作品を知ったきっかけが何だったのか、まったく思い出せないのですが
アニメ版、めっちゃ好きだったんですよ。
神様はじめました
とくに2期OPが本当に可愛くて好きで
クズな父親に夜逃げされて、住む場所もなくなった主人公 桃園奈々生
が、ひょんなことから寂れた神社ミカゲ社の生き神として
神使の妖狐 巴と暮らすことになる、という感じのお話なんだけど
マンガParkというアプリで全話無料で読めたので、自然回復ポイントをしこしこ使いながら149話、読み終わりまして
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アニメに劣らず原作も素晴らしかった
まぁ繰り返すけどアニメ超面白かったんですよ
監督の大地丙太郎さんの本骨頂みたいな作品で
ドタバタコメディだけど、締めるところはきっちり締める感じ
とにかくメリハリが素晴らしくて
とにかくポジティブな奈々生が恋に神事に大忙し
みたいな感じなんだけど
キャラクターがよく動くのでテンポがいいのもあるけれど
ストーリー自体も凄くよく練られていて、25巻、149話ある中で一度もだれないんですよ
流石2回もアニメ化する漫画は違うなぁ
内容としては、主要キャラクターの紹介をしつつ、土地神としての仕事、奈々生が今ある状況を丁寧に説明していく序盤
中盤から、菜々生も含め人と神の恋模様を見せていきながら
二つの隔絶した世界、そしてそれを結ぶ菜々生の生き神としての立ち位置を強調していく
さらに、巴に思いを寄せる奈々生と、そんな奈々生に少なからず好意を感じつつも、それを認められない巴の過去を、彼と対になる悪羅王という鬼を登場させることで深堀していく
神の力で過去に行き、過去の巴と縁を結んでいく奈々生
ここのロジックは特に秀逸でした
奈々生の献身で過去のしがらみから離れ、巴が自分の気持ちに素直になってからの
奈々生と巴の甘々な感じも凄くよくて
なかなか両想いにならずにやきもきしていたころですらテンポの良さでサクサク読ませていたのに、
そういう引っ掛かりすらなくなったので、もう怒涛の如く、風のようにストーリーが進んでいって、かなりの情報量のはずなのに、全然するっと読めちゃうんですよ
まぁ思いが強すぎて巴が暴走し足りもするのだけれども
二人がやっと両想いになったことで
時の流れが違う2人がともに幸せになるためにどうするか
個人的にめっちゃ好きな流れでした
最終話とか、もう本当に好みど真ん中な終わり方で
本当に幸せな気持ちになれましたよw
まぁ、寿命の話については最終的になぁなぁになってしまったとか
沼皇女と小太郎くんは幸せにやっていけてるだろうかとか
先の話が気になりますけどね
でもいい終わり方、いい漫画でした
アニメの先を確認できてよかったなぁ