そういえばMCU初のアニメシリーズになるのかな?ホワットイフって
まぁこれもMCUの正史かっていうとちょっと違うんだけど、
そんなこんなで第4話
第3話は正直ちょっと違うなーと思っていたのですが
今回はなかなかに楽しめました
ちゃんとワンセンテンスでの改変だし、何よりも、マルチバースだからこそできるオチ
3話は、
「一話くらいはこういうのあってもいい、のか?」
って感じだったけど今回は
「一話くらいはこういう話をお用意しておくべき」
という感じで個人的にかなり好感触です。
今回の主役はドクターストレンジ
バディのウォンさんはもちろん、エンシェントワンもオリジナルキャストのティルダスウィントンなのがうれしいですね。
やっぱりあの人の独特のオーラがあってこそだと思いますので
で、今回の分岐点はタイトルの通り、「ストレンジが事故で失ったのは手の自由ではなく最愛の人」
もうちょっとさかのぼると「もしクリスティーンパーマーがスティーブンストレンジの誘いを受けたら」
という事でしょうか
映画では手の治療の過程で破綻してしまったため描写が希薄だった
ストレンジとパーマーの関係にフォーカスが当てられていました。
失意の中魔術に出会い、それを極め、ドルマムゥを撃退するも
その後パーマーを取り戻しに過去に何度戻っても、彼女の死という結末を変えられない
過程が変わるだけで、結果がどうしても変わらない
地獄のような話ですね。ただひたすら目の前で最愛の人を失い続けることで心神喪失し、
悲劇を回避するためにひたすら力を求める過程で壊れていくストレンジをベネディクトカンパーバッチが好演していました。
イイヨイイヨーこういうのが見たかったって感じ。
愛が彼の眼を盲目にし、愛ゆえに暴走し世界をも終わらせていく
終盤のストレンジ同士の掛け合いはマジで演じ分けが凄くて流石名優だと思いましたわ
どうしても死なないといけないパーマーを生きながらえさせようとするストレンジに対して、じゃぁ世界ごと消すわ、っていうタイムラインが恐ろしい
おや?これセカイ系じゃね?
主人公少年じゃなくてオッサンだけど
また世界が消失していく描写もおどろおどろしくてよかったですね
折角助けたパーマーも、もはや人ではなくなったストレンジに怯え
そして世界の一部でしかないパーマーは世界と一緒に消滅する
一つを求めてすべてを失う破滅の物語としてなかなか秀逸だったなと思いますね。
最後に
なんだろう。スターク無き今MCUのやらかしキングはストレンジに引き継がれるんですかねw
次のスパイディの映画でもチャーミングにウィンクしたと思ったら世界改変級のやらかしをしているっポイし
今回のホワットイフでも世界破滅級のやらかしをしているw
まぁそれだけ強大な力なんだよ。っていうのもあるのかもですね。
まぁ、初代やらかしキングは前話のハンク・ピムなんですけどね。ウルトロンを作った罪を押し付けられたスターク可哀想w