今週3本も映画見ちゃった。こんなに映画にどっぷりとつかったのは久しぶりですね。
正直エブエブははまるかどうか半信半疑
シン・仮面ライダーはまぁガッツリはまるかは微妙
と思っていたので
個人的な真打はこの
シャザム ~神々の怒り~
だったのです
個人的に前作シャザムはDCEUの中でもいまだにNo1に好きな映画で
アメコミ映画という枠でも全然上位に来る超傑作と思っているんです
屈折した境遇を持つひねくれた主人公が
ひょんなことからスーパーパワーを手に入れ
調子に乗ったり、間違えたりしながら
暖かい周りの環境に支えられ
一人のヒーローとして確立する
超絶テンプレなベースを、ものすごーく丁寧に組み立てて
最後にサプライズを一つまみしたつくり
こう語るともう一回見たくなるな
そんな名作の第2作目なのでまぁ注目せざるを得ない
正直前作が傑作すぎるので超えられるのか?
越えられないとしてもどこまで迫れるのか?
というのは気になるところではあるのだけど、
噂を聞く感じでは軽いノリは相変わらず、ということでそこは一安心
実際見に行って、
「うん、うん、前作ほどの衝撃はないけどこんなに正統派な続編は久しぶりだな」
と思っていたところにとんでもないサプライズを突っ込まれてものすっごい感情を揺さぶられました
噂ではワーナーがセルフネタバレしたとか聞くので、最近の予告すら見ない姿勢は間違っていなんだろうな・・・という暗たんな気持ちはちょっとある
ストーリーは
ウィザードから与えられたShazamの力
それは、神々からウィザードが奪った力だった
Shazamは力を奪った神々の名前の頭文字
そのうちの一人Atrasの3人の娘は
前作のラストで現実世界に打ち捨てられた杖を手に入れる
彼女らの目的は、シャザムから力を奪い返し、
荒廃した神々の世界を、これもまたウィザードに奪われた果実によって復活させることだった
たぶんこんな感じ
ウィザードが奪った力によって激おこな神様のとばっちりをシャザムが受ける
だけで十分かもしれない
今回に関しては前回以上に、敵の目的が何かはあまり重要ではなく
その中での主人公ビリー・パットソンたちの成長、家族の成熟がテーマになっている
あくまで家族の物語だ
というのが前作の正統的な続編たらしめており、さらにそれをちゃんと発展させていっているところに好感が持てます
また、対する敵も3姉妹家族
真実血でつながった神様家族と、血はつながっていなくとも絆でつながった里親家族の対決でもあるわけで
こういうところやっぱりうまいなと正直思う
今回は特に、ビリーのバディであるフレディがフィーチャーされており
ある意味ではビリー以上に主役、主人公だった
彼の男気がピンチに風穴を開け、
その男気に感化されたビリーがラストの感動的なシークエンスにつなげていく
この男気のバトンにまずぐっと来たわけですが
ラストよラスト
ラストシークエンスで、やたらネタふりしてくるけど逆にここで消費するならもう終わりか・・・・と思っていたネタが
満を持してテーマソングを引っ提げてぶっこんで来た時の衝撃
そう来たか!と
観客のだれもが求めていた神展開でもうテンションぶち上げ
もうBGM聞きながら心が震えちゃって
こんなことで泣いちゃうのかーと思いながらぽたぽた涙してしまった
正直今週見た3本で唯一泣いた
シン・仮面ライダーは期待値を越えなかったと感想記事で書いたけど
今回はラストバトルまでずーっと期待値通りの楽しさを提供してくれて
ラストで
どん!
と期待値のハードルを突っ切ってきましたねw
月末は刀剣乱舞もあるし、この後もガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだったりスパイダーバースだったり
今やっているのでもフェイブルマンズもあるし、ちょっとなーと思っていた「私のしあわせな結婚」の実写化も案外評判よさそうで気になるのとでもう1回見る余裕はないんだけど
シャザム役のザッカリー・リーバイの声超好きだから字幕で見たんだけど
豪華な吹替でももう一回見たいお気持ちです
てかHPに掲載されているだけでもビビるレベルで豪華だな・・・
宮野真守スパイダーバースでピーターパーカーやってシャザムまでやってるのか・・・