もう大晦日ですね
今まで12月30日が晦日、31日が大晦日だと思っていたのですが
毎月末が晦日、年末が大晦日なんだそうで全然知らなかった・・・
それはさておき、年末なので、持っている革靴を簡単にではありますが手入れをして
ついでに全足並べてみました。
ブーツが5足
短靴が11足の計16足
手放した靴も何足もありますし、もう履いていない靴、手放す予定の靴もあったりしますが
なんやかんやで多くなりました。
本来であれば手に入るはずのない靴もあったりして
今年は靴を1足も買っていないのに2足も増えました
せっかく並べたので右上から1足ずつ見ていきます
最初は野田靴屋さんのチャッカブーツ
今年夏に急死した伯父の形見分けでいただきました。
野田靴屋さんは福岡で手作り靴を展開されている個人経営のお店ですね。
実家に帰った時に伯父と母(妹)を連れて行って、母に一足つくり
そのまま自分も欲しくなって作ったそう。
この靴は野田靴店さんで作った2足目
紳士靴 オーダーメイド#野田靴屋#フルオーダーメイド#紳士靴 pic.twitter.com/NYkrmNARTj
— 野田靴屋 (@nodakutsuya) 2020年6月19日
(これは1足目。履き心地を気に入って同じデザインでもう一足おかわりしたそうな)
多分全然履いていないんじゃないかなぁ。
しっかり足型を取って作っているのでまぁ私の足には全然あっていないのですが
サイドジップブーツの使いがっての良さでそれなりに使わせていただいています。
その隣がブロセントのチャッカブーツ Alice
革はフランスのタンナーアノネイのクラストカーフを手染めしていただいています。
最初期に買った本革紳士靴で、稼働しているなかでは最古
KOKONにするかBrosentにするかで悩んで横浜と目黒を巡ったのもいい思い出
結局KOKONは買わずに今に至るなぁ・・・
手染めなのでだいぶ色あせてきていますが、フィッティングは上々で休日は良く履いています。
次は宮城工業のパターンオーダー
革はブロセントと同じくアノネイ
残っている中では一番古い靴で、最初にパターンオーダーした靴なので思い出深いですが、かかとのフィッティングに難があるため今はもう履いていません
いろいろと実験的なこともしたし、思い入れも深いので手放せずにとっている感じですね
お次はJOEWORKS
革はミュージアムカーフとハッチグレイン
ちょうどU-TIPほしい熱が自分の中で凄くて、いろいろと注文をして作った一足
革もミュージアムカーフにするかハッチグレインにするかに悩んで、
じゃぁ両方使っちゃえと雑な考えてやってしまったなぁと今は後悔しています
やっぱりちょっと奇抜すぎてね、いい靴なんだけどちょっと登板回数は少な目かなぁ
次はBrosentのPatty
デザインに一目ぼれして昨年末に着弾した最新の1足
Brosentさんとは長い付き合いをさせていただいていますね。
革は DOESKIN 鹿スエードです
やわらかい履き心地がとてもきにいっていますが、質感だけに焦点を当てればやはりスーパーバックのほうが良いなぁという感じはあります正直。
次は福岡の老舗の靴屋で作った一足
革は職人さん曰く「一番良かったころのニッピのデッドストック」
福岡のど真ん中でおじいちゃんが一人で営んでいる靴屋でひっそりと作られている紳士靴で、5年位前にオーダーした時点でかなりのおじいちゃんだったのですがいまだにご健在とのこと。
デザインも自由だしすごくいいんだけど、フィッティングは正直ルーズめ
あまり履けていないですね正直
その隣が伯父の形見その2のAlden
コードバンのタンカーブーツ、モディファイドラストです。
クレープソールにビンテージスチールという謎仕様
正直ケアしきれないしもうコードバンの靴はいらないかなと思っていたし
今ではカーフのモデルでもオールデンは非常に効果になったので、
所持することはないかなぁと思っていました。
し、まぁこんな形じゃないと多分手にすることもなかったでしょうけど手にしなくていいのでまだいてほしかったですね。
