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お子号泣 父もらい泣き【#仮面ライダービヨンドジェネレーションズ】

お子が大分特撮を見れるようになって父は嬉しい

 

仕事もプライベートも年末ごったごただったもので

公開諸州に身肉ことはかないませんでしたが

仮面ライダー50周年記念映画

ビヨンド・ジェネレーションズ

お子と一緒に見に行ってきました

 

kamenrider-winter.com

 

思った以上に楽しめました

特にお子の反応がよく、つれてきた甲斐があった

 

脚本は著名な舞台脚本家でニチアサでもキュウレンジャーのメインライターも勤めた毛利亘宏さん

 

 

冬映画は前年と今年のライダーの設定が入り交じることが多いですが

今作は完全にリバイスをベースにセイバー勢はリバイスたちのフォローに回っている感じ

 

まぁ敵役をデッドマンズから拝借しているだけで

リバイスもある意味で脇役で、主役は今作限定の50周年記念ライダー

仮面ライダーセンチュリーなんでしょう

 

 

今回の敵はリバイスが戦うデッドマンズが復活をもくろむギフと同格のディアブロ

ディアブロの復活により悪魔に支配された未来を変えるため50年後の未来から精神のみやってきたのが本作オリジナルキャラの百瀬 龍之介

現代に来た龍之介は体を持たないため、自分の息子である秀夫の体を借りて、というとちょっと違うんだけど、ノリとしては仮面ライダーWに近い奴ですね

1つの体に2つの精神が入ることで、唯一ディアブロを打倒できる仮面ライダー

仮面ライダーセンチュリーに変身することができる

しかし、秀夫は龍之介に複雑な感情を抱いており、仮面ライダーセンチュリーへの変身を拒むのだった

 

もうちょっといろいろと、特に敵側に事情があったりもするのだけれども

すでに私も書いていてよくわからんくなっているのであらすじはこの程度で

 

まずもって、なぜ未来から息子に会いに過去に飛ぶのかが全然理解できないところから始まるんですよね、本作

 

ストーリーが進んでいくうちに、龍之介がショッカーの科学者だということがわかり、

あ、これは何らかの事情で現代よりも過去から50年後の未来にとんだな、ということが何となくわかってくるんですが

わざとなんでしょうけれどもそこがなかなかつかみづらい

 

ただ、そこさへ乗り切ってしまえば、あとは割とシンプルで

ほかのバイスタンプと同様、ディアブロもディアブロスタンプを押印した人がおり

それがまさに龍之介で

その龍之介が、その精神がなじむ血縁者の体を借りることで、50年後の未来でディアブロ打倒のために作られた仮面ライダーセンチュリーになれると

 

で、龍之介が未来に転移してしまったことそのものが、息子である秀夫との確執の原因となっていて、百瀬親子を演じた古田新太さんと中尾明慶さんの熱演もあり、シンプルながら熱い展開になっていました。

仮面ライダー50周年というメモリアルイヤーをうまく活用して

50年前のショッカー

50年後の未来

100年の因縁に決着をつける、仮面ライダーセンチュリー

 

いい構図ですよね

90分と短い中でかなりそぎ落とされている感じもありますが

まさに今年しかできないいい脚本だったなと思います

 

仮面ライダーセンチュリーを見てわかるように

50年という重みを親子というテーマでも表していて

仮面ライダー1号を藤岡弘さんの息子さんが演じられていたのも印象的ですよね

 

で、お子がここにがっつり刺さってしまったらしく

クライマックスのシーンで大号泣していました

本来映画の音だけが流れるはずのシアターの中に響き渡るお子の泣き声、そして嗚咽

 

ほかのお客さんにはちょっと迷惑だったかなと思いつつ

ここまで刺さってくれたのであれば、連れて行ってよかったなと

 

父としても代えがたい経験をさせていただきました

 

 

 

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