葉の1件のみ。GOTOで今頃数千人の感染者がでると鼻息あらかった人は己の予想について総括する気はないのだろうか
安倍総理がなしえなかったことも多々ありましょう。恐らく問題も多々あったのでしょう。
それでも、安倍総理がなしえたことの数は、私が生まてから今に至るまでの総理の中で一番多い。それは間違いない
なしえなかったことについても、安倍さんだからこそ軽傷で済んだこともきっと多い
ご持病のことにしたってそう
病気によって、職を変えなければいけなくなった人もたくさんいる
そんな中で、治らない病気であってもコントロールすることで、復帰をすることができる。
そういう姿を1国の首相が見せたことはある種の希望だったと思うのです。
彼の難病を揶揄したり、持病があるなら責任のある職に就くなと
そういう発言を今回した人間は、首相の後ろに、病気と社会活動の折り合いに苦労してる何万の国民がいることをわかっているのだろうか。
#辞任と逮捕はセットだろ
なんてあまりにも心無いハッシュタグがトレンド入りしているけれど
安倍首相に対してフラットな感情を持っている人たちがそのハッシュタグを見てどう思うか。
あまりにも想像力が足りない。
その過激な発言が、自己満足以外にどのようなメリットを生むのか
私には想像もつかないですね。
野党党員に同等の発言をした人間が在籍している限り、同党を応援することは永遠にない
たとえ思うことがあったとしても、長きにわたり職務を全うした方であれば
その感情はぐっと飲み込み、
その苦労に感謝を、功績に謝意を
そんな大人なら、いや、学生レベルであっても当たり前の行動をとれるような人間でありたい、あらねばならない
と自戒せねばなりません。
安倍総理については、持病をコントロールし、8年弱の長きにわたり
国を支えてくださりありがとうございました。
コロナ対応で疲弊し、その中でも無理を押して使命を全うされ
持病が再発されたことは残念で仕方がありませんが
今私が生活を営み、子宝に恵まれ人並みの生活を送れているのは間違いなく
震災後に安倍政権が発足し、今日まで続いてきたからです。
本当にありがとうございました。
ということで、こういった話は一応今回で終わり。
次からは靴博の話だったり、映画の話だったりするブログに戻ります