伯父は私よりも足が大きいので中敷き必須かなと思ってあらかじめ買っていたのですが
そもそも伯父自身も希少性で買ったようで伯父のサイズよりも小さく、
むしろ私にシンデレラフィットでした
引き取ったので、申し訳ないけど価値は下がるがガシガシはかせていただいております。
上段最後はMade in Fukuoka Boots
ダイヤモンドキャップのチェルシーブーツ
こちらもニッピの程ではないがよいデッドとのこと
残念ながらこの子も大きめフィッティングだったのですが
アマゾンで買ったインソールがばっちりとあってからはヘビロテしています。
下段に移って、右から
Blue Whale
ビスポーク職人クジラさんの作で
革は デュプイのシャトーブリアン
木型もしっかりと足に合っていて非常に良いのですが
残念ながらレイジーマンというデザインそのものが私の足に合っていなかったようで
ちょっと登板回数が減っています。午後足がむくんでからのほうがよく合いますね
その隣がLeather Portさんの Irondress
革はワインハイマーの手染めグレー
白状するともう履いていません。非常に良い木型でいつもトラブルが起きる踵がバチっとはまっているのですが、親指の付け根を血が出るほど噛んでくるのでギブアップしてしまいました・・・
いい靴なんですけどねぇ・・・
さらに隣もLeather Portさんの名も無きビジネスシューズ
元がブラウンだったのを、同じデザインで同じ色の靴を後から購入したためにブロセントさんで染め替えしてもらいました。
基本ブラックですが、トゥとヒールがうっすらと赤く見えるというテクニカルな染めです
この靴も残念ながら親指の付け根を噛んでくるのでほとんど履けていません。
レザーポートさんも今年廃業されたようで、非常に残念です。
お隣はRENDOさん
2年前の10万円の給付金で買った雨用の靴ですね
革はスーパーバックのレアカラーオリーブ
最後の1足分といわれて飛びつきましたがよい色で満足しています。
ちょっと踵のあたりが悪くてBrosentのPattyが来てからは雨靴としての登板回数は減り気味です・・・
お隣はsiroenoyosuiのビスポーク
底付けの髙井さん離脱した?
気のせいかな・・・
革はゾンタのゴルダニルカーフ
siroenoyosuiさんでしか見かけないですが非常に良い革です
履き心地も抜群で登板回数多めですね
何よりも片岡さんに無理言ってデザインしてもらったしし座モチーフのメダリオンが最高です。
次はVASS
革はミュージアムカーフですが3色使っている欲張りなデザイン
ただ、それが受けが悪かったのかとんでもない金額にディスカウントされていたので購入。小指が当たっていたので手放すか悩んでいたのですが、シューツリーにガムテープで補正をし革を伸ばす作戦がうまくいき今はそれなりに良いフィッティングになっています。
その隣もVASS、ただこちらはMTO
革はホーウィンのシェルコードバンだけど
おそらく靴のアッパーとして使っているのは日本国内ではこの靴だけじゃないかな
というガーネットというレアカラー
VASSのパターンオーダーは変わっていて、lengthだけでなくwidthも指定する形
苦手な英語で四苦八苦しながらメールでオーダーしたので愛着もひとしきりですね
最後はZinryuさんに譲ってもらった藍染コードバンのローファー
これも人の足に合わせた靴なので、バシッと合うわけではないですが
ちょっとコンビニまで、とかそういう時に重宝しています。
贅沢だな
やっと終わった
もともとはインスタにアップした投稿をそのまま使う予定だったのが
ハッシュタグ死ぬやんとかもうちょっと書き足したろとかで
なんやかんや全部書き直しちゃって3000文字越え
全部読んでくれた人ありがとう
途中でやめた人も多いだろうな・・・
ちなみに16足中かかとに縫い目がないデザイン
シームレスヒールは7足でした
今年は本当にいろいろなことがありました
良くないことが多かった
来年はいいことが多いといいですね。
ということで皆様良いお年をお迎えください