もう2年半前になるのか
うちのブログでコンスタントに読まれている記事が、革靴でもなく映画でもなく、実はこの記事だったりします
格安オーダースーツブランドのDifferenceでスーツをオーダーしたんですが
一見安そうに見えて、ウール100%を選ぶと下手なオーダースーツブランドよりも全然高い値段設定に軽く引いたり
スタッフにスタイルをいじられてイラっとしたりとあまり良い感じではなかったのですが
納品されて、着用して約2年
今このスーツはどういう感じか、という経過報告を上げようかと
もちろん、上げようと思った理由はお勧めできない状態だからです
なんやかんや、生地もポリ7割でスーツというよりは作業着感覚で着ていたのです
汚れやしわを気にせずに着用できるのはまぁ利点かなぁと思いつつも
異変が起きたのが2年目
ズボンをはくと
「バツッ」
という嫌な音が・・・
ズボンを脱いで見てみると
はい、ダブルの裾がほどけています

これが正常な裾

もともとスナップボタンで留める形になっているのですが、これが取れやすく
そして、裾を折り返したところは縫い目が出ないように
衣料用のノリか何かで接着してあるようなのですが
ボタンが外れた状態で、縫われていない裾の端に足が引っかかって
取れてしまったものと思われます・・・
ちなみにこちらが私一押しのオーダースーツブランド「Zerbino」

Zervinoも折り返したところはノリで固定しているようですが、縫い目に沿って折り返しを縫い留めているので
見た目もおかしくならず、しっかりと固定が出来ています
処理が美しい
DIFFERENCEはここのコストダウンのためにスナップボタンにしているんですね
微妙
そんで、着用して2年半たった現在
ファスナーが劣化して、スムーズに開け閉めが出来なくなりました
ファスナーYKKじゃないんですね。きっと
今までいろんなスーツ着てきましたがこれは初めて
一番長く着用したスーツは6年使ってズボンのポケットが破れてしまった深野羅紗でしたが
ファスナーがダメになるなんてことはなかったなぁ・・・
良くも悪くも値段相応、記事のグレードを上げるとあっという間にお値段以下になってしまう
長くお付き合いしていくことを考えても、ちょっとDIFFERENCEはないかなぁというのが最終結論です
このスーツがダメになったら、奥さん誘ってグローバルスタイルに挑戦するか
誘うのに失敗したらZerbinoの一番下のグレードのポリ混買うかなぁ・・・